表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/46

調教師への道その1

昨日ふとみたら、ブックマークしてくださっている方がいると知りとても励みになりました。

皆様、読んでくださりありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。


ただ、気になるのは他作者様と比べて1話1話の内容が少なすぎることに気づきました・・・。

そのことを踏まえて第2章に入る時に第1章の文章は2話を1話にまとめていくつもりです。(一応第2章の原稿はストック中です。)

そのことをご了承ください。

【職業斡旋所】についた2人。

中では、同じくチュートリアルクエストを受けるためにプレイヤーで溢れ返っていた。

2人も早速、クエストを受けるために受付に向かう。


「すみません、クエストを受けたいんですが。」


「はい、それでは書類の方を提出してください。」


先ほど受け取った書類を渡すと、確認のために職員NPCは一旦後ろに下がる。

程なくして戻ってきて、


「確認が取れました。

 調教師の部屋は1階の103番の部屋です。

 ここから左にいって突き当たりを右に行ったところにあります。

 この書類を中にいる人にお渡しください。」


ここまでを話すとNPCは次に美紀の呼び出しを行う。


「それじゃ理沙、クエストは別だからまた後でね。」


それだけ言って美紀は受付に向かう。

正直言って、一緒に付いてきて欲しかったが、任せっぱなしは失礼だと思えた。

それに、


「チュートリアルクエストってことは初の調教モンスターが貰えるんだよね!?

 どの子にしようかな~・・・。」


βテストの情報を思い出し、期待を膨らませていて美紀がいない不安も気にならなかった。


103番の部屋は直ぐに見つかった。

受付NPCから持らった書類を確認し、中に入る。


「失礼します!」


中を見渡すが、誰もいないように見える。

部屋の中には1匹の猫が見える。

毛並みは白く、長毛種なのであろう。

見るからにフワフワしていて、思わず触りたい衝動に駆られる。

目は青色であり、目元にはまるで眼鏡を掛けているかのような模様があった。

しかし、おかしな所を挙げれば、その猫は椅子に座りこちらを見ていた。

まるで、その部屋の主であるかのように。


「調教師志望の子?それならまず書類を渡してもらえるかな?」


最初は、どこから聞こえているのかわからなかった。

いや、気づいていたが認めたくなかったというのが正しいのだろうか。

声の主はその猫なのであったから・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ