表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/122

017話「戦力強化②」

「狩りをせよ」


いつも通りにスケルトン達にゾンビドック狩りを命じて俺は集まった骨で早速4体のスケルトンファイターを召喚する。


防御特化のスケルトンでも作ってみるか。


先ほどのコボルトによる突進でソルジャー達がガードできなかった訳だしな。


以前、試しに作ったボーンタワーシールドが役に立つ時が来たようだ。


通常のスケルトンを4体召喚した後、ボーン装備一式(最下級)を装備させてボーンタワーシールドを作成して持たせてみた。


≪スケルトンがスケルトンガードナーに進化しました。≫

≪死霊召喚:スケルトンガードナーが増えました≫


【死霊召喚】

 召喚名:スケルトンガードナー

 媒体①:○○の死体×1

 媒体②:犬/小鬼/屍の骨×174.5

 媒体③:犬/小鬼/屍の皮×8

 媒体④:なし

 消費魔力:105

 体力:150/150(+50)

 魔力:0/0

 攻撃力:0

 防御力:57(+8)(+33)

 頭:ボーンヘルム

 体:ボーンアーマー

 腕:ボーンアームガード

 腰:ボーンウェストガード

 足:ボーンロングブーツ

右手:ボーンタワーシールド(タワーシールド固定)

左手:なし

・セットボーナス、5か所(防+10)

・移動速度5%低下


今までの観察からすると、ボーン装備一式(最下級)を付けたスケルトンに何かしらの武器や防具を与えるとそれに合わせた進化するようだ。


恐らく、槍が作れるようになればスケルトンランサーとか作れそうだ。


馬に乗せればライダーと言った所か?


流石に36体分のフル装備スケルトン達を見ると圧巻だな。


かなりの戦闘集団になり始めたようだ。


8体分を一気に作るとガッツリと魔力が持って行かれたな、骨集めも人海戦術でカバーしきれたようだ。


フォーメーションも少し変えるか・・・


ガードナー4枚を前面に押し出して左右をソルジャー達に防御と攻撃、内側にはファイター5体を控えさせ遊撃部隊としてアーチャーと俺は援護攻撃主体としよう。


そうだな、進軍する前に葛篭も大きくするか。

これまでにかなりの素材が集まり小さな葛篭では収集が追い付かなくなっていたしな。


帰りでは手ぶらなスケルトン達に持たせていたわけだしな。


スピア持ちのスケルトンもソルジャーにチェンジしておこう。


早速葛篭の大きい奴も作ってみるか。


【葛篭(中)】

 消費魔力:10

 素材①:葛篭(小)×2


【葛篭(大)】

 消費魔力:20

 素材①:葛篭(中)×3

・移動速度-5%



≪細工師スキル:葛篭(中)が作成可能になりました≫

≪細工師スキル:葛篭(大)が作成可能になりました≫


大きいやつは俺が持ち、荷物持ち用スケルトンには中を背負わせる。


さて、進軍開始だ。


俺等は再びコボルト達の領域へと入る。


キャンキャンッ


ファイター4体とガードナー4体追加は正解だったようだ。


ガードナーによる防御力67は伊達じゃなく、まったくダメージを負わなかった。


コボルトの突進も難なく耐えている。


そしてファイターの単発攻撃5体分となるとコボルトなんか瞬時に沈む。


狩りのスピードがさっきと比べると格段に上がったようだ。


俺の援護攻撃は不要に近い。


コボルトの集団戦闘をしつつ素材を入れる葛篭も一杯になった所で一旦礼拝堂へと戻る。


かなり骨と皮が集まってしまった。


元からあった不思議な横穴に骨と皮を分けて置いているが1つ目の穴が埋まりそうな勢いだった。


再びコボルト達の領域へと向かい狩りを再開する。


コボルト達の行動パターンもある程度読めてきたため戦い方が単調になりつつあった。


何も考えずの突撃、トリッキーな動きをしての中空攻撃、回り込み横合からの奇襲攻撃。


大体がこの3パターンしか使ってこない。時間差で仕掛けてくるため対処が楽だった。


もし、この3パターンを1度にやられたら対処が難しくなってくるのだろう。


更に強行軍をして奥へと進んだ頃に森が突然開き東京ドーム2個分の敷地にやってきた。


ガォオオオオオオオオオオ!!


数百メートル先にコボルトリーダーより3倍大きな体躯を持つコボルトが現れた。


声も今までよりも野太い。


【コボルトジェネラル(Lv10)】


おっと、ジェネラル(将軍)と来たか。


コボルトジェネラルの周りにはコボルトリーダーが5体佇み、さらに取り巻きのコボルトが20体1セットとして総勢106体の集団が構えていた。


こちらはフル装備のスケルトン軍団36体だ。


流石に多勢に無勢と分かる戦力差だった。


コボルトジェネラルの奥には道が続き大きめの門が何とか視覚内に収まっていた。


この集団を倒し門の奥にたどり着けば何かがあるとみていいだろうな。


さしずめコボルトの最大戦力が集中しているエリアなのだろう。


「撤退!」


俺の号令でスケルトン達が元の道へと戻る。


3倍以上の戦力を相手取るのは分が悪かった。


即判断して撤退を選ぶ。


まだ、挑む時期じゃないな。


戻る途中でリポップしたコボルトリーダー率いる集団を蹂躙しながら戻る。


コボルトリーダー率いる集団戦闘なら楽々勝てるがアレには苦戦しそうだった。


現在の人数で戦うには防御壁である程度の乱戦を抑えるとかしないと無理だろうな。


コボルトの領域についてはあそこの奥が終着地点で良いだろう。


という事はゴブリン達の領域も同じようにコブリンジェネラルみたいのが居て、奥へ続く道を守護しているのだろうか?


行ってみないと分からないな・・・行くか。


俺等は途中まで探索していなかったゴブリン達の領域最奥を目指して進軍することにした。


コボルトより格下のコブリンの集団など敵ではなくスケルトン達は突き進んでいく。


素材回収はこの際捨て置くことにした。


ガァアアアアアアアア!


【ゴブリンジェネラル(Lv8)】


強行軍を強いた結果、コボルト達の領域と同じで広い空間に出て奥にはゴブリンリーダーと取り巻き達を従えたゴブリンジェネラルが構えていた。


ゴブリンジェネラルが立ちふさがるように奥へと続く道があり木で出来た門が見えていた。


攻略するには、まずゴブリンが先だろう。


一旦、撤退し拠点へと戻る。

【ステータス】

 名前:ハデス

 種族:スケルトンキング

 レベル:6

 職業①:死霊術師(Lv8)

 職業②:細工師(Lv5)

 体力:495/495(+165)

 魔力:675/675(+225)

 攻撃力:111(+32)(+15)

 防御力:81(+22)(+15)


【装備】

 頭:なし

 体:レザーローブ

 腕:なし

 腰:なし

 足:なし

右手:ボーンスタッフ

右手:なし


【死霊術師スキル(Lv8)MAX.36】

・死霊召喚[スケルトン]

・死霊召喚[スケルトンリーダー]

・死霊召喚[スケルトンソルジャー]

・死霊召喚[スケルトンファイター]

・死霊召喚[スケルトンガードナー]

・死霊召喚[スケルトンアーチャー]

・ダークボール

・ダークアロー


【細工師スキル(Lv5)】

・ボーンダガー

・ボーンスピア

・ボーンショートソード

・ボーンソード

・ボーンロングソード

・骨弓一式(最下級)

・ボーンスタッフ

・ボーンスモールシールド

・ボーンシールド

・ボーンタワーシールド

・ボーン防具一式 (最下級)

・レザーローブ

・革紐

・革紐 (極細)

・葛篭 (小、中、大)

・ボーンピック    (極細)

・骨の裁縫針

・強制接合皮 (小、中、大、極大)

・回し車「車部分」 (大)

・レザークロス (小、中、大、極大)

・ボーンボード (小、中、大)

・ボーンネジ (小、中、大)

・ボーンハイング (小、中、大)

・ボーンボルト (小、中、大)

・ボーンナット (小、中、大)

・ボーンレンチ (小、中、大)

・ボーンスティック (小、中、大)


【種族スキル】

・骨特化


【召喚物一覧(36/36)】

・スケルトンソルジャー×18

・スケルトンファイター× 8

・スケルトンガードナー× 4

・スケルトンアーチャー× 5

・スケルトン×1

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ