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DAY14 小6とかに仲良かった人


自分の住んでいる県では、自転車のヘルメット着用が努力義務なんです。

しかし、努力義務程度では、学校でヘルメットして自転車に乗っている人がほとんどいないんです。

でも、自分はヘルメット付けてるから凄い恥ずかしいよねって話。


と言うわけで、その事を少し話します。


授業終わって帰る時、駐輪場に人が沢山いるじゃないですか。

そこで自分だけヘルメットはやっぱり恥ずかしいんです。

だから体感10分〜20分その辺を徘徊して人がいなくなってから帰ってます。

徘徊中に何人もすれ違うのでその度にメンタルを削ってて、本当にキツい。

でも、毎回ヘルメットだったらそう言う人かってなりそうだから、それまで耐えようとは思ってます。


それで、このDAYで何を書きたいかって言うと、その徘徊中に小6とかの時に仲良かったはると君に話しかけられて一緒に帰る事になった話です。どうぞ。



そう、それは徘徊中の事だった。


「おう! あきら!」

「おう」

はると君が話しかけて来ました。

結構久しぶりに話すなぁ、、


「今日、誰かと帰る?」

「いや、1人よ」

悲しいけど、帰る人がいないんだよね。本当は帰りたいのにね。


「じゃあ、一緒に帰ろ!」

「良いよ」

「いや、良いよじゃ駄目やな、」


ん?何?駄目って、、

もうパニックですよ。アドリブとかマジで苦手、、


、、、あ、どっちの意味にも取れるみたいな、?


「え、帰ります。」 これか?

「あ、! 帰ろう」 これか?


「そうそう、良いよだとどっちの意味にも取れるからな」

「なるほど」


と話していたら駐輪場に着きました。

意外と人は居なかった。


お互い少し離れた場所に自転車を停めてるのでそれぞれ準備します。


カゴにカバン入れて、、鍵開けて、、

よし、出来た。


はると君は、、携帯見てますね、、

多分準備出来たから見てると思うんですが、、、

一旦はると君の所行こうかな、、

いや、でもあれか、、


はい、本日2パニック目に突入しました。

どうしようどうしよう、、となり、無意識にほぼボックスステップを踏んでました。


すると、はると君がこっちを向きました。

とりあえず、伝家の宝刀の頷き繰り返しをていたら自転車をとめる奴を外し自転車を押し始めました。

自分もヘルメットを被り、自転車を押します。


ヘルメット恥ずかしいなぁ、、

話せる距離まで近づいたら、ヘルメットの事話そうかな、、

「ちゃんとね、安全は重要だから」みたいな事を、、


さぁ、一歩ずつ近づいていきます。


そして、遂に話せる距離辺りまで来ました。


いやぁ、、ガチで話そうかな、、、


結果、結構迷った末に話しかけづらくて話せず、、

悔しいです。

赤の他人よりは慣れてるのでいけると思ったんですけどね、、


学校の敷地内は自転車を押して進まないといけないので、押しながら校門まで行く。


「いや〜、やっと学校終わった〜」

「そうだな〜、やっと終わった」

「マジで爽快感すごいわ〜」

「あ〜、マジでな、スッキリ〜」


たったの2ターンですが、自分の会話術の全てがここに詰まってます。

自分で解説するのも恥ずかしいですが、皆様も良くない例を知ってそう言うタイプの人に話しかける時の参考にしたり、自分もちょっとこう言う所あるかもだから気をつけようとか思ったりしてもらう為にやります。


手法の説明の前に前提条件ですが、頭が結構真っ白であんまり物事が考えられない状態です。


では、まず手法1つ目。

おうむ返しですね。1ターンの手法です。

これしか言う事が思いつかないんですよね。


次、手法2つ目。

相槌です。これが自分のメインアタッカーの役割を担っています。

自分の脳内では、自分の事を無限相槌マシーンの異名がつけられています。


最後、3つ目。

全く面白くないボケですね。もはやどこかも分からないぐらいです。

完全にリラックスして、ようやく多少マシか?くらいになります。

例で言うと、DAY1の天使が来た時の脳内の感じですかね。


これが自分の会話術の全てです。本当に少ない、、

接客業の人本当に尊敬しまくりです。

もっと増やせる様に1人で自主練頑張ります。



少し話しが脱線して制御が効かなくなり、タワマンにぶつかり死者まででる大きい事故になりましが、元の話に戻りましょう。


え〜っと、、、確か、2人がそのまま学校をでたんでしたっけ、、?


「今日は近道教えてあげるわ」

「マジで? やったー」

「こっち」

「おぉ〜、こんな所あったんだ」

「普段おんなじ道でしか帰らないから知らなかったわ」

「そうなんだ」

「うん」


はい、え〜、もう会話が終わりました。

すぐ会話が途切れるんですよね。

でも、途切れても不思議と気まずさが無いんです。

これは、多分妖怪のせいでしょう。



知らない道を覚えようと頑張りながら自転車を走らせて行く


それからも全然続かない会話を繰り返してたらだんだん話す頻度が落ちてきました。



そして、途中特筆すべき事は1つしか無く、気づけば終盤に差し掛かります。


その終盤、遂に特筆すべきことが起きた。


「あきらって会話苦手よな」


っ!!来たか、、!

今まで会った全ての人に思われていたであろう言葉。

しかし、それを言うのは違うか。と、今まで言われて来なかった言葉が!


「まぁまぁまぁ、そうだな」

自分は、何故か高揚している。


「なんか、もっと質問とかした方がいいと思う」

「例えば、最近何してる? とか」

「あぁ〜、なるほどね」

「最近何してる?」


早速教えて貰った事を実践してみました。


でも、正直質問とか全然聞く事思いつかないし、聞いても上手い反応とか出来る自信が無いし、、

じゃあ、お前は? とか聞かれた時はすぐつまるし、そもそも自分の声も聞きたく無いだろうし、、

練習すればとかそう言うレベルじゃ無いよね、、もうね、、、練習する人が居ないもんね


「最近は、ゲームかな」

「あぁ〜」


「、、、そこで何のゲームって聞かないと!」

「あ、本当だ、!」


普通に忘れてた、、

やっぱり、難しいな、、


「何のゲームしてるの?」

「 本当にあるゲームは言えないから、、じゃあ、じゃんけんとかかな」

「へ〜」


小説だと分かりにくいですが、アドバイスに対し相槌を打って、すぐにアドバイスを使う事で、今日の初笑いを勝ち取ることに成功。

その為、一旦この話が流れると言うアクションが発生し、何とかこの場を乗り切る事が出来た。



そのまま少し話しやすい様な雰囲気になり、少し話して、なんとか帰宅しました。


今日も天使がおかえりって言ってくれて嬉しいです。



それにしても、会話って難しいよな〜、、

自分は、基本的に「自分の事を知られるのは恥」って考え方だからな、、

これを治していかないといけなさそうか、、

後、もっと頭が回ればもっと会話が出来そうなんだけど、、

やっぱり、身構えてしまうのかな、、


ちょっと、これから質問する事も意識しながら頑張って初対面の人と最低限くらいは会話出来るようになりたいと思う。


これからの、良き会話ライフを作る為に、丁度良い質問の量や、テンポを掴んで行くぜ☆

マジで未来の自分! 頑張ってくれよな!


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