セントエルモ蔵書局極秘資料
人魔戦争と十英雄についての設定。
本編に関わるからちゃんと見てね!
『人魔戦争』
約千百年前に起きた戦い、百年前に決着した。
千年戦争とも呼ばれており、その当時五百億以上いたと言われる人類のうち四百億が死滅、戦争全体での死者の数は千億人以上とも言われており、魔族にいたっては種自体がほぼ絶滅している。
神によって仕組まれた戦争であるが、なぜこんな戦争を仕掛けたのかは不明。
世界統制機構はこの戦争で疲弊した人類を纏めるための組織で、人魔戦争の最終決戦において人類に勝利をもたらしたと言われる『大英雄』クロード=アルフォードを筆頭とした『十英雄』のうち、オオトリ=ショウとゼラ=ファンタジアの手によってつくられたものであり、今現在も各国と連携をとって人魔戦争の爪痕を処理している。
『十英雄』
人魔戦争で人類に勝利をもたらしたと言われる十名のことで、知らないものはいない。
『大英雄』クロード=アルフォードを筆頭として『黒い風』オオトリ=ショウ。『幻想の魔法使い』ゼラ=ファンタジア。『界力の創造者』カルノ=ウボス。『喰らうもの』ファング=ソウル。『爆炎の勇者』フレア=オベリスク。『人形の王』ライブ=ア=ライブ。『復讐者』オディオ=バッドネス。『龍喰らい』クリス=コール。『大妖怪』シカリの十名がメンバーである。
現在、生存が確認されている者はカルノ=ウボスとファング=ソウル、そしてクリス=コールの三名のみで他は行方不明か死亡である。
十英雄は難産だった…。
ちなみに次の回はミカドちゃんがこの資料を読んだ後から始まります。
あと十英雄の強さは単刀直入にいうとひとりひとりが地球を『消滅』させれます。正直お前らどこのロボットゲームのラスボスだよといいたくなるぐらい強いですね。
ミカドちゃんはたとえそのゲームのラスボス全員と戦っても勝てるがな…。