16話
16話
俺は桜の店を手伝いながら、桃子の帰りを待つ。
客の居ない時は、桜の体を●●●●して遊んでいた。
「くくくっ……」
「あぁ……」
桜で遊んでいると部屋に連れ込んで●●●したくなるが、今日は我慢だ。
夕方になると学校から桃子が帰ってきた。
「ただいまー。」
「おかえりー。」
「おかえりなさい……」
桃子が帰ってきたが、何かキョロキョロして探しているようだ。
俺は桃子に尋ねる。
「どうしたの?何か探しているの?」
「あっ、ううん。なんでもないの。」
桃子は誤魔化すように俺に言う。
いつもは人に姿は見えないが桃子の側にいたクマっぴが居ない。
おそらくクマっぴを探しているのだろう。
敵である俺には、クマっぴが見えていたが。
「桃子、後で店を手伝ってちょうだい。」
桜は桃子に手伝いを頼む。
まあ、俺の指示なのだが……
「うん、わかった。」
桃子が手伝うために自分の部屋に戻り、着替えに行った。
それと入れ替わるように後輩が店に来た。
「ちーす、情報を持ってきたっす。」
丁度、後輩が店にやってきた。
俺は、USBを受け取ると、後輩に桜を渡す。
「準備万端だから、すぐ●●●出来るぞ。」
「うほっ、ありがとっす。」
後輩が桜を連れて店を出る。
車で来ていた後輩は、桜を車に乗せると●●●●●まで我慢できなかったようで、車を停めていた場所でさっそく始めたようだ。
車が不自然に揺れ動いていた。
ケンカしている。【建前】
「おいおい、やるにしても近くすぎるだろ……まあ、いいか。」
さて、俺の方も準備するとしよう。
桃子をいただくために。
俺は桃子と倉庫で在庫整理をする。
店は準備中にしておいた。
俺は脚立に乗って高いところから荷物を降ろしている。
桃子は脚立を押さえていた。
なにかハプニングが起きそうなシチュエーション。
邪魔するものは居ない。
「うおっ、ととと……うわっ。」
俺はワザと脚立の上で盛大にバランスを崩す。
そして桃子の上に覆いかぶさるように倒れ込む。
「きゃっ!!」
桃子が小さな悲鳴をあげる。
地面に倒れる桃子に四つん這いになる俺。
ここがチャンスとばかりに俺は桃子に言う。
「桃子ちゃん、君が好きだ!!」
「えっ⁉」
俺の告白。
まあ、●●●したいだけの建前の嘘なのだが……
こういう事に慣れていない桃子は、混乱している。
ここで一気に攻める。
俺は桃子にディープキスをする。
「ううっ!」
桃子は抵抗できていない。
俺が桃子の唇を堪能していると、桃子の力が抜けていった。
そうなったら、もう俺の思うままだった。
桃子の●●●を弄び、桃子の初めてを奪った。
ファーストキスです。【建前】
中学生の初めては、最高の味わいだった。
キスの味です。【建前】
続く