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ログインしたミフネは現在自分の店の中にいる。
先日北のフィールドで大量に素材を取ってきたので今日で作業場と生活スペースを完成させるつもりだ。設計図はすでに読み込んであるのでメニューから自分の持っているアイテムを選び自動制作押した。押した瞬間に制作が終わるのでミフネはできたばかりの作業場に向かった。床と壁はすべて石材で出来ておりそこに木の机と椅子、調薬の道具を作った。素材が余ったのでついでに錬金の釜も作った。これで漸くポーション制作ができるようになった。次に生活スペースだが装飾は特にしていない。植物を置こうかとも思ったが持っていなかったのでやめた。生活スペースは1階の奥と2階部分だ。1階はリビングとダイニング、そして大きいテーブルが一台と椅子が10個。あと風呂とトイレ。2階は寝るだけなのだが広すぎるのでベッドを10個置いた。生活スペースは素材をすべて自分で取ってきて作ったので銀貨30枚で作ることができた。
部屋の確認が終わったのでミフネは早速作業場に入った。作業場が広すぎるのは嫌だったので店の半分程の広さしかない。まず、販売する用のポーションを生産するために道具と素材を用意した。取りあえず500本分は普通に作りそれからは魔力を混ぜて作ろうと思う。一応ポーション屋として土地を買ったので形としては店を開かないとギルドに何を言われるかわからない。
ポーション(HP) ☆6
完璧なポーション
味はおいしくはないが回復量は多い。
HP500回復
フミールに教わったタイミグで500本のポーションを作ったので次に自分のオリジナルの素材を混ぜて作ってみることにした。
フルーツポーション(HP) ☆4
果実を混ぜ込んで作られたポーション
甘くて美味しいが回復量が低い・
HP200回復
前回作った時は果実の量が少なかったので今度は薬草の倍の量を入れてみると味は濃くなったが今度は回復量が下がってしまった。だがこれでも私のHPならほぼ回復するので十分使える。
フルーツポーション(HP) ☆6
果実の汁を混ぜて作られたポーション
少し酸っぱいが回復力は多い。
HP530回復
水を入れずに代わりに果実の果汁でポーションを作ってみた。果実でもHPは少し回復するのだがその分がポーションに上乗せされていた。やはり少しは水を入れないとダメなようだ。
???の神薬(HP) ☆10
???が制作した神薬。
甘くて美味しい
HP3000回復
フルーツポーション(HP) ☆6に私の魔力を注いで作ったポーションだ。少しMPを注ぎ込みすぎたがいい物ができた。これならフルーツポーションの回復量が低いという問題を解決できる。だがこれは売れないな。現在お金がないので☆6ポーションを匿名で委託販売して稼ごうかと思っていたんだが流石にこれを売ると問題になりそうだな。
フルーツポーション(HP) ☆5
果実の香りがするポーション
少し薄いが美味しい。
HP300回復
丁度いいポーションが完成した。これならあまり問題ないだろう。
フルーツポーション(MP) ☆5
果実の香りがするポーション
MP150回復
こちらも問題なさそうだな。これを100本ずつ作り委託販売に出すことにしよう。そうと決まれば生産開始だ。
黙々とポーションを作っていると気づけば外が暗くなってきていた。
「今日のところはこの辺りにしておくか」
何本作ったのかアイテム欄を開き確認した。
・ポーション(HP500) ☆6x500
・フルーツポーション(HP200) ☆4x50
・フルーツポーション(HP530) ☆6x50
・フルーツポーション(HP300) ☆5x300
・フルーツポーション(MP150) ☆5x450
・???の神薬(HP3000) ☆10x10
・???の神薬(MP1500) ☆10x100
・力のポーション(力40) ☆4x50
・力のポーション(力50) ☆4x50
・守護のポーション(防30) ☆4x50
・守護のポーション(防50) ☆4x50
・攻守のポーション(力防30) ☆4x30
・攻守のポーション(力防40) ☆4x10
合計1700本のポーションを作っていた。予定より多く作ってしまったがまあいいだろう。使用した道具を洗って元の位置に戻した。作業部屋から出て店のカウンターの椅子に座り店に並べる用のポーションを選んだ。今回はフルーツ系ポーションと力、守護を並べた。値段はフルーツ系が1つ銀貨1枚で力、守護は1つ銀貨5枚だ。力と守護は素材が北のモンスターの素材を使っているためこの値段だ。
ミフネは棚にポーションを並べ終えてやることがなくなったので設置したお風呂に入ることにした。この世界の風呂は基本的に気分を楽しむものであり効果は特にない。ミフネが脱衣所に入り置いてある鏡を見てとあることに気付く。
「私の体今女だ....」
このゲームは一応自分の家の室内かお風呂の中でのみ裸になることができるのだがよく考えるとかなりまずい状態だ。自分の家のお風呂なので布を巻いてはいればいいのだがそんなものは持っていない。流石に今の体で裸になってお風呂に入る勇気はない。仕方ないので今日はお風呂に入るのは諦めて後日布を用意してから入ることにしてベッドに入りログアウトした。
会議室でミフネとアリンは第一回目のイベントを決めていた。
《場所は二ノ街という事でいいですか》
「難易度は普通が1~難しいが20~過酷が35~50だな」
《本当にそれでいいのですか?50までだとミフネ様は楽しめないのでは?》
「そんなことは無い。50付近の素材はかなり使えるからな」
《調薬に使えるような素材はあまり無かった気がしますが》
「私は調薬以外に錬金もやるつもりだからな。そのための素材集めに丁度いい」
《作るのはいいですがあまり委託に流さないでくださいよ》
「善処しよう」
今回開かれるイベントは特別ダンジョンだ。期間は現実の時間で1週間ありダンジョンは全30階層である。10層毎にボスの階層が存在しボスを討伐することで次の階に行くことができる。ダンジョンは1~6人のPTで難易度を選択しダンジョンに入場する。ダンジョン内で他のプレイヤーと出会うことは無い。ボスモンスター以外は一定時間で復活するので自分達に合った階層でLv上げすることもできる。ボスはダンジョンから出ることで復活する。ダンジョンモンスターはフィールドのモンスターより経験値が3倍程多い。
「来週の木曜日からイベント開始だ。とりあえず今週の木曜日に公式サイトに書いておいてくれ」
《わかりました。では次ですが....》




