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ゲームの相談

タイトルと一部文章の変更を行いました。

職業を決定し、他にも情報がないかと思った理沙はHPをずっと見て回っていた。

その中で気になったのはスキルのことである。

どんなに理沙がゲームに疎くてもスキルと言えば重要な要素の一つであると察することができた。しかし、重要だとはわかっていても何が必要なのかと言われると何もわからない。

ここも明日友達に聴いてみようと考え、本日は寝ることにした。



翌日

早速友達に電話を掛け、FOGのことについて話し合うこととする。


「あっ美紀?今からFOGのことで話したいんだけどいいかな?」


「やっと決めた?で、結局どうすんの?」


「やるよ!絶っっ対にやる!」


「ちょっ落ち着いてよ。一体何があったわけ?」


「職業の調教師ってあるじゃん!?あれになれば動物とも触れ合えるじゃん!?」


「あぁ成程ね~、理沙って動物アレルギーで触れ合うことできないもんね。」


やっと理解ができたと友達である本田ほんだ 美紀みきが納得する。


「んじゃ家おいでよ。VRMMOのディスプレイとか渡さないといけないからさ」


「オッケー。今から行くね!」


その言葉と共に通話が切れ、美紀は


「ん~でもテイマーってお勧めできないんだよな~・・・」


と一人呟いた。もっとも本人には一応言うつもりではあるが言っても聞かないだろう。ここはVRMMOの先輩としてフォローしてあげようと一人決心した。



30分後には美紀の家につくことができた。

あれから走ったせいで息は乱れているが問題ない。むしろ早くFOGの話がしたい。

インターホンを押すとポーンと鳴る。

そして扉が開き


「はやいねぇ、まぁ上がってよ。」


と美紀が出迎えてくれる。

理沙はどんな話が聞けるだろうかとわくわくしながら美紀の部屋に入っていった。


「さてと、何か聞きたいことある?VRMMOは他のもやってるからある程度は答えられるけど。」


部屋に着くなり美紀から飛んできた質問。


「スキルについて必要なのってある?」


「スキルか~。

 まず武器を何にするか、PVPするのかってところで話は変わっちゃうけど。」


「武器は調教師が使える奴でいいかな。

 PVPっていうとプレイヤー同士が戦う奴だよね?だったら基本はしないかな。」


「調教師が使えるのは確か、弓か鞭か短剣だっけ?その3つを教えればいいか。

 PVPはそうだね。基本ってことはイベントとかは参加するってこと?」


「イベントでもモフモフな子が絡まない限りはやらないよ!」


自信満々に言い切る理沙。

そして美紀の方も理沙の性格には慣れているのだろう。


「あんたらしいね。お勧めスキルぐらいは教えるけど最終的には理沙が決めなよ。」


といいつつPCを起動し、公式HPを開く。

スキル講座は夕方まで続き、ますます期待を膨らませる理沙であった。

2月7日

2話を1話にまとめました。

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