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鳥と恐竜

現在の恐竜の定義をご存知だろうか。


最近の恐竜についての本を読んで驚いた。


恐竜の定義とは「スズメとトリケラトプス含むグループの最も近い共通祖先とその子孫全て」らしいのだ。


スズメは竜盤類の子孫、トリケラトプスは鳥盤類で、恐竜とは竜盤類と鳥盤類を合わせたものだからそうなるらしい。鳥が鳥盤類でないのがなんか不思議だけどね。なぜなら鳥盤類とは鳥に似た骨盤の骨をもっている恐竜のことだからだ。


鳥類が恐竜の正当な子孫であることは、ほぼ確定らしい。


鳥類は、後期ジュラ紀に獣脚類の中から派生した羽毛恐竜を起源とするそうだ。と、なるとスズメとティラノザウルスは遠い親戚となる。ティラノザウルスは竜盤類のなかの獣脚類に分類されるから。


そのティラノザウルスの想像図の変遷は、めまぐるしい。


私が子供の頃は、全身ウロコの、直立して歩くゴジラ型であった。その後ウロコはそのままで、前傾姿勢で走るジュラシックパーク型になった。(ティラノザウルスが前傾姿勢になった初めての映画は「プレヒストリックビースト」1984であるそうだ)


で、ティラノザウルスを含む獣脚類にも羽毛が見つかったため、なんと全身羽毛でもふもふのでかいヒヨコみたいな想像図が出てきた。これは幾ら何でもなかろうと思っていたら(かわいいけど)、やはり全身羽毛は無理があったようで、その後は頭から背中あたりくらいまでが羽毛の想像図になった。最新では大人には羽毛はなく子供時代に一部に羽毛があったのではないかと言われているようだ。


じゃあ昔の図鑑に載っているような恐竜はいなかったのかとなるが、そんなことはない。


カナダで発見されたノドザウルスの化石は、骨じゃなく、体全体が化石となっているという奇跡としかいえないものだ。


ノドザウルスはアンキロザウルスの仲間で、体全体が装甲板で覆われていて、みんなが考える恐竜そのものの格好をしている。一度ネットで見ることをお勧めする。カナダ、恐竜、化石で出てくると思う。



ティラノザウルスの歩き方もあの前傾姿勢で本当にいいんだろうかという疑問がわいた。


それなら、その子孫の鳥の歩き方を調べればいいんじゃないかと思いついた。


ネットで調べると、鳥の歩き方にはホッピング(両足揃えてぴょんぴょん飛ぶ歩き方)、ウオーキング(普通に歩く歩き方)しかないようだ。前傾姿勢で走るやり方はないようなのだが、どうなんだろう。動画サイトで適当に調べただけだが、大体はそのどちらかだった。小型だからそうなのか、でもダチョウも普通にウオーキングで走ってたからなあ。


しっぽを引きずった跡の化石がないというのも、前傾姿勢の根拠の一つらしいが、鳥もしっぽを引きずったりしないもんな。もしかしたらゴジラ型が正解ななのかもと思ったりもした。そのうちまた変わったりしてね。


最近、ティラノザウルスに唇があったという報道があった。なんかどんどん変化するなあ。いったい何が本当なんだか。

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