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五年の月日
時間をとばしました。説明回です。
今、忌子は森の中を歩いていた。今日の獲物を探すためである。
忌子が産まれてから五年の月日が流れ、忌子は少年になっていた。村長が村にすむことを、みとめなかったのだ。そのため、現在村近くの森の奥の小屋でひとりくらしている。ひとりでくらしていくのだから、食料も自分でとらないといけない。だから、忌子が三歳になったときから、両親は忌子の体を鍛え始めた。そのおかげで、村の子供たちと比べると結構強くなることができた。だが、本人は比べる機会がなかったので、そんなことは微塵も思ってない。
あと少し説明回が続くと思います。
忌子に名前がつくのは結構後になると思います。気長にお待ち下さい。