表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/122

011話「戦力強化①」

あまり、俺が向こうの種族に話しかけても嫌がられないな・・・


ノリが良くて助かる。


っと、さっそく確認してみるか。


・・・


・・・・・・


見つけづらいけどグループ単位でまとめる方法が確かにあったな。


取りあえずチェック。


かなり見やすくなった。


5体のスケルトンには新たに作り出した防具に剣と盾を用意し装備させた。


細工師のレベルが上がった事で弓も作れるようになり1体は弓用にとってある。


【ボーンボゥ】

 攻撃力:9(+3)

 消費魔力:25

 素材①:犬/小鬼/屍の骨×4

 素材②:○○の皮×4


【ボーンアロー】

 攻撃力:2(+1)

 消費魔力:2

 素材①:犬/小鬼/屍の骨1本


【矢筒】

 消費魔力:10

 素材①:犬/小鬼/屍の骨×8

 素材②:革紐×2

 ・矢を100本入れられる。


個々で作るよりかは楽になるな。


作った弓一式をスケルトンに装備させてみる。


≪スケルトンがスケルトンアーチャーに進化しました≫

≪死霊召喚:スケルトンアーチャーが召喚可能になりました≫


【死霊召喚】

 召喚名:スケルトンアーチャー

 媒体①:○○の死体×1

 媒体②:犬/小鬼/屍のの骨×142.5

 媒体③:犬/小鬼/屍の皮×4

 媒体④:なし

 消費魔力:122

 体力:90/90(+30)

 魔力:0/0

 攻撃力:32(+5)(+12)(+5)

 防御力:45(+3)(+21)(+15)

 頭:ボーンヘルム

 体:ボーンアーマー

 腕:ボーンアームガード 

 腰:ボーンウェストガード

 足:ボーンロングブーツ

右手:ボーンボゥ

左手:ボーンアロー

・セットボーナス、5か所(防+10)

・フルセットボーナス7か所(攻+5、防+5)


今日はかなり新発見が多いな。


武器の種類でスケルトンに役割が割り振られるようだ。


ボーンランスを作り装備させればボーンランサーが出てくると思われる。


数も増え、装備も整えたし本格的にスケルトン達の運用方法を考えるべきだな・・・


まず、ソルジャー達で最前線の防壁を築き、スピア達で援護攻撃し、ファイターでの弱体化モンスターを殲滅。


アーチャーは前線の援護射撃。荷物持ちは基本俺の所で護衛兼荷物持ちでいいか。


さて、今度は何処まで進めるかだな。


21のスケルトンを従えて俺達はゴブリン達の領域へと再出発する。


移動しながらサーチアンドデストロイを繰り返しながらガンガン進んでいく。


攻撃と防御に加え増員された戦力はかなり頼もしい限りだ。


同数でも物ともしない壁役ソルジャー達が殆ど無傷で防衛できている。


援護攻撃のスピア部隊も安心して攻撃を任せる。


何と言ってもファイター単体での殲滅力は良く発揮してくれる。


単騎特攻しても直ぐに壁の中に入って一撃離脱を繰り返してダメージを負わない。


新たに作ったアーチャーも地味にゴブリンの体力を削ってくれる。


矢が無くなっても材料である骨は多少もってきてあるので問題が無い。


数の暴力、充実した装備、連携のとれた戦闘の3つが揃った今ではゴブリンの集合体は有象無象に過ぎなかった。


む!?


かなり奥まで進み景色も変わり始めた頃、ゴブリン達の動きがガラリと変わった。


ゴブリンの奥にひときわ大きなゴブリンがギャーギャー喚いている。


【ゴブリンリーダー(Lv5)】


どうやらゴブリン達の指揮官のようだ。


「アーチャー、狙えるか?」


俺がゴブリンリーダーに弓で狙えるか尋ねてみる。


カカカッ


上顎と下顎をカチカチ鳴らしながら弓をゴブリンリーダーに向けて構えた。


やってみるようだ。


ボーンアローがゴブリンリーダーに向かって弧を描くように飛来する。


カァンッ


飛来したボーンアローがゴブリンリーダーの持つ木の盾に防がれた。


攻撃は出来るが防御されてしまうようだ。


「ダークアロー」


俺も魔法でやってみる。


先ほどと同じ要領で魔法をゴブリンリーダーが防ごうとした。


バキィッ


盾はあっさりと真っ二つになった。


さすがに魔法を防げる盾ではなかったようだ。


「アーチャーは引き続きリーダーを狙え。ソルジャーは防御に専念だ!ファイターは引き続き一撃離脱だ」


俺の命令を聞きスケルトン達の行動が変動していく。


防御しながら攻撃をしていたソルジャー達が防御だけするようになり。


執拗にリーダーだけを狙うアーチャー。


変わらず一撃離脱を繰り返すファイター。


ソルジャー達が攻撃の手を止めて防御だけしかしなくなった為、総与ダメージ量が激減する。


その代り防御に専念することによりゴブリン達の連携攻撃にも隙が出来なくなった。


「ダークボール」


俺もアーチャーと共にリーダーへ魔法を放つ。


矢と魔法を交互に放つことでリーダーの指揮能力が落ちて行ったようだ。


ゴブリン達の動きが単調になり始めていく。


「ソルジャー部隊、攻撃を再開だ」


ガシャッ


防御に徹していたソルジャー達が手に持つソードを振り始める。


急激に変化するソルジャー達にゴブリン達の反応が驚愕に染まっているのが分かる。


押せ押せムードから一転指示がだされなくなり何をしていいのか分からない状態で敵が攻撃に転じてきたのだパニックを起こし始めた。


俺とアーチャーはリーダーへの攻撃は止めない。


「ダークアロー」


グギャァ!


ゴブリンリーダーの体力が俺の一撃で沈んだ。


いよいよ、指揮官のいなくなったコブリン達は有象無象の集団へと変わった。


後の戦いはいつも通り蹂躙で片が付いた。


スケルトン達にはゴブリンを一か所に集めさせるように指示を出し、俺はゴブリンリーダーの死体へと向かい


採取用ナイフを突き刺してみる。


・木片×2

・錆びた剣(攻+2)

・ゴブリンリーダーの乱杭歯


ドロップしたのはリーダーの装備していた剣だった。


一度も剣は使ってなかったが・・・


コブリンリーダーの乱杭歯はゴブリン達が落とすものより一回り程大きいだけだった。


他のゴブリン達からも乱杭歯を葛篭に入れ。


荷物係のスケルトン達には錆びた剣を葛篭に入れる。


「撤退」


新たな敵を発見したので一旦本拠地に戻る。


帰り際にゾンビドックを狩るのは忘れない。


「アーチャーを増やすか・・・」


先ほどの戦闘を見る限り遠距離攻撃の手も必要だと分かった。


逆にスピア部隊の活躍はそれほどなかったといえよう。


スピア部隊の3体と荷物持ちの1体をアーチャーに変更する事に決定した。


これで、遠距離攻撃の手が多くなった。


よりゴブリンリーダーへの攻撃が通りやすくなり先ほどよりも早く指揮系統をバラバラにする事が可能であろう。

【ステータス】

 名前:ハデス

 種族:スケルトンキング

 レベル:4

 職業①:死霊術師(Lv6)

 職業②:細工師(Lv4)

 体力:360/360(+120)

 魔力:480/480(+160)

 攻撃力:84(+23)(+15)

 防御力:63(+16)(+15)


【装備】

 頭:なし

 体:レザーローブ

 腕:なし

 腰:なし

 足:なし

右手:ボーンスタッフ

右手:なし


【死霊術師スキル(Lv6)MAX.21】

・死霊召喚[スケルトン]

・死霊召喚[スケルトンリーダー]

・死霊召喚[スケルトンソルジャー]

・死霊召喚[スケルトンファイター]

・死霊召喚[スケルトンアーチャー]

・ダークボール

・ダークアロー


【細工師スキル(Lv4)】

・ボーンダガー

・ボーンスピア

・ボーンショートソード

・ボーンソード

・ボーンロングソード

・骨弓一式(最下級)

・ボーンスタッフ

・ボーンスモールシールド

・ボーンシールド

・ボーンタワーシールド

・ボーン防具一式 (最下級)

・レザーローブ

・革紐

・革紐 (極細)

・葛篭 (小)

・ボーンピック    (極細)

・骨の裁縫針

・レザークロス (小、中、大、極大)

・ボーンボード (小、中、大)

・ボーンネジ (小)

・ボーンハイング (小)


【種族スキル】

・骨特化


【召喚物一覧(21/21)】

・スケルトンソルジャー×10

・スケルトンファイター× 5

・スケルトンアーチャー× 5

・スケルトン×1

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ