表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
110/169

110 すだちのこと

 こんにちは。


 うちのインコ(コザクラインコ)は甘えん坊です。

 前にも書いたので、読んだ方もいらっしゃると思いますが、三羽いたうち頂点に君臨していたきゃべつが他界した後、インコは寂しくて死んでしまう生き物なので、私に情が移るように、私がつがいにの相手になれるように、仕向けた結果でもあります。


 残っているうち、女の子のぱいんは一人遊びが出来る子である程度放置することができますが、もう一羽の男の子のすだちは、一人遊びが出来ないので放鳥中はべったりです。


 彼は自家製の子。

 うちにいたペアのりんごとみかんの子供です。

 (ぱいんはペットショップで売れ残っていた子を……たぶんお客さんの手などで怖い思いをしたのか、凶暴で誰も購入しなかったと思われる子を連れて帰りました)


 彼は私の手のベッドで寝るのが日課です。

 私も寝転ばないといけないのです。

 途中、ンコ(はいべn……)をするというので、出してもいいプレイマットの上に手を伸ばして気張らせてあげたり、喉が渇いたというと起き上がって、お水を飲ませてあげたりします。

 (私の手の中では絶対にンコをしません)

 

 まー、眠いのなんの。

 手のひらでホカホカフカフカの毛玉が寝ているのです。……時々私を観察しながら。

 でも寝たら怒られます。見ていないと抜き打ちの目を開いた時に、文句を言われたり爪を剥がそうとしてきます(はがれないですが)


 そんな甘えん坊のすだちは、一週間に一度、日曜日はドライイチジクを食べることを楽しみにしているのです。


 太るから普段はそんな糖質のかたまりは与えないのですが、きゃべつが亡くなった後、ごはんを食べないから痩せこけてしまって。そうでなくても高齢なので、あまり食べないようになっていくのです。

 なので苦肉の策で週に一度だけ。


 ドライイチジクといっても、小粒の白イチジクを二羽で一個半。

 食べ残し……というか、ほとんど食べ残しになります。というのも、種の部分しか食べないから。

 

 種を粟のように一粒ずつ食べるのです。

 でも、それが大変。


 ずっと私が持っていないと食べられないから。

 ドライフルーツなので粘度があり、嘴だけで食べるのは至難の業。

 しかも、ずっと開いて持っていないと中身が食べられないのです。


 これを一時間……。


 稀に、味変をしに普通の小鳥の餌系を食べに行くのですが、味変をしたら戻ってきます(笑)

 その時はイチジクをそこら中に付けられたら困るので、赤ちゃんの食事の時のように、嘴を拭いてから行ってもらいます。

 途中、飲み物も所望してきます。

 全てツーカー(笑)

 インコは大抵の場合、根気強くないというかせわしなく動く生き物ですが、すだちはとても集中力がありほぼ一時間食べ続けるのです。


 こんなことを書くのも、友達に介護か赤ちゃんみたいな関係と言われて、その通り!と思ったから。

 本当にそれです。

 

 そして、放鳥は大体一時間~一時間半ですが、残り時間は布団になれと要求。

 もちろん、下僕なので言われたことはすべて叶えます。

 しかも褒めちぎったりマッサージしながら(笑)


 でも、これがあとどれくらい続けることができるのか。

 考えたくないですが、どうしても避けては通れない寿命の問題。

 たぶん2004年生まれなので、もうお爺ちゃんなのです。ずっと末っ子の様にかわいがってきましたが。(自家製最後の子なので)

 もう17歳。

 かなり高齢です。お父さんのりんごも長寿だったので、引き継いでいるのでしょう。


 一日一日を、濃く、大切に、噛みしめて行こうと思っています。

 それでもこの冬がとてつもなく怖いですが。

 

 どうして別れる事が自分の命も無くしてしまいそうなほど辛いのに、小さな命に触れてしまうんでしょうね。

 あんなに小さいのに、何よりも大きな存在。


 一日でも一瞬でも長く、この幸せが続きますように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ