表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
続拳脚彷徨星  作者: 東武瑛
2/7

鄭と言う若者

翌朝、三人は隣街に向かった。

荒野を日中走り隣街に着いた。

「ここだ」

鄭がそう言った場所は賭博場だった。

三人で中に入ると女がいた。

「ちっ、またやられたか」客の1人が嘆く。

その時、大声で叫ぶ者がいた。

「いかさまだ」その声を聞いて客が騒ぎ始めた。

屈強な男達が出てきた。

「人聞きの悪い事を言うな」男達は言い、叫んだ男を取り囲んだ。

「待ちなさい」女が言った。

「イカサマと言うなら、もう一度勝負してみましょう」

「よし」男が言った。 

女と男の勝負が始まった。

皆が注目して見ている。

「ウム」勝負は女が勝った。

「さあ、どうする」男達が言った。

勝負に負けた男は拳脚を振るい暴れ出した。

「よし行くぞ」李は仲間に言われた。しかし、躊躇していた。乱闘の中、李は言った。「今の勝負はおかしかった」一同の視線が李に注がれた。

「何がおかしい」女が言った。

「金を払うから見逃せてやれ」李は言った。

「ふん」と鼻で笑い、女は金を受け取った。それを見届け李達は表に出た。

男は李に駆け寄り「ありがとうございました」と言った。

「別に感謝する事は無い。おかしいから言っただけです」と李は言った。

「どちらにお住まいですか?」と男が尋ねる。

李は「旅をしているので宿に泊まります」と答えた。

「私は陳と言います。是非ともウチに来て下さい」と言った。「李行けよ」鄭達も勧めたため李は陳のウチに行く事になった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ