花に月
宰相の姫として生まれた瑜樹はロマンティストで本が大好き。けれども、いずれ己が太子のもとに政略結婚をする日が来ることは受け入れていた。ある日、瑜樹のもとに父から護衛として梓瑛という大将軍の息子を紹介される。気難しい彼との日々に気疲れする瑜樹であったが、ある夜、満月の下で踊る梓瑛を見て…。
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