[漫才] 選挙演説
ツ 「将来政治家になりたいと思うねんな」
ボ「いいやん」
ツ「でも街頭演説とかするやん、あんなん無理やわ」
ボ「ほな、俺が教えたるわ、高校3年間ずっと街頭演説の練習してたから」
ツ「怖いな、なにをしてんねん」
ボ 「お前は支持者やっといて、俺が演説するから」
ツ 「はいはい」
漫才コントに。ボケは演説のような話し方と身振り。ツッコミは聴衆。
ボ 「みなさん!次の選挙、必ず私たちは勝たなくてはなりません!」
ツ 「お、いいやん」
ボ 「政権与党が、あのいまいましい大悪党になってから日本は崩壊した」
ツ 「大悪党!?党の名前が悪党?誰が投票すんねん」
ボ 「奴らは街頭演説をダンプカーの上で行なっています!」
ツ 「どこでやっとんねん」
ボ 「そして反対派のアンチをダンプカーで踏みつぶしているのです!」
ツ 「やりすぎやろ!」
ボ 「こんなふざけた党が国を支配してていいのですか!?」
ツ 「ほんまやほんまや!」
ボ「奴らはこの5年間で消費税を75%にした!」
ツ 「75パー!?」
ボ 「そして九州を中国に渡してしまった」
ツ「おいおいおいおい!」
ボ「だからこそ、今回の選挙で我々、大健党大健党が必ず勝たなくてはいけないのです!」
ツ 「負けるやん最後、いい勝負して負けるやん」
ボ 「たしかに現状、国民の多くは大悪党を支持しています」
ツ 「国民どうなってんねん!ダンプカーで踏みつぶして、消費税75にして、九州を中国にあげてんやぞ」
ボ 「しかし、我々大健党も負けてはいません!」
ツ「おぉ!」
ボ 「我々は環境問題に取り組みます。特に二酸化炭素の削減に努めます!人間は二酸化炭素をたくさん排出しています!自動車のガス、呼吸ですら二酸化炭素を排出しています!私たちが政権与党になった場合、日本国民の呼吸を一切禁止します!」
ツ 「死ぬ!国民全員死ぬわ」
ボ「それだけではありません!我々は昨年、国民の税金30億を不正に利用し、ラスベガスでパーにしました」
ツ 「なにしてんねん!」
ボ 「我々も負けてはいないのです!」
ツ「どこで大健闘してんねん」
ボ「大悪党と我々、どちらが正しい政治をしているかは明白なはずです!」
ツ「どっちも間違えとんねん、まともな政党ないんか!」
別の候補者が現れて演説。ボケはここから太田役。
ボ 「みなさん、日本を立て直さん会、太田です!」
ツ 「今度はなんや」
ボ 「我々、日本を立て直さん会は消費税を10%に引き下げ、九州を取り戻すことを約束します!」
ツ 「おぉ!」
ボ 「さらに少子化対策として若者を支援していきます!」
ツ 「日本を立て直さん会、めちゃくちゃ良いやん」
ボケがヤジ役に。この際、客席側を背に拳を突き上げながらヤジ。
ボ 「(ヤジ)なにを言ってるんだー!政治を舐めるなー!綺麗事ー!」
ツ 「どこでヤジ飛んでんねん、唯一まともやったやろ」
ボケは体を客席側に向き直し、太田の演説に戻る。
ボ 「私たちは卑劣なヤジには負けません!」
ツ 「負けたらあかん!」
ボ「皆さんの力が今こそ必要です!何卒、清き一票を大悪党に入れてください!」
ツ 「大悪党に入れたらあかんねん」