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第1章 ④
彼の名は
羽根 耀平
という。
無気力に呟き「Weg」へとログインして1時間ほど経ち午前4時となった。
羽根は17歳にしてプロ並みの実力をもつアマチュアプログラマーだ。
だが羽根はパソコンに関してあまり好きという訳ではなくただ才能があるだけでプログラマーをしていた・・・・。
そして、羽根はこの「Weg」にいいイメージを持っていなかった。
「この世界は衰退してしまった・・・・。
外の空気を今の人間は知らない・・・・。
古錆びた東京のビル街・・・・。
綺麗すぎる「Weg」のビル街・・・・。
ただプログラミングされて光を放つネオン・・・・。
今の地球ではありえないほどの森の数・・・・。
なんど傷つこうと痛みを感じることは無いこの体・・・・。
この「Weg」すべての世界が本物に似ただけで偽物なんだ・・・・。」
彼は無気力に呟く・・・・。




