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キミが居たから…

作者: 徠月

これから読んでくれる皆様へ


読んで頂いてありがとうございます

まだまだ未熟者ですがどうぞよろしくお願いします

私は私

キミはキミ

そんなキミを好きになった


私はサアヤ

笑うのが好き、笑わせるのもお手の物だ

そんな私は高校1年

私の通う高校は運動部、文化部共に優秀で全国大会にはどこにでもいるような名門校だ

その名門校、私立未来学園に私は通ってる


「起立、気をつけ、礼」

級長の号令で授業が終わるとみんなは部活動をしに自分の活動場所に行く

この光景はどこの学校とも変わらない

笑顔がそこら中にあって、夕日がその姿を綺麗に照らしてる…

私が一番好きな光景


そんな私は写真部に入ってる

私の好きなもの、好きな瞬間、全てを残しておくためにこの部活に入った。

好きな人はいない

告白されるより相談される方がはるかに多い私…

まぁ、今は恋愛しないでもいいかな?って思える。写真部の活動も忙しいし、充実してるから


そんな中キミが現れた


カナタ、キミが来て私は写真だけじゃなくて私の心も彩りどりでカラフルな世界になったよ



「俺はカナタ。部活はサッカーやってて、前は部長やってました。親の仕事の都合でこれからここでお世話になるんでよろしく」

そんなどこにでもある自己紹介

「ふむふむ。顔はイケメンね。女子から人気の部活にも入ってて、絶好の取材相手じゃん。」

って、来た瞬間から観察を始めてたのが親友のユリ。

「おいおい。転校生相手にガッツくなよー。最近ネタがないからって迷惑かけるのもいい加減にしなね?」

「さあやんこそ新聞部のボランティアであんなことやこんなこと…の写真とってきてくれたじゃん!今さら抜け駆けなんてさせないからね!」

「はいはい。お手伝いはするけど、人に迷惑かけないこと!」


「それじゃーカナタ君はサアヤの横に座ってくれ」

…今なんとおっしゃいましたか?センセイ…


“嘘でしょっ?!私こんな女子から人気の高いヤツの隣嫌だっ!”

「はじめまして、サアヤ?ちゃんよろしく」

「はじめまして…よろしくお願いしまーす…」

「あぁ!さあやんだけずるーいっ!」

“お願いだから静かにしてよユリ~!”


キーンコーンカーンコーン…


やっと放課後のチャイムがなった


これから私の大好きな時間だ、

誰にも邪魔されず大好きな写真がとれる


゛今日はグラウンドにでも行くかな゛

そー思ってグラウンドにでたら、カナタ、キミが走ってた

ボールを追いかけて、先輩にも負けないぐらいの凄いプレーしてて、思わず写真撮っちゃったよ

その時かな…私が恋に落ちたのは


*******次の日*********

「おはよー!」ユリの元気な声が聞こえてくる

「おっはよ!」私もユリに挨拶して教室に向かう

カメラは肌見離さず持ってる

昨日の写真ユリにも見せてあげよ

そう思ってカメラを取り出して見ようとしたら…

ヒョイっとカメラが宙を浮いた

えっ?!って思ったらカナタ君が

「サアヤ昨日俺のこと撮ったでしょ?俺写真NGなんだけどな~?」

「あ、ちょっ、返して!私のカメラ!」

「なになに?昨日なにしたの?さあやん?!?!」

「なにもしてないわよ!いつも通り写真撮って歩いてただけ!」

「んのわりに俺の写真しかねーけどね?」

“しまったー。昨日あの写真撮ったあと満足して帰ったんだった”

「昨日は用事があったの!」

「その割に顔が赤いけど?風邪でもひいてる?」

“こいつ分かっててやってる…“


「あっれ?朝からなに?カナタ君サアヤに何かされたの?」

“野次馬来ちゃったよ、これじゃハブられちゃう”

「いや~、俺がこいつ気に入ったからちょっかい出してただけだよ?」

「え?!サアヤのこと好きなの?!」「え、てか彼女だったりして…」「まさか、あの変顔やったりお笑芸人並みにすごいことするサアヤだよ?」

“いや~みなさん結構傷つきますよ?私”

「そのまさかだけど、ダメ?」

シーン…

「え…」

“今なんと~?!”

「もう一回いっとくけど、コイツ俺の彼女だけどダメ?」

………

「おめでとー!サアヤ!初彼こんな良い彼氏ってそうそういないから、大切にするんだよ?!」

「サアヤもやるね~」

とか、みんな思い思いのことを一通り言ってどっか行っちゃった…

「あの、カナタ君。あんな嘘ついてもらわなくても…」

「嘘じゃない。俺お前のこと好きだから。それに、お前も俺のこと好きじゃなきゃあんな写真とれないだろ?」

“ごもっとも!けど、いきなりすぎてついていけない…それに、私には彼女になる資格ないよ…

「うん。私もカナタ君好き。けど、今は付き合えないの。だからもう少し待ってくれる?」

“そうしたら、普通の女子高生になれるから…”

いかがでしたか?

サアヤの今後はまた、別の話として書きたいとおもってます


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