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79話 王国からの褒美

「ナオト君居ますか?無事王家から報酬を分捕ってきましたよ」


ヒルダさんがいつの間にか王都から帰ってきたようだ、それにしても分捕ったとは人聞きが悪いし、頂いてきたとか言えないのだろうか


「ヒルダさんお帰りなさい、どんな褒美をもらってきてくれたのですか?最高級魔法水と鉱石をお願いしていたはずですが」


「ナオト君の奴隷のテレサさんは水の属性のそれも素質があると言っていたので最高級魔法水を取得する上の教本があればいいだろうと、後フレイヤさんの光の属性の教本が中々手に入れれないだろから上中下の教本を」


確かに作れる人がそばに居たらいつでも作ることができる、薬草は祖母の家にたくさん自生しているようだし


「鉱石はどうなりました?」


「鉱石なんかをちまちま渡すより鉱山ごともらってきました、これで取り放題になるはずです、鉱山の場所はこのファステルの近くのドリアント鉱山です」


それはいいが、採る人間は誰がやるのだろう、俺にそんな技能ないぞ、人を雇ったら金が掛かる、どれだけ掛かるのか冒険者ギルドに相談だな


「ヒルダさんは何か褒美を得ることが出来たのですか?」


「よくそれを聞いてくださいました、伯爵令嬢としての復権と、これはナオト君にこそ喜んでもらえると思いますが、結婚が認められました」


へぇーヒルダさん伯爵だったんだ、でも復権ってどうゆうことだろう、貴族って廃嫡って当たり前なのかな、それで復権して元々の婚約者との結婚が認められたってことかな、いずれにしても結婚っておめでたいね


「良かったですね、おめでとうございます」


「ありがとうございます、いつ籍を入れればよろしいですか?」


「私の許可なんて求める必要ないじゃないですか、ヒルダさんの好きな時期でいいんじゃないですか」


「そうですか、わかりました」


この発言が後で大きく後悔することになるのだが、、、


「じゃあ私は冒険者ギルド行ってきます」


「私もこれで」


と魔法の教本を渡してくれた後でヒルダも去る、結婚式の準備があるので忙しいそうだ


「すみません、依頼をしたいのですが」


「どのようなご依頼でしょうか」


「鉱山での鉱石採りです、この度王家より鉱山をもらったのはいいですが、鉱石を採る方法が思いつかなくて冒険者ギルドに頼もうかと、場所はドリアント鉱山です。」


「あそこはジュエルリザードという鉱石を食べる魔物が出ますから戦闘力がある冒険者でないと厳しいですね」


「ジュエルリザードって強いのですか?」


「そこそこ強いですよ、鉱石を食べて中でミスリルを作るので素材としては人気ですが、王家で独占してたのでかなり希少な魔物です」


「それでしたら頼めば行ってくれる方は居ますかね?」


「たくさん居るでしょうがギルドとしてはBランク以上でないと倒すことは無理なので実質的には少ないです」


「Bランクってファステルには居ないのですか?」


「5パーティありますが、今ファステルに居るのは1パーティだけです」


「それではその方々にお願いします、ジュエルリザードの素材はこちらでは必要ないので鉱石を1キロでどうでしょう?」


「あそこの素材はそのジュエルリザードの素材のミスリルなんですがそれ狙いじゃないんですか?」


「そちらは今は必要ありません、7日間で7キロでいいですか?」


「はい、喜んで受けてくれるでしょう、ミスリルは慢性的に品不足の為こちらとしても助かります」


無事頼むことが出来た、採掘権までもらえたら好きな時に採ることができる、1キロなら1億円ぐらいにはなる、1週間で7億も稼ぐことができればかなりの儲けだな、あまりやり過ぎるとお店やってることが馬鹿みたいになる


だが儲ける方法はたくさんあるに越したことはない、狡兎三穴 賢い兎は3つの方法を持っている、こちらの世界ではこんびにと飲食店とダイヤ、現代では絶品空間と飲食店と本業と全部で六穴もある、安泰安泰


こんびにに戻ってシルキーのフレイヤに魔法の教本を渡す、思いの外フレイヤは喜んでいたが、シルキーはやっと覚えたところにまた新しい教本が届いてまた覚えないといけないと考えていらないって言われた


結構貴重な教本なのにいらないって、、、


「そんな急いで覚えなくてもいいよ、なんなら持つだけ持っていて必要な時に勉強すればいいさ」


「それならありがたく頂いておきます」



とりあえず喜んでもらって良かった




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