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プロローグ
終わった。
もう何もかもが終わった。
僕はその場に立ちすくみ、涙をこらえて上を向いた。「上を向いて歩こう」という有名な曲があるが、歩ける希望などなかった。この絶望のどん底にいる僕が、歩いてはいけない気がした。歩ける資格などないと思った。これから僕は、ここにずっと居座り続けるか、退歩していくか。それしか方法はないようだった。ここにいることも、もしかしたら許されないことかもしれない。
僕はまるで中身を失った抜け殻のように、じっと、か弱く、目を閉じた。
初めまして。
神瀧琳音です。
小説を書くのは初めてでどうしたらいいか全く見当もつきません。
はい。
バリバリの初心者です。
これからもうめっちゃ頑張っていこうかなと思ってます。
宜しくお願いします。