プロローグ
小説初投稿です。誤字脱字などあるかもしれませんが、「初投稿だし仕方ないね。」というような温かい心で見ていただけたらうれしいです。改善点などが
ありましたら、レビューに書いてください。できるだけ改善していきます。
また、小説のネタが思いつかず更新が長いことないことがあると思います。
そんなときは、いつまでも待っていただければ幸いです。自分は絶対に
書ききります。もし、途中でやめるようなことがあれば、小説内にてお知らせ
するので、いつまでもしおりを挟んでいてくださるようにお願いします。
前書きが長くなりましたが、本編をお楽しみ下さい。
この村でひとりの女性が産気づいていた。
「がんばれ!シャナ!」
と、興奮している男の低い声がする。
「がんばって!お母さん!」
と、心配している少女の声がする。励まされた女性は、激痛に耐えながら、産婆に助けてもらいながら、
必死にいきんでいた。
それから、数時間に渡る緊張の糸はひとつの声によって切れることとなる。
「おぎゃあ!おぎゃあ!!」
シャナが元気な子を産んだのだ。だが、産婆は赤子を見るなり固まることになる。
「おめでとう、元気な男の・・・ひっ!」
その赤子は、生まれたばかりなのに目を開いていた。しかも、その目は紅かった。
この村の人たちの目の色は全員黒く、また髪の色も黒かった。
この男の子には、名前は与えられず、忌子と呼ばれるようになった。