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僕の愛しさは永遠に届かない  作者: 桜 百花
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花火大会に行こう!

2年前、西ノ城学院の校門前の桜の花が皆の入学を祝福しているように見えた日に君と僕は出会った…

君の笑顔に僕は一目惚れをした。

仲良くなれることはあっても愛しあうことは永遠にできないのだろう。

僕と君は「男」なのだから…


「奏ー!何ボーっとしてんの?もう昼休みやし学食行かへん?お腹すいたー。」

一人の男子が僕に話しかける。

彼の名前は江ノ島晴人。

小学生の頃からオペラに出演して歌っていたりする。そして童顔なところがコンプレックスらしい。僕から見たら羨ましいんやけどなあ…。

トロンボーン、エレクトーンができる。

同じ事務所で同じユニットであり、芸能科であり、僕はこの人のことが好きだ。

そして僕は神谷奏。晴人と同じユニットで活動している。

顔が実年齢より老けていて中性的だとよく言われる。

音楽科の福山桜子はいとこだ。顔もそっくりだ。

桜子の友達によく「桜子ちゃん〜。」って話しかけられるくらい。

僕はドラムとパーカッションとキーボードとピアノができる。

僕もお腹すいたし昼飯つくるの忘れてたし学食に行こう。

「おう!俺もお腹すいたー!何食べる?

あと、高野さんも誘おうやー!」

僕は笑顔で答えた。高野さんは1年前に芸能科に転校してきた女の子。

フルネームは髙野美咲

一言で表すと色気ムンムン。

フルートが吹ける

僕と同じユニットだ。

僕たちのユニット名は「ポイズンナイト」である。

メンバーは先ほど言ったとおり僕、神谷奏と江ノ島晴人と高野美咲の3人で活動している。

ライブではめちゃくちゃなことばかりしている。

「えっ…。別に…いいけど…」

晴人の顔がどんどん赤く染まっていく。

まあそんなことは気にしないで髙野さんも誘って3人でご飯を食べた。

僕は学食の和風おろしハンバーグプレートがすごく好きだ。

今は夏なので期間限定でラムネが売ってるのでそれも頼んだ。和風おろしハンバーグプレートにすごくあうんよなー!

「もうそろそろ終業式やねー。夏休み、何かしたいわー。」

晴人が嬉しそうにしゃべる

もうそろそろ終業式。終業式が終われば夏休み。7月は全部offやったりレッスンやし、offの日に花火大会あるから行きたいな。

「…花火大会に行こう!」

僕はすごく大きな声で提案する。

「…え!?」

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