森の魔女
森の民
森の女
…千年も前からその森で生活してきた女性たちの事。白い髪に四色の瞳を持ち、何百年と姿が変わらない。
精霊をその身に宿し、良く効く薬を作っては、森の外の人々に与えてきた。
女達は、みな血縁関係はない。
孤児や俗世を捨てた女性達が、森の外へ出ないという誓いを基に、森の精霊を受け入れる事で森の民となってきた。
かつては森の外には決して出なかったが、時代によっては、精霊と契約はせず、森のすぐそばで普通の人間として生きる森の民も現れた。
その者は、森の民候補を外で育て、薬を外へと渡す窓口になり、逆に外の物を森へと届ける役目を負うようになった。
300年前、森周辺を治めたある国が、森の民に服従を迫ったが、彼女らは頭を垂れる事はなく、互いに不干渉の盟約を結んで、事なきをえた。
それから、新たな国王は、戴冠の時森を訪れるという習俗ができた。
盟約は100年前一度破られたが、精霊の力の前に王国は破れ、森の民に膝をつく事となった。
特徴
・平均身体年齢が16歳。稀に例外もいる。
・白い髪。右目は、青色と黄色。左目は、緑色と赤色。
・精霊と契約すると不老になり、姿が変わらなくなる。
・森の民独自の文字がある。識字率は100%。
森の民になる儀式
1.森の聖域に行く。(泉)
2.泉に入って、「外の世界を捨て、森を受け入れる」事を誓う。
3.誓いが森に受け入れられると、精霊が見えるようになる。
4.精霊と契約する。
5.集落に行き、長に名前を告げて終了。
もし、何か外の世界に未練があると、森が誓いを受け入れない。その場合は未練を果たしてくるか、森の中には入らず、外で森の民の揺り籠の役目につく。
精霊
水精霊、ウンディーネ、人魚みたいな姿
能力、主に水関連。
土精霊、ノーム、フワフワの綿毛みたいな姿
能力、森を歩く際の案内
風精霊、シルフ、手が翼で足は鳥の足になった子供の姿
能力、結界と手紙運び
火精霊、サラマンダー、蜥蜴の姿
能力、灯りや薬作り