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107話

「メインはファステルでこんびにってお店をやっていて、そこの商品が他の商人が買って他の町に流してるようなのでどうせなら自分でお店開こうかと思っております」


「ファステルのこんびにの店主は貴方でしたか、こちらにもたくさん商品は流れてますよ、特に綿の服はいいですね、ビールも美味しいですが」


「ありがとうございます、2つともうちの商品ですね、こちらの町ではどのような商品を扱うかはまだ未定ですが、服は扱う予定です」


「それは楽しみですね、どのぐらいの広さのお店を考えてますか?」


「服を大量に扱うとなるとそれなりの陳列スペースが必要となりますのでそれなりの大きさが必要かと100m2ぐらいは欲しいです」


「それぐらいなら用意できますよ、買い取りますか?レンタルにしますか?」


「買取で大丈夫です、後は家も欲しいです、従業員用ですね、5人ぐらいが住めれば問題ないです」


「そうですね、家の方は一般的な人が住むのは全部賃貸なんですよ、貴族が住む用しか買取は行っていません、それだと5人どころか10人でも20人でも住めますが、住むのは従業員なんですよね?貴方が住むなら問題ないですが、難しいですね」


「なら住居は賃貸でいいです、お店だけ買います」


「かしこまりました、特に地理的にはご希望ありますか?」


「どこでも良いですよ、私が取り扱う商品はどこにあってもお客さんの方から来てくれると思いますので」


「それならここなんてどうでしょうか、海からは少し離れているので塩での劣化は防げると思います、多少ですが」


元々剣術の修練場で使ってたぐらいなのでかなり広い、体育館の半分ぐらいの広さはある、後は価格だけだ


「いくらでお売りしてくれますか?」


「本来なら金貨50枚と言いたいところですが町を救っていただいた恩もありますので35枚でどうでしょうか」


と金貨35枚をバッグから取り出した


「ちょっと待ってください、まだ内見もしてないですが即決で大丈夫なんですか?」


「もし言った通りの物以下であれば海賊達に代わり私がこの町を滅ぼしますから大丈夫ですよ、嘘ではないんですよね?」


もちろんそんな気は毛頭ないが最初に会った時の気分をやり返してやった


「だ 大丈夫です、しっかりとした物件ですからご安心を、そんな物騒なこと仰られないでください」


「冗談ですよ、次に住居用ですが、アパートみたい物はありますか?纏めて借りたいのですが」


「それなら下宿でどうでしょうか、宿屋よりは安く、食事が付く分アパートよりは高いですが、複数の従業員用ならちょうど良いかと」


「そうするとします、今回は4人連れてくるので下宿先にそのように連絡をしておいてください」


「承知いたしました、1人1月に銀貨7枚です」


追加で1年分として金貨4枚渡す


「少し多いですが」


「余った分は食事に回してください、良い物を食べさせれ てくれるように、さもないと、この町を、、、」


「もう許してください、、、スギヤマ様も根に持つ方のようですね」


「冗談ですよ、これからも長い付き合いができればと思っています、後は改装だけですね、商品が陳列できるようにしてもらって会計ができるカウンターをお願いします」


と追加で金貨4枚渡す


「これで足りなければ言ってください、改装後に1度店舗は拝見します、従業員はすぐに連れてきますので、下宿だけは明後日には入れるように手配お願いしますね」


「はい、承知致しました」


待たせていたテレサ、シルキー、フレイヤ、ハルクを連れファステルに戻る、すっかりと遅くなってしまったのでもう少しだけ時間をつぶして日本でみんなでご飯を食べることにした


朝からやってると言えば24時間ファミレス、シルキーは美味しそうにパフェを食べ、他のみんなはハンバーグを食べていた


「今回はフレイヤ大手柄だったな、特別に褒美をやらないとな」

フレイヤ

「海に行きたい、またハワイに行った時に泳げるように」


泳ぎの練習は海でするものではないのだが、要は泳げるようになればいいだけなら俺でも教えられるが問題は場所だ、海とか川は論外、プールがいいが耳をどうしよう、尻尾もだ


猫の尻尾はそこまで大きくないし、水着の中に隠せるか、プールではキャップを被せればなんとかなるかも知れない、前向きに考えてみよう


「わかった、なんとかしてやろう」

シルキー

「フレイヤだけですか?私にはないのですか?」


「じゃあもう一品スイーツ頼んでいいよ、それで良いか?」

シルキー

「もちろんです、ありがとうございます」


後はサーティス用の商品の準備だな





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