自己紹介を受けました。
まず1人目のキャラを出せました。
他にも2・3人出す予定です。
店の前に立つと、プラカードがぶら下げられているので読むことにする。
【準備中 御用の方はノックをお願いします】
(ノックでわかるんだろうか?)
疑問に思うが、書いてある通りにノックしてみる。
すると、ノックの音がピンポーンと変換されていた。
因みにこれは、音を変更することができる魔道具で音を変えているだけである。
だが、今の理沙がそれを知っているわけが無い。
驚き、固まってしまう。
ノックをしてからすぐに、店の中でドタバタと音がするぐらいに走り回っているのが分かる。
やがてドアがガチャリと開き、中から人が出てくる。
「はい。どちら様ですか?」
そういいながら、こちらを眺める女性。
金髪でゆるふわロング、緑色の服を着て、頭の上には天使のような輪っかが見える。
レアな種族である、天使の外見で間違いないだろう。
「えっと、アルバイトの募集を見たんですが。」
といいながら、クロを抱き上げクロの存在をアピールしておく。
そのことに気づいた女性は、少し驚いた顔をしながら、
「わ~。アルバイト情報出したの昨日なのにもう集まるなんて。
しかも調教師!この子も可愛いし!
大丈夫だよね?ドッキリじゃないよね?」
最後の方は、1人確認するかのように呟いている。
「それじゃ、中に入ってね。
まずは、お店の話とかしなくちゃいけないし。」
そういって促してくる。
店の中に入ると、女性はちょっと待っててねと言い、奥に入っていく。
店の中は、テーブルと椅子が置いてあり、その近くには子猫や子犬が寛いでいる様子が見える。
我先に突入して、撫で回したい・・・。
だが、ここで焦って恐怖を植えつけては意味が無い。
落ち着くんだ。冷静になれ。
そう言い聞かせ、深呼吸をする。
漸く落ち着いてきた時、クロがこちらに視線を向けてくる。
ふん、と鼻息を出しながらこちらを見ている様はまるで呆れているようだなと感じてしまう。
クロにそういった反応をされてショックを受けていると、奥から女性がお菓子と飲み物を持ってきた。
「それじゃ、話をするけどいいかしら?
その子は膝に抱えててね。」
「まずは自己紹介ね。私はリエルというの。
この店のオーナーでβ組みよ。
実際にはこの店の経営者の1人って所だけど。」
「えっと、リーザです。
こっちはパートナーのクロです。
友達と一緒にやれる時間が取れないときに働けないかなと思ってきました。」
と正直に答える。
「友達か~。できればその子にもここで働いて欲しいところだけど。
まぁ時間があるときに来てくれればいいわ。
因みに、ギルド【もふもふ組み】の参加もいつでも歓迎よ。」
そういって微笑むリエルさん。
ギルドとは、確か最大100名までが入ることができる、グループのことを指しているはず。
作成には、100万Gがかかると言われていて、現状β組みしか作れないはずである。
リエルさんの説明によると【もふもふ組み】は生産者が主で、戦闘組みを支援する形のギルドとのこと。
その説明を受け、支援を受けられることにも興味を持つが何より、名前の響きがいい。
【もふもふ組み】・・・。これは是非入りたいが、
「友達と相談してからでいいですか?
一緒にやってるんで私だけじゃ決められないので・・・。」
美紀のことを考え、一旦断っておく。
「冗談よ。まぁそれでも入りたいと考えたら来なさいな。」
そこでリエルさんが話を区切り、店のことなんだけどと話を始める。
これから働く際の注意を話すそうだ。
どんな内容なのだろうとわくわくする理沙であった。




