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狂 恐  作者: 藍咲 由那
6/7

オワリ

数日後、俺は由梨に呼び出された。

やっぱり少女も冷酷と言っても女の子なわけだし。。。

悪いことをした。


「この間は悪いことをした」


「別にいい。それより。。」


少女は俺に歩みよると。。


「すまん」


頭を下げて謝ってきた。

わけが分からず混乱する俺に少女は全てを話してくれた。


「そもそも私はNPCなんか持っていないし、コピーもしていない。ただ君の精神を狂わせて遊んでいただけだ。。。申し訳ない」


「。。。へ?」


「すまん」


そう言うと少女はもう一度頭を下げた。


「え。。俺の血は。。?」


「それは極度の不安感によって出る症状。本当にすまんかった」


「。。。はぁ。。。よかった。。。」


安心すると同時に、鉛のように重い眠気が襲い、俺は実験室の床に倒れ込んだ。




おだやかな春の光が二人を照らしていた。

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