異世界チーレム無双
『世の中にはライトノベルと呼ばれる小説の分類が存在している。ライトノベルにも様々な分野があり、青春ラブコメ系であったり、異能バトル系など数々の作品が出版されている。そのなかでも一番と言って良い程の人気を誇るのが異世界に転生してチート能力で無双してハーレムパーティーをつくりあげる、略して異世界チーレム無双である。では、なぜこの異世界チーレム無双が爆発的人気を誇っているのだろうか。それは、ライトノベルを読んでるのはオタクばっかりだからである。オタクは現実では全く上手くいってないから異世界で成功して女の子とキャッキャウフフしたいのだ。しかし現実ではあり得ないことなので異世界チーレム無双系の主人公に感情移入することで快楽を得ているのだ。最後に、オタク諸君に一言言おう、現実を見ろ。』
「なんですかこれ」
あーあ、これ怒ってるよな~。どうしよう、まぁ適当に返しとくか。
「主張作文です。」
「うん、知ってる。でもなんでこんなもの出したんだ?。ラノベってなんだ?」
「これが僕の主張ですし。ていうか先生いまラノベって略しましたよね?ラノベが何か知ってますよね?」
「え、言ったかな?気のせいじゃない?アハハハハ···」
「はぁ···」
「ま、まぁそれはいい。だがこんなもの出せると思ってんのか小谷?」
今考えてみたらそういえばこれコンテストかなんかにだすのか、出せねぇな。
「出せませんね」
「まだ期日までに時間あるから書き直し」
まだ時間があるとはいってももう明日までだ書き直しは何としても避けたい
「あれ、先生キレイになりましたね!惚れちゃいますよ♪··」
「おだてても書き直しは書き直しだぞ。」
ですよね~、そうだと思った。
「はい、失礼しました」
あ~あ最悪だ今日は寝れないな。