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僕はキミから10000回フラれても諦めない!!!

作者: 七瀬




僕が好きになった女の子は、高校生の時の同級生だ。

高校2年生の時には同じクラスで、僕の隣の席の女の子だった。


長くて綺麗な黒髪を靡かせて、僕が彼女に話しかけると、、、?

照れているのか? はにかんだ顔をするところが僕の胸をときめかせた!



あの時から、、、。

僕はキミの事を大好きになってしまったんだ、、、!!!





それから、僕は行動に移す事にしたんだ、、、!


男は、黙ってても仕方がない、、、!

態度で示さないといけないんだと、、、。



僕は、好きになったキミに毎日のように【告白】した、、、!


『ねえねえ? 児玉さん、僕はキミの事が好きなんだ! 僕と

付き合ってくれないか、、、!』

『えぇ!? ごめん、ワタシ、、、江口君の事タイプじゃないから、、、!』

『じゃ~どうやったら? 僕は児玉さんのタイプになるの、、、?』

『じゃ~簡単な事だよ! ワタシの事、諦めてくれない、、、?』

『えぇ!?』

『・・・ごめん。』

『・・・・・・』



これが! 僕がキミに初めて告白した時の事だった、、、!



僕はどうしても、、、?

キミの事が、諦めきれなくてしつこくキミに告白したよね、、、?


僕は次の日も、その次の日も、、、諦めず、毎日キミに告白した、、、!


『もうさ~いい加減! ワタシの事、諦めて欲しいの、、、!』

『なんで! 僕は児玉さんじゃなきゃダメなんだよ!』

『じゃ~ワタシのどこがいいの、、、?』

『黒くて長いキレイな髪や気が強いところとか、本当は寂しがり屋さん

だったり、はにかんだ顔とか、あとは、、、。』

『でもさ~ワタシは江口君の事、これから先も好きになる事ないよ!

だって! 全然好きになる感じがないから、、、!』

『それって? まだ、この先どうなるか? 分からないって事だよね、、、!

今は、好きじゃないかもしれないけど、、、? いつか、僕の事を好きになる

かもしれないしね!』

『・・・なんで、そんなに前向きに受け止められるの、、、?』

『それは! 僕が児玉さんの事が大好きだからだよ!』

『・・・もういいよ! ワタシ、家に帰るね!』

『えぇ!? あぁ、ううん。』

『じゃあ!』

『また、明日ね!』



僕は、キミが僕の事を本気で嫌いになるまで諦めずに告白し続けた、、、!


高校2年生のあの日から、キミの顔を見ればずっと、、、。

キミは、僕に呆れていたけど、、、?


それでも、僕はキミをどんな事があっても諦めなかった、、、!!!





キミも知っていたと思うのだけど、、、?

実は、僕はモテる男で、、、。


何回か? 他の女の子に呼び出されて告白されていたんだ、、、!



『あのう? 江口君、これ! 読んでもらっていいかな、、、?』

『えぇ!?』

『じゃ~またね!』

『あぁ、また!』


その子が僕に渡してきた手紙には、、、?

びっしりと僕への愛の言葉が手紙に綴っていた。


僕は次の日には、その子に断っていた、、、!


『ごめん、僕は好きな女の子いるから! キミとは付き合えない!』

『えぇ!? ひょっとして、、、? 江口君の好きな人って、、、?

児玉さんなの、、、?』

『うん! じゃ~僕たちイイ友達でいようね!』

『・・・・・・』





後輩の女の子にも、、、。


『江口先輩! 私と付き合ってください!』

『ごめん、好きな人がいるから! ごめんね!』

『それって? 児玉先輩ですよね! 諦めないんですか? 児玉先輩

江口先輩の告白、何回も断ってるって、、、!』

『それが何? 僕が児玉さんの事を好きなんだからいいじゃないか!』

『・・・でも、可能性がないのに、、、諦めないって!』

『僕はそれでもいいんだよ! 僕が児玉さんの事を好きならそれでいいんだ!』

『・・・江口先輩、』




気がつけば、、、?

僕の児玉さん好きは、どうやら有名になっていたみたいで、、、?



僕は、キミに呼び出されてこんな事を言われた事もあったよね!


『もう、いい加減にして! どうしてワタシの事、諦めてくれないの?』

『だって、僕は児玉さんの、のこコト・が、、、。』

『・・・えぇ!? 江口君、どうしたの、、、?』

『・・・むむっ、む胸が胸が、苦しい、児玉さん、助けて!』

『直ぐに、先生呼んでくるから、待っててね、江口君!』

『・・・うっ、ううん、』




・・・僕はこの時、亡くなってしまった、、、!?


それでも、僕はキミへの気持ちを経ちきれないからずっと今も、、、!


幽霊として、キミに憑りついている...。





彼女(児玉さん)は、、、?


あぁ~今日も体が重い、また江口君がワタシに憑りついてるのね、、、!

まあ~仕方がないか~! ワタシが悪いんだから、あの時、ワタシは

江口君を助けてあげれなかった、それと、、、あの後、分かった事がある!

ワタシ、知らないうちに江口君の事を好きになってたみたい、、、。


それに、ワタシは霊感の強い女友達にこんな風に言われた事があるの、、、!


『あやかの左の肩に若い男性が憑りついているみたいよ! お祓いに

行った方がいいんじゃない、、、?』

『えぇ!? そうなんだ~! それならそれでいいの!』

『・・・えぇ!? でも、』

『ありがとう! 教えてくれて!』

『・・・それはいいんだけど?』

『じゃあ!』




江口君って? 10000回ワタシにフラれても諦めが悪い男だったわ!

ワタシは、そんな江口君の事が今は好きよ!

 





最後までお読みいただきありがとうございます。

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