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剣が廃れた世界で僕は剣で舞う  作者: 九 (いちじく)
孤児院~
3/4

木刀作ったらしいです。

「ふうっ」


これで十個…

今回作ったのは小さな置物なので高値が付くことは無いだろうし、まさか15日もかかるとは思わなかったが、取り敢えずノルマ達成だ。


今は…お昼頃か?

窓から差し込む日光を見て判断をする

お昼ご飯はパンを持ってきているので戻る必要はない。

一息着くか…



▷◊►►食後



うっし作るかまずは木を…っとこれぐらいで言いかな?

と、取り出したのはだいたい60cm直径7cm程の丸棒


まずは手に簡易動木機なる魔道具を手にはめて、剣の形を思い浮かべる…

そして魔道具でそれを描くっ!


うーん余るなぁ…少し長くして、でも余るか…なら適当に切り取るか…

ほいっ…完成

…これは短い…のかない?


出来たのは、刃の長さ70cm持ち手10cm程の木刀だ。

しかし当たり前のように刃先が丸っぽいこれじゃあ傷一つつけることは無理だろう。


しばらく悩んでいると後ろから足音が聞こえた。

ジークだった。


「よぉトモスそれも売り物か?」

挑発か?


「いいや。違うよ」

「良くもまぁそんな余裕あるよな」

続けてジークは言う

「俺は魔法の練習で忙しいってのに」

挑発か


「ジークもやったら?まだ手を付けてないでしょ?」

「俺は攻撃魔法の練習でマナを使いすぎたんでね。トモスは良いよなぁ?」

「ガラクタ作れる程のマナがあって」

はぁ…その事はもうやめてくれ


「ガラクタなんかじゃない。僕の夢だ」

「そうか?だったら俺の魔法()を防げるよな?」

と同時に手を出してきた。

首にすっと風が通った。


―――風魔法か


自然と僕は木刀を構える

「『ウィンドカッター』」

すると僕は自然と避けてしまったが剣には当たった。

その時僕は、見た。

風魔法が当たって剣が…刃が鋭くなってることに


その時僕は気付いてしまった。

これだと。

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