【プロットタイプ】出来れば得をしたい
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
やれば出来る癖にやらないだけ。
を地で行くスタイルの鏡花です。
鏡花の趣味は放浪である。兎にも角にも様々な所に行きたがる。博物館、科学館、美術館、水族館、洋館、神社仏閣、プラネタリウム。それ故に効率を求めるのならば、観光案内所に向かうよりも、鏡花を頼った方が早い時もある。
――あー彼処の水族館はコスパ良いよ。んーでも、電車の到着駅がマチマチだからなぁ。間違えると変なところ到着するし……。あと辺りに見所が少ないから、一日水族館に居座るなら良いかも。
――デート行くの? 彼も水族館好きだから、繰り返し行きたい? あぁ、彼処を目処にしてるのね。でも此処は最近値上がりしたから、此処行った方が良いよ。
最初に提示したものと比べて、周りのショッピングモールは控え目だけど、目当てのものは大体揃ってると思うから。ベンチは少ないから、歩きながら話す方が良いかも。
――何? ショーが見たい? じゃあ此処一択。んーでも近くに中にも外にもレストランが少ないから、そこだけ気を付けて。
斗は本人の弁である。水族館が好きだと言っていたのは、良く行くと言っていたのは、伊達ではない。
同居人が水族館に行った事が、少なからず羨ましく思っていたらしい。本日見た夢は、水族館に関する事だった。展示の意識が全くなされてない、白一色に、強い照明の点った水族館だった。
それがどうにも気掛かりで、私の中では強い痼になっていた。
だから死ぬ前までにずっと行きたいと思っていた場所へ、走り出す事にした。
「行ってきます」
「ん」
瑠衣は何も言わなかった。何時もの様に何の表情も浮かばせないまま、じっと此方を見据えている。
「気になる?」
「いや別に」
「〇〇水族館に行くんだけど!!」
「何も聞いてねぇ」
「瑠衣たんも来る? かなり振り回すと思うけど」
暫くの沈黙の後、瑠衣は黙って鞄を持ち寄った。どうやら同行を決めてくれたらしい。
鏡花は奔放な様でいて、現実的である。後悔する様な買い物はしたがらないし、買ったからには元を取ろうとする。けれどもしかし、それが元で後々被害が及ぶ事もある。
どうやら本人もそれはかなり気にしている様で、電車の中で延々と頭を抱えていた。
「ねぇねぇねぇ。瑠衣たん。今日ずっと水族館にいる?」
今から向かっている水族館は都会の中にある。それ故に少し歩けばショッピングモールが存在し、一日中その場に居ることはない。
だがまぁ、この間の事が尾を引いて、一日中その場に居たくなった。
「そうだな」
「分かった!!」
それから水族館に着いて、券売機に向かおうと思った矢先、鏡花は嬉々として別の方向へと歩みを進めた。何時もの気まぐれと奔放性が悪い方向に向かった気がして、まずは首根っこを掴む。
「いやいやいや。瑠衣たん何すると」
「券売機はあっち」
「いやいやいや。鏡花ちゃん、年パス購入予定者だから、後で合流しよう」
最初に確認しなくてはならない事がある。鏡花と共に訪れたこの水族館は、恐らく初めて訪れる場所だ。詰まるところ、自分にお眼鏡にあった物が見られるとは限らない。
俺の脳内で『賭け』という言葉が浮かんだ。お前それ、最も嫌いな言葉だろ。
「いやあのね。瑠衣たんはきっと再入場するから良いんだよ」
いや、そうではなく。
「あのね瑠衣たん。此処は大都会です。少し歩けば水族館の外に美味しいレストランがわさわさあります。つまり一度外に出て、また戻る為には再入場という選択肢があります。なんならそのチケットで、様々な割引を受ける事が出来ます。
鏡花ちゃんにとって、値上がりして手が届かない、サービスが少なくなった。……よよよ。状態の失われた水族館の変わりに、此処を拠点としても良いだろうと、鏡花ちゃん思うのです」
言葉の羅列は非常に長ったらしいが、短く纏めると、『お気に入りだった水族館の年パスが値上がりした。此処も見たところ前に通っていたところと似通っている。通い続ける予定だから、年パスを購入したい』という事だろう。
とりあえず手を離す。鏡花と離れて券売機へと向かう。好きにすると良い。
そうして購入した年パスを鏡花は嬉々として、掲げている。どうやら気に入った様だ。
「まず、今日の予定として、『最初に水族館を訪れる』というミッションがあります。これ持ってると、協力店で割引を受ける事が出来ます。瑠衣たん、買いたいもの、基、お昼食べたいのなんかある?」
「特にない」
「じゃあカレーね。ハンバーガーと迷ったけど、金額の割引率の自分の欲望の二つの観点から考えると、カレーの方が良い。ラッシータダ飲み……じゃないや。サービス受けたい」
そこまで熱心に語る姿を見て、頭に浮かぶのはただ一つ。『お前ちゃんと考えられるじゃねぇか』である。何時も後先考えずに己の欲望を優先して、自滅する様を散々見せ付けられてきたので、これは意外だった。
「じゃあ今は下見ね。もしかして一発目からちゃんと見たいとかある?」
お前、観光案内所で働いた方が客ウケ良いんじゃないか?
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。
水族館、あると思うんですけど、一度でも行くなら、年パス買った方が良い。
特に大都会の一部にある様なところ。
金額設定的に『約二回分で毎日通える』という謳い文句のところが多いから、一年であともう一回近くに寄れば、同じ景色がみられるということ。
そして特典が豪華な場合がそれなりに多いから。
あと並ばない。予約しない。再度購入しない。面倒臭くない。
かれこれ様々な年パスを購入しましたが、好きだった水族館が値上がりして、買うの辞めました。
照明写真とか、普通の年パスとはちょっと設定が違うのも相まって。
私の中では
クラゲを見るなら、〇〇〇〇〇〇〇〇〇の水族館はクラゲを見る為。
ただ値上がりと同時に、これまでのサービスが全て無くなってしまったので、そこがショック。
アクア〇〇〇〇〇はショーが見たい人お勧め。
別料金なしの自由席。立ち見でも水の動きが綺麗です。
イルミネーションも綺麗で華やかなので、夏だけじゃなくて冬もオススメ。
ただショッピングモールが、少しある程度なので、他にもデートスポット行きたい場合は、移動の必要があります。
〇〇〇〇水族館は一番コスパが良い。
入園料が千円切って、規模が最大。
ただレストランが近くにないので、お昼は早めがオススメです。
電車の時間がマチマチで、油断してると停車駅に着かないこともあります。ありました。ここ何処( '-' )
そうした意味では〇〇〇水族館が一番良いのかな。
都心だし、年パスも平均的だし、割引き率も良いし。
ただ体感的に椅子が少ない。
※完全なイチャモン。ただ立ってガン見する事が苦手なので、死活問題。
ただ私は土地との相性を図りかねているので、今もヒヤヒヤしてます。
あと国立とか公立とかの方が、年パスは勿論コスパが良い。広い、詳しい、安いの三拍子。
プラネタリウムは拘りとか、デート目的で無ければ、大手じゃない方がお得に同じものが見れます。
※営業妨害。
でも導入部の壮大な映像は一見の価値ありです。