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122話

「私がずっと王都に居るからといって余り勝手な真似はしないでくださいね、たまにはこうして見に来ますからね」


そう言い残して嵐のようにきて嵐のように帰って行った


中断していた転移結晶の実験の続きをしたい、魔力の使い方はなんとかなくわかったので3人がそれぞれこの屋敷のこの部屋を拠点登録をした、後は場所を移動して3人共に戻ってこれるかどうかだ


取り敢えず近くでいいので庭に来た、これで手に持った転移結晶に魔力を流すだけ、、、、、


実験は成功、自分の部屋に居るし目の前には2人が居る

フレイヤ

「これ便利だね、これがあればいつでもこんびにに戻れるし、もらっていいの?」


それ1個でフレイヤを買った価格よりも高いのだが


「条件がある、明日からオークを毎日狩ってくれたら」

フレイヤ

「昨日みたいに?楽しいから狩るよ、じゃあもらうね」


元々フレイヤとスラン、ララ、ニルには持たせるつもりだったので問題ない、なんかありがたがってくれると渡し甲斐があるがちょーだいと言われると素直にどうぞとは言いたくない


「テレサはどこを拠点登録する?」

テレサ

「ナオト様と一緒の所が良いです」


「取り敢えずこんびににしといてくれ」


転移結晶を20個も買ったのはわけがある、それぞれの場所で拠点登録をして、移動に使おうと考えていたのだ、ファステルのこの屋敷、こんびに、王都、サーティスと後今後の実験の成果次第だが絶品空間も


もつヘリも四駆も必要なくなる、みんな同じ形なのでケースに入れて使い分けようと考えている、日本でも使えたらこれもチートアイテムとして利用できる


ララに聞いたところでは空間をねじ曲げて移動するので距離は関係ないそうだ、遠距離だと魔力をたくさん使うようなアイテムだと安心して使うことができないからな


次の実験は日本で使えるかどうかだな、歩くのは嫌なので馬車に乗ってこんびにまで行く、テレサとフレイヤも一緒だ、こんびにと言えば忘れていたがハルクはずっとこんびにの一階に寝かせているがハルクも屋敷に住まわせることにしよう


人1人がやっと寝られるぐらいのスペースに押し込めるのも大きいハルクにしたら窮屈であろう


「お前今日から屋敷に住むように」

ハルク

「はい」


最近暇になってしまったハルクには農業でもやらせよう


「屋敷の庭にお前の好きな食糧品を畑で作ってくれ」

ハルク

「はい」


これでハルクの仕事もできた、フレイヤは今から何やるんだろう


「フレイヤって今からどこ行くの?」

フレイヤ

「ネットの子と約束してるのよ、対戦するんだよね」


最近はオンラインゲームにまで手を出すようになっていた、言葉がわからないフレイヤだが翻訳補聴器を貸すようになってからどこの国の人とも話すことが可能だ


「テレサは俺と一緒に行動でいいんだよね」

テレサ

「はい」


じゃあ2人で祖母の家に行き、まずは拠点登録、次に庭に行き魔力を流してと思ったが、庭には建築作業している人たちが居る、少し歩いて公園まで移動して周りに人が居ないことを確認して魔力を流す、、、無事成功


日本でも使えることがわかった、次は最後の実験だが、日本とファステルに転移できるかだな

テレサ

「今まで誰もしたことがなく危険ですから私が先に」


そんな真似とてもさせられない


「特に困ってもないし、止めとこう、テレサも自分1人でやったりしないでくれよ、テレサに何かあったら俺は切腹するからな」


もちろん切腹なんてしないが、こうでも言っておかないと独断でやりそうで怖い


実験は成功したが後は拠点登録の場所だ、祖母の家は絶対だ、ここを登録しておかないと異世界に行けない、次に日本だと絶品空間を登録したい処だが周りに見られたら困るのでいつも借りているビジネスホテルを登録した


後は異世界側だな、サーティスは俺がやっているこんびにに設定すれば良いが、王都は場所がない、お店はヒルダが管理してるし、王宮に設定もできない、第一候補は伯爵邸だが、まだヒルダが居住しているのでヒルダが屋敷を買ったら設置させてもらおう、それまでは王都に近寄らないようにすればいい、一応新婚ではあるがヒルダとは別居生活が長くなっていく

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