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お互いの気持ち

家に居たくなくて、早く出ただけあって、誰ともすれ違うことなく学校に辿り着く。

よかった。

私は、胸を撫で下ろした。

「詩織!」

背後から、大きな声で呼ばれる。

振り返ることなく門を潜る。

潜ってしまえば、彼は入れない。

「詩織…」

彼は、息を切らせながら私の肩を掴む。

「離して!」

私は、その手を振り払う。

どうしていいのかわからない。

ただ、今は顔も見たくない。

「詩織、ごめん。オレ、マジに凹んでる。謝っても許してもらえると思ってない」

「私は、護にこと信じてたのに…。こんな裏切りなんて、酷いよ」

私は、それだけ告げて、教室に逃げ込んだ。


何で、こうなっちゃったんだろう。

私は、護の事、信じていなかったんだろうか…。

信じてたから、悔しいんだ。

「おはよう、詩織。昨日の件、許可取ってきたよ」

教室の自分の席で、突っ伏していたら、忍ちゃんと里沙が声を掛けてきた。

私は、顔もあげず。

「おはよう。ありがとう」

そう言うだけで、精一杯だった。

「詩織ちゃん、どうしたの?元気ないね」

忍ちゃんが、心配そうに声を掛けてくれる。

「そう、何でもないよ」

「本当に…?何かあったら、相談にのるよ」

今の忍ちゃんに言っても、わかってもらえないだろうなぁ。

ましてや、あんな事をこんな所で話せるわけない。

「ありがとう」

私は、顔をあげて、笑顔でお礼を言った。



ホームルームが終わり、一時間目から体育だったので着替えに行く。

着替えてる途中で。

「あれ、今日はいつものしてないんだね」

私の横で着替えていた里沙が聞いてきた。

目ざといな。

「…うん。忘れてきた」

わざと置いてきた何て言えない。

「もしかして、玉城先輩と何かあった?学校来るのも早かったし、昨日の電話も落ち込んでたみたいだけど…」

鋭い指摘で…。

「ちょっとね。ここじゃあ話せない」

「そっか…。それじゃあ、忍ちゃんには相談しにくいよね」

里沙が、あえて小声で言う。

「ごめんね。後で、聞いて欲しい…」

私も、小声で伝えた。


昼放課。

私と里沙はお弁当をもって、屋上に来た。

お弁当を食べ終えて、本題にはいる。

「実は、昨日ね。本当は、里沙達が家に来る前に護に誘われて、試合に行ったんだ。…けど、見る前に御姉様達に追いやられて、見ずに帰ってきたところに電話がかかってきたんだよね」

私は、あえて明るく言う。

「そうだったんだ」

「でね。里沙達が帰った後に家事に勤しんで、夕飯の支度までしてたのに…。何の連絡も無しに午前さまされた挙げ句…、お持ち帰りしてくるんだもん」

無理に笑顔を作る。

「詩織、無理しなくていいよ。あたしの前で、そんな悲しい顔しないで…」

里沙が、私を抱き寄せた。

「詩織。何で、そんなに我慢してるの?」

優しく言う。

「私が、我慢すれば、周りが傷つかなくてすむでしょ。だから…」

私の言葉に。

「そんな事言っちゃダメ。詩織が、元気ないとあたしも落ち込むんだからね」

笑顔で言う里沙。

「でもね…。私、どうしたら良いか…わからないんだ…。あんな事があった後に…直ぐに許せるはずもなく…。だからって、ずっとこのままでは居られない…。今日、出て来る前に手紙書いてきた…。そして、指輪も…今の私には、必要ないから…一緒に…」

感情が押し寄せてきて、涙が溢れてくる。

もう、どうにかなっちゃいそうだよ。

「詩織は、戸惑ってるんだね。玉城先輩の事信じてるから、その戸惑いが態度に出ちゃうんだね」

里沙の言葉に余計に涙ぐむ。

「私、自分が…情けない…。この気持ちを…何処に持っていけば…いいのか…わからない…」

「詩織…。詩織は、優しすぎるんだよ。自分の気持ちをちゃんと先輩にぶつけなきゃ。何の為に一緒に居るの?遠慮ばかりしてちゃダメだよ」

って、里沙が背中を擦りながら言ってくれる。

でも…。

「詩織。逃げちゃダメだよ。ちゃんと前を向いてね。それから、今日の生徒会は出なくていいからね。授業が終わったら、帰りなさい。わかった」

「…でも…」

私が言い淀んでいると。

「あっ、もう。そんな不安げな顔で出られても、こっちが困るでしょうが…。それに、佐久間君の事もあるから、余計に心配になるんだよ」

里沙なりの心遣いだ。

「わかった…」

私は、それしか言えなかった。


放課後。

私は、里沙に言われた通りに帰ることにした。

でも、素直に家に帰る事が出来ず、実家に行くことにした。

「ただいま」

私は、玄関を開けて中に入る。

「お帰り…。って、詩織どうしたんだ。元気ないじゃん」

隆弥兄が、心配そうに言う。

「何でもないよ」

「何でもないって顔してない。ゆっくり話を聞いてやりたいんだが、これからバイトが入ってるからなぁ。悪いな」

「いいよ。気を付けてね」

「あぁ、ありがとう」

隆弥兄が、私に髪をグチャグチャにして出て行った。

「詩織、どうしたの?」

お母さんが、リビングから出てくる。

「うん…。家に帰りたくなくて…」

私が言うと。

「そう。ほら、そんなところに居ないで、上がりなさい。服、着替えておいで、それから話を聞いてあげるから」

お母さんは、優しい笑顔で私を迎え入れてくれた。

私は、自分の部屋に入って着替えると、リビングに行く。

そして、ソファーに座るとお母さんが紅茶を持ってきた。

「…で、今日はどうしたの?どうせ、護君絡みなんでしょ?」

何で、わかるんだろ。

「何でわかるの?って顔をしてる」

お母さんが嬉そうに言う。

「私の娘だもの。わかるわよ。それに、何時も大事に身につけてるものがないでしょ」

よく見てるな。

「ほら、話してみなさい」

私は、昨日の事を話した。

「そっか…。詩織は、優しすぎるんだね。そこが、あなたの良いところだけど、もう少し、自分を出していいんだよ。それに、護君がいつもの時間になっても帰ってこなかったら、電話してもいいんだよ、あなたにはその権利がある」

お母さんが、私の頭を優しく撫でてくれる。

「男の人ってね。付き合いとか、色々あって大変かもしれない。でも、あなたの電話やメールで繰り上げることが出来るのも確かなの。逃げる口実が出来るからね。今度、帰りが遅かったりしたら、試してみるといいよ。直ぐに帰ってきてくれるからね」

お母さんが笑いながら言う。

そうなのかぁ…。

「大切な人が待ってるだけで、早く帰って来るんだからね」

「それって、迷惑じゃないの?」

「ほら、そこが優しすぎるの。一緒に居たいなら、もう少し我が儘言ってもいいんだよ。それは、詩織の特権だから…」

お母さんが真顔で言う。

「そうやって、直ぐに自分が迷惑じゃないかって思うことが、男にとっては、嬉しい事なんだって」

私は、足手まといになってるんだと思ってた。

違うのかなぁ。

「度が過ぎるとダメだけど、詩織のは我慢し過ぎ。かえって、護君の方が不安なんじゃないのかなぁ」

そうかな。

「今日は、泊まってここから学校へ行けばいいわ。その代わり、明日はちゃんと家に帰って、護君と話し合うこと」

「はーい」

「言い返事だね」

お母さんと二人で笑いあった。


夕食をお母さんと二人で済ませて、ソファーで寛いでいた。

「詩織。お風呂入っちゃいなさい」

「はーい」

私は自分の部屋に行き、着替えを持ってお風呂場に行く。

湯船に浸かってると、玄関でチャイムが鳴ってる。

お母さんが、対応してる声が聞こえる。

「ちょっと…護君…」

お母さんの困った声が聞こえてきた。

何?

って、思った時だった。

お風呂場の戸が開いた。

エッ…。

私は、慌ててタオルで隠そうとしたけど、間に合わなかった。

護が、浴槽の横で膝をついたかと思ったら、頭を抱き寄せられた。

護の心臓の音が聞こえる。

トクン…トクン…。

早鐘みたいだ。

「詩織。昨日はごめんな。お前、夕飯も食べずに待っててくれたんだな。オレ、そんな事気にせずにいた」

護の声が、切な気に聞こえてくる。

「何時も、当たり前だと思ってたから…。こんなに辛い思いさせて、本当に悪かった。オレ、考え無しだった」

「ちょっと…。離して…」

「やだ。オレ、ちゃんと反省してるから、絶対もうしないって誓うから…。だから、オレと一緒に帰ろう。じゃないと離さない」

このまま浸かってたら、逆上せちゃうよ…。

「お願いだから、一緒に帰って欲しい。そして、話し合おう」

護の腕に力が籠る。

「詩織の想いも、ぶつけて欲しい。受け止めるから…。だから…、オレと帰ろ」

護の苦しげな声。

「う…うん…。わかったから…だから…離し…」

朦朧とする中で、私は頷いた。

そして、護の腕に中で意識がなくなった。


気が付いたら、リビングのソファーに寝かされていた。

エッと…。

「気が付いた?」

お母さんが、私の顔を覗き込んできた。

あれ…私…。

「取り合えず、起きられる?」

「うん」

私は、ゆっくりと起き上がって、ソファーに座る。

「頭とか、くらくらしてない?」

「大丈夫。…って、私、服着てる…」

私が不思議に思ってると。

「詩織がのぼせて、気を失った時、直ぐに護君が湯船からあげて、体を拭いて服まで着せてから、ここまで運んでくれたんだよ。その代わり、護君の服がベトベトになって、今、優基の部屋に行って服を着替えにいってる」

あっそうか。

突然、護が入って来て、抱きすくめられてそのままのぼせちゃったんだ。

私は、まだボーッとしてる頭で考えてた。

「詩織、大丈夫か…」

護が、心配そうに言う。

「うん…。ゴメンね」

「よかった…」

心底ほっとしたみたいだ。

「もう少し休んでから、帰るぞ」

「……うん…」

私は、軽く頷いた。

「それから、これ…」

護が、私の左の薬指に指輪を嵌める。

「この指輪は、詩織のものだから、手放したらダメだろ」

優しく言う護。

「はい」

私は、素直に頷く。

「詩織、水分補給しておきなさい」

お母さんが、コップに水を容れて持ってきた。

私は、それを受け取って口付ける。

「詩織。隆弥が帰って来る前に護君と帰りなさいね」

催促するお母さん。

「何で?」

私の問いに。

「隆弥、護君に文句言うと思うからね。詩織の悲しい顔を見てるから…」

お母さんが答えた。

エッ…。

「護君が、詩織を泣かせた事知ったら隆弥、護君に何するかわからないから…。何せ、隆弥は詩織が一番の子だからね…」

お母さんが苦笑する。

「もうすぐ帰ってくるから、ほら早く…」

って、お母さんが急かす。

「でも、鞄…」

私が言いかけて。

「オレが、取ってくる」

護が、私に部屋まで取りに行く。

私は、ソファーから立ち上がる。

少しぐらついたけど、大した事ない。

私は、足を一歩踏む出したら、大きく傾いた。

「わぁ…」

倒れるかと思った瞬間、目を閉じた。

衝撃が伝わらない。

あれ?

痛くない…。

私が目をゆっくりと開けると、護の腕の中だった。

「危ないなぁ。無理するなよ」

「エヘヘ…」

「エヘヘ、じゃないだろうが」

護が、呆れたように言う。

「今日は、おぶされてけ」

って、護が私に背を向けて、しゃがみ込む。

「え…。でも…」

私が戸惑ってると。

「今更恥ずかしがってどうするのよ。未来の旦那様なんだから、ここは甘えておきなさい」

お母さんが、呆れてた。

私は、護の背中に体を預けた。

護は、私が背中に乗ったのを確認すると立ち上がる。

私の鞄と靴の入った袋を持つと、玄関に向かう。

「迷惑掛けて、すみませんでした」

護が、お母さんに謝ってる。

「前にも言ったけど、迷惑なんて思ってないからね。護君も色々と我慢してるんでしょ。ちゃんと話し合ってね」

お母さんが、優しい笑顔で言う。

「お休みなさい」

「お休み。気を付けてね」

お母さんが、手を振って送ってくれた。


帰り道。

「護。重たいでしょ、下ろしてくれていいよ」

私が言うと。

「大丈夫だよ、これぐらい」

優しい声で言う。

「でも…」

「詩織。オレって、そんなに頼りならないか?」

寂しそうな声で言う。

「そんな事ないよ」

「じゃあ、何でそんな風に言うんだ」

一瞬、躊躇したけど。

「迷惑じゃないかって…」

私は、素直に告げる。

「ハァ…。迷惑なんて思ってない。むしろ、甘えてくれた方が、オレは安心する」

護の声が、背中を伝って胸に響く。

お母さんが言ってた通りだ。

私、逆に不安にさせてたのかなぁ…。

「護。ごねんね、ありがとう」

私は、護の広い背中に呟いた。


家に着くと護は、そのまま部屋まで運んでくれた。

「今日は、一緒に寝ようか」

私は、護の言葉に頷く。

「ちょっと待ってろ」

そう言って、部屋を出ていく護。

どうしたんだろう?

「お待たせ」

暫くしてお盆に何か載せて持ってきた。

「カモミールティーだよ」

護が、私に手渡してれる。

私は、それを両手で受け取り。

「ありがとう」

一言だけ言う。

「熱いから、気を付けて飲めよ」

護が、笑顔で言う。

私が、それをフーフーと息を吹き掛けて啜る。

「温かい」

私が言うと。

「お前、可愛すぎ…」

護が、私の頭を撫でる。

「昨日は、ごめんなさい。試合を見ずに帰ってしまって…」

私は、気持ちが落ち着いたところで、そう言った。

「本当だよ。せっかく詩織にユニフォーム姿を見せれると思ったら、居ないんだもんな。後から聞いたら、用事が出来て帰ったんだって」

「その時点では、用なんてなかった…」

私は、カップに視線を落とす。

「じゃあ、何で…」

「ごめん。私、あの場所じゃ、場違いだったんだよ。だから…」

言葉を濁しながら言う。

「まさか…。先輩達が、何かしたのか?」

心配そうな声。

「そうじゃないよ。私が逃げ出しただけだから…」

私の言葉に。

「本当の事を言って。じゃないと、詩織を守る事出来ない」

護の真面目な声に私は、俯いたまま。

「実は、護が行ってしまった後に、御姉様方に嫌がらせされて、その場に居られなくなってしまって…。本当は、試合見たかったんだよ。応援したかった。けど…」

「オレの方こそゴメン。やっぱり、隆弥さんに相談した方がいいのかもな」

護が言う。

何で、隆弥兄?

「隆弥さん、生徒に顔が利くからな。詩織が、隆弥さんの妹だって知ったら、皆引いていくんだがな…」

そうなんだ。

隆弥兄、どんだけ最強?

「だけど、それはしたくないってのもオレの本音だしな」

護が、葛藤しだした。

「でも、昨日はオレも悪かった。ごめんな。電話しておけばよかったな。そしたらこんな事にならなかったんだよな。オレ、詩織はオレが居なくても大丈夫なんじゃないかって、不安になってたんだ」

護が、私の横に座り私の頭を自分の胸に抱き寄せた。

「私こそゴメンね。護の事、頼りにしてるよ。けど、迷惑掛けてるんじゃないかって、そっちの方が気になっちゃって…」

私は、護の顔を見る。

「さっきも言ったが、迷惑だなんて思ってない。その方がオレは、嬉しい」

護の胸から、言葉が響いてくる。

「昨日の二人は、サークルの先輩で、あの二人にお酒を飲まされて、あんなに酔って、本当にゴメン」

「本当だよ。私、あの二人に目の敵にされてるみたいで…。妹扱いのままだし…それに、早々と護の部屋に入って行くし…。不安で不安で仕方なかったんだよ。護には、御姉様方の方がいいのかなって…」

私は、そう言いながら、涙が込み上げてきた。

今、泣いちゃダメ。

私は、自分に言い聞かせながら心で言う。

「それは、オレのせいだよな。ゴメン。まさか、あの二人がオレの部屋に泊まってるなんて思ってもなくて、起きたら両隣に先輩が寝てるから、ビックリして、何がなんだかわからなくて…。でも、詩織の事を考えて飛び起きて、部屋に行ったら案の定居なくて、しかも指輪まで置いてあるし…。焦った」

護の焦りが伝わってくる。

「だから、オレ。先輩二人を叩き起こして、家から追い出して、お前を追いかけた」

「…でも、私はその時、何がなんだかわからなくて、自分がいけない事をしたんだって…。涙を我慢してばかりで、胸のモヤモヤが消えてくれなくて…」

「ごめんな。一人で、色々と悩ませて…」

護が、私の頭を優しく撫でる。

私は、首を横に振る。

「私、里沙に相談にのってもらって、少しは落ち着いたんだけど、やっぱり無理だった。家に帰りたくなくて…。実家に帰って、お母さんに話したら、二人とも同じ事を言って、アドバイスをくれたんだ」

「同じアドバイス?」

「二人とも、護に甘えなさいって、言ってた。それは、私の特権だって事も…。それから、護に全部ぶちまけてしまいなさいとも言われた」

はにかみながら言う。

「そっか…。なぁ、仲直りしよう」

そう言って、私の唇にそれを重ねる。

「詩織。このまま、たべていい?」

甘く、掠れた声で聞いてくる。

私は、ゆっくりと頷く。

と同時に護に唇が、色んな箇所に降り注がれていく。

その度に、熱がこもっていく。

「詩織…、愛してる…」

護の優しい声音で、囁かれる。

「護…、私も愛してる…」

私は、護に自分の身体を委ねた。


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