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第10話 市來茉莉(茉莉恵)さん『瀬戸内レモン』

 小説を書き始めたきっかけ、ってきっと誰にでもあると思うんですけど。

 私が大人になってから小説書くのを再開させたきっかけって、「大人向け現代恋愛もの」で自分の読みたい物語を書きたくなったから、だったんですよね。

 影響を受けたネット小説の作者さんの名前を上げるとすれば、市來茉莉(茉莉恵)さんの名前が上がります。

 特に10年前くらいに繰り返し読んだ『ワイルドで行こう』という物語のイメージが残っていて、そんな物語が書きたいな、と何年経っても思うんですよね。

 実は、私が書いた『ライムグリーン』シリーズ(ほとんど今は公開してませんけど)の蓼原先生というKawasaki(ライムグリーンのNinja)乗りの医師は、滝田さん(『ワイルドで行こう』の登場人物)の影響受けまくりです。←市來茉莉(茉莉恵)さんのファンに怒られそうだな……。


 さて、語ってきた通り、今回の作者さんはこちら。

 

 市來茉莉(茉莉恵)さん

 『瀬戸内レモン』が一次選考に残っています。

 

 ……タイトル見た瞬間に、え?! となった読者さんもいるんじゃないでしょうか。

 実は以前の私のアカウントをお気に入り登録していた方の中で、市來茉莉(茉莉恵)さんをお気に入り登録していた方多数。

 私の作品が影響を受けてたので、読者層が重なってたのかもしれません。私の名前より遥かにお気に入り登録されてますけどね。商業作家さんですしね。

 当然、知り合いなんかじゃありません。交流したこともありません。


 ……えーっと、どうせもう突撃しないし、最後にダメもとで突撃しちゃおう! とやってしまいました。

 ……えーっと、じゃあ○○さんにも破れかぶれで突撃して! というリクエストはやめて下さい。

 突撃した作者さんからしかリクエストは受け付けてないですし、知り合いじゃない作者さんへのリクエストも受け付けてないです。

 知らない人の紹介で知らない人が突撃してくるって、不審者感マシマシですからね!


 そして、流石と言いますか、長年色んなコンテストに参加されている作者さんならではの考察です。

 では、市來茉莉(茉莉恵)さんの考える『一次選考に残った理由』、どうぞ。


***

《どうして一次選考通過に残れたのか》自己的考察


今回のネット小説大賞でどうして『瀬戸内レモン』が一次通過できたのか。

これは、ひとことで言うと、『今回のコンテストの内容に合っていた』に限るかと思います。

もちろん他に様々な要素もあるかと思いますが、一次通過というのはどのコンテストも『主催出版社のレーベルに合っている』のひとつの扉を開けられただけのことだと思っています。

ですが『この内容で大丈夫』と確信して応募しているわけではないので、応募により出版社やレーベルとマッチングするかどうかだと考えています。



このように感じるに至るには、以下の経緯があります。

長くなりますが、ご参考になれば幸いです。


『瀬戸内レモン』は2013年初出の作品です。

当初はムーンライトノベルズで連載していた『重い恋愛小説』で好きなだけだらだら書いたため『40万文字』もありました。

この形で一度、2014年のアルファポリス恋愛小説大賞で大賞候補になったことがあります。


その後の2017年、カクヨム×角川文庫『働く人小説大賞』に応募しようと思い立ち、当時キャラ文芸で出始めていた『ご当地&お仕事小説』として改稿をします。

この時に応募規定の『16万文字』になるように、登場人物を数人削る、大量のエピソードを破棄、『(恋愛もまあまあある)お仕事小説』として大々的にリライト改稿をしました。このコンテストではお仕事小説として応募、最終選考まで残っています。


2018年、一迅社・メゾン文庫キャラ文芸大賞に応募。この時は一次選考も通過せず落選しています。(かわりに、同時に応募していた他作品がお仕事小説として銀賞受賞)


以上の結果から。恋愛小説であってもお仕事小説であっても、一度は選考を通過している結果があります。もちろん一次も通過しなかった実績もあり。

応募したコンテストによって結果が異なります。なので『その時の募集レーベルと応募作品の相性』は大きいと思います。


数回の応募を経て感じたことを数点


・コンテストのテーマに沿っている内容だった

・参加レーベルが書籍化したいと思える設定だった

・文庫本一冊に相当する文字数(10~15万文字)のほうが有利に思える。あるいは超長編であっても文庫本一冊相当の内容で一区切りしている。或いは改稿の余地がある。

(自作品の場合、落選する作品は文字数が17~20万字越えしていることが多い)

・応募数が多いコンテストの場合、タイトルとあらすじ、冒頭の三千文字~一万文字が勝負。そこである程度、先が見える内容にする。(もったいぶらない)(もちろん、これに限らず引き込まれる冒頭の作品もあると思います)


『下読みさんと編集さん(審査員)の目につくこと』。これらがまず第一ではないかと思います。

特にコンテストによって通過したり通過しないという結果があるため、応募するコンテストによって作品が生きる生きないも出てくるのではないかと思います。


様々なレーベル編集部と作品との相性もその時その時だと思うので、複数作品を応募しているとどちらかが通過することも多いです。

今回のネット小説大賞応募での本命は、新作である『花好きカムイ』だったのですが、『もう古い作品だけど』とダメ元で応募した『瀬戸内レモン』が通過したので驚いています。

いままでもそうでしたが、どのように審査の目にとまるかわからないのですから、ダメ元応募もほんと大事……と思っているこのごろです。


今回も一次通過しただけのことで、この作品の力はここまでかもしれないと、毎回落選覚悟で応募しています。

他作品も含め、何度も様々なところに応募してご縁を探している日々です!(WEBコンテスト応募は十年以上やってるので、一緒に頑張りましょう!)

***


 とのこと。


 なるほど、ですね!

 何はともあれ、マッチング。

 それは確かにありますよね。私も出すと一次だけはほぼ確実に通るレーベルがあります。PN違っても通るので、よほど相性いいんだな、と思ってます。残念ながら一次通過しかしませんけど、作風の相性みたいなのはあるでしょう。

 それぞれのレーベルの色みたいなものがあるので、それに合致すれば通過の可能性は高くなるわけです。

 当然、編集者ではないので、予測するしかできない分、数を出してみる、というのはアリなんでしょうね。それにネット小説大賞は色んなレーベルが参加しているので、どこで引っかかるかわかりませんしね。

 もちろん、狙って投入するのもアリですけど。

 私には狙えないので、どうやって狙うのかはよくわかりません(笑)。


 そしてそして、通過するための色んなポイントまで上げて下さってます!!

 既に本を出版している作者さんなので、裏付けがありますよね。


 さて、市來茉莉(茉莉恵)さんの考える理由は、納得できたでしょうか?

 市來茉莉(茉莉恵)さん、ご協力本当にありがとうございました!



【作品タイトル】『瀬戸内レモン』

【作者さん】市來茉莉(茉莉恵)さん

【あらすじ(引用)】

【 珈琲屋×果樹園。城下町とレモンの島、同級生ノスタルジー 】

蜜柑いっぱいの島で、同級生だった。30歳を過ぎ二人はビジネスで島にて再会。

彼は元ヒットメーカーの珈琲屋。彼女は若くして『未亡人』、夫が遺した果樹園の女主人になっていた。


元々良い印象がない二人は、いきなり衝突。でもカフェの企画を通して少し近づく心…。

慣れてきた社会。要領を得ても、仕事も恋も停滞気味な30代、立ち止まる同級生ふたり。

珈琲屋、バリスタ、果樹園生産者。レモンが結ぶ、同級生ノスタルジー。


※同級生ふたりの視点で章分けしていますが、同じ場面を違う視点でもう一度というシーンはなく、異なる視点でも1章~4章まで時系列順に展開しています。


自サイト、他投稿サイトで掲載している【初稿版】を、大幅に改稿しています。

カクヨムにも掲載あり

【URL】https://ncode.syosetu.com/n1497ez/

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