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名前のない怪物  作者: 黒木京也
第三章 白い抹消者
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56.絶望の森

 身体に絡み付く蜘蛛糸を睨みながら、唐沢汐里はため息をついた。

「まさか……まだ力を残していましたとはね……」

 やはり純粋な怪物は違うというべきか、それともあの青年の意志が怪物を突き動かしたというべきか。そんなことを考えながら、汐里は思わず肩を竦める。

 レイが叫び、階段を飛び降りた瞬間に、思わず怯んでしまったことが、汐里には何よりも悔やまれた。あの僅かな隙と動揺がレイ達の逃走の時間を作ってしまった。

 結果、地面に投げ出された怪物は、最後の力を振り絞り、糸で汐里を拘束。レイに抱えられながら、森の中へと逃れてしまった。あの勢いでは、もうだいぶ遠くに行ってしまった事だろう。

「レイくん。まずは貴方の勝ちです。どうやら私は、貴方をみくびっていたようですね」

 何処か清々しさすら感じさせる面持ちで、汐里は独白する。京子から聞いたエピソードを思い返す限りでは、あんな大胆な行動をする人物には見えなかった。それ故の油断だった。この糸をどうにかするのにも、結構な時間がかかりそうだ。


 だが、次は仕留められると汐里は確信していた。そもそも、この実験棟を戦場に選んだ時点で、森に逃げられることは想定ずみだったのである。加えて……。


「小野大輔。思っていた以上に使える男でしたね。恐らくルイは、暫く動けない。運は……私に向いている」


 ルイが万全だったならば、大輔とてひとたまりもなかっただろう。だが、今のルイは著しく弱体化している。生身の人間である大輔が、それなりに渡り合える位にだ。

 今の今まで大輔が食い下がったのだとしたら、ルイは能力を何度か使っている筈だ。ならば、汐里や京子を相手取るための余裕はない。汐里は頭の中を整理しながら、今後の身の振り方を考える。

 つまり、今レイは完全に孤立している。そこへ京子とあの男が襲いかかったならば。ダメ押しで自分も加われば……。

「チェックメイトは近いですよ。レイくん」

 夜空を仰ぎながら、汐里は舌なめずりする。

 月明かりに照らされるその表情は冷たく、硬質で、何処と無く昆虫を思わせた。


 ※


 どれくらいの間、走り続けたのだろう。

 暗い森の中を闇雲に進んでいた僕は、不意に耳に入った水音で、ふと、足を止めた。

 目を凝らしてみると、すぐ目の前に小さな川が見えた。

「せ、セーフ……」

 あのまま進んでいたら。間違いなく落っこちていた事だろう。深さはそれほどでもなさそうだが、濡れた服で逃げ回るのは今以上に大変そうだ。

 来た道を振り返り、僕はひとまず安堵する。追ってくる気配はない。この暗さならば、おいそれと銃は使えまい。ひとまず最初の危機は去ったらしい。だが……。

 抱えた怪物から、ケプッ、という湿っぽい咳が漏れた。僕の服の胸元に、暖かい何かが飛沫し、じわりと広がっていく。もう一つ、この場において懸念しなければならない事がある。怪物の負った傷についてだ。

「大丈夫か? おい」

 そっと怪物に呼び掛ける。言葉は通じなくても音は判別できるのか、怪物は閉じていた瞼を開き、こちらをすがるように見つめてくる。苦しげな呼吸と、潤んだ瞳。そして何よりも、右肩、左脇腹、右脚。それぞれから流れ落ちる血と、銃弾による傷跡が、とてつもなく痛々しい。胸が締め付けられるような感覚に身を焦がしながら、僕は下唇を噛む。

 こんな時にルイがいてくれたら。と、思わずにはいられない。ルイなら余裕で止血などの技術をやってのけそうだ。そう考えると、一介の大学生に過ぎない僕は、この場ではどうしようもなく無力だった。

「……ダメだ」

 自分を鼓舞するように、僕は深呼吸する。無い物ねだりをしても始まらない。僕は僕に出来ることを成すより他ないのだ。

 周りを見渡し、背中を預けるのに丁度よさそうな大木を見つけた。僕はそこに怪物を運んで行く。上着を脱ぎ、太い木の根元に敷くと、そこにそっと怪物を横たえた。触れ合っていた肌が離れるのを感じたのか、怪物は不安そうな顔で此方を見る。その表情があまりにも弱々しくて、僕は思わず拳を握り締める。こいつが無敵だと安心しきっていた自分を恨めしく感じながら、僕は怪物の傷を確認する。セーラー服を捲るのは何だか恥ずかしいが、躊躇っている暇が惜しい。

 三ヶ所の傷口は奇跡的にどの銃弾も貫通しているらしい。

 弾が身体に残るよりは、貫通した方が良かった気がする。ドラマや小説でのにわか知識を引き出しながら、僕はひとまず安堵した。

 後の問題は、この出血。ルイ曰く、怪物はある程度の再生能力を持ち合わせているらしい。それは、銃で撃たれても即座に再生出来るのかどうかは分からないが、少なくとも人間の範疇を超えた回復力であることは間違いない。でなければ、ルイがこれ見よがしに『再生能力』なんて単語を出す訳がない。にも拘らず、一向に血が止まる気配が見えないということは……。

「あの拳銃か」

 銃口に細工が施されているのか、銃弾に塗り込まれているのかは分からないが、汐里の事だ。怪物の弱点を仕込んでいることは疑いようもない。

 それがオリーブオイルという事実は何だか緊張感に欠けるようだが、現に僕達はそれに追い詰められている。

 でも……。

 苦しげな呼吸をする怪物を傍らで唖然と見つめたまま、僕はワナワナと身体を震わせていた。

 でも、それが分かったところでどうすればいい?

 こいつに能力を取り戻させる? どうやって?

 オリーブオイルが体内に入ると、能力の使用が困難になる。ならば、それを取り除くか? どうやって? 血から油だけ抜き取るなんて無理な話だ。

 液体に混じった油を取り除く方法なんて、もしかしたら有るのかもしれないが、そんなの僕が知っている筈もない。

 怪物の目が僕を見つめる。くそ……だからなんでこの状況下でそんな目をするんだ。今は〝そんなこと〟してる場合じゃないんだ! 

 無理矢理怪物から目をそらしながら、僕は必死で頭を回す。

 ダメだ。これといった解決策が全く思い浮かばない。精々思い付くのは、油が入ったそれをすっぱり捨ててしまうか、どうにかして薄めてしまうとか……。


「薄め……る?」


 何かが引っ掛かった。

 怪物。能力。弱点……。

 今まで体験し、ルイから教わった怪物の知識を、何度も確認する。

 流れ出る血。これだけで体内に入ったものが排出されるとは思えない。怪物の能力を封じ、本来ならば再生する傷を致命傷に変えるオリーブオイル。

 どうして体内に入ると、能力が封じられる?

 そっと、自分の舌に触れる。〝指に付いた泥の味〟がした。ルイ曰く、怪物と関わった者の一部に見られる、感覚の鈍化。僕の場合それが味覚だったわけだが、それが今は取り戻されている。感覚を鈍化させる事が、怪物の能力と繋がっているとしたら?

 更に考える。ルイは、弱点に関して何と言っていた? 汐里は怪物に拳銃を向けながら、何と言っていた?

『まず、身体の動きが著しく悪くなり、色々あった能力も減退――場合によっては使えなくなる。彼女達は元々強力な肉体再生能力を有しているんだけど、これも軒並み弱体化する』

 減退。場合によっては能力の使用不可。これは恐らく、体内に入れられたオリーブオイルの量が関係しているのだろう。もしもオリーブオイルが決定的な弱点だったならば、こんなもしもの例えは必要ない。

『……先にそちらをやります。しばらく能力が完全に使えなくなる位に、もう二、三発叩き込まねばなりませんしね』

 〝しばらく〟そう汐里は言っていた。つまりそれは、オリーブオイルを体内に入れられても、致命傷になりえないまま放置されていれば、怪物はいずれ回復する。あるいは、何らかの手段をもって能力を取り戻せるという事にはならないだろうか?

 僕はそっと、首筋に手を触れる。

 原理は分からないが、恐らく、怪物の能力と、弱点であるオリーブオイルは、後者の方が優勢ながらも、打ち消し合う関係なのだ。

 そう考えれば、怪物がしばらく時間をおけば能力を取り戻せるという推論にも説明がつく。

 今はオリーブオイルの方が能力に打ち勝っている状態だ。傷も深く、この状態で追撃をうければ、間違いなく致命的だろう。ならば、ここで怪物の能力が〝上乗せ〟させられたとしたらどうだろうか?


 意を決した僕の行動は早かった。

 最初は恐怖しかなかったその行為は、最近では理性との戦いになりつつあったことを覚えている。首に回される、びっくりするほど柔らかい、怪物の腕。僕の胸板にグイグイ押し付けられる、プリンのような感触の双丘。密着するせいで、ますます思い知らされる、女性特有の甘い香り。間違っても僕の方からやろうなんて思わなかったその行為。

 求めてくるのは決まって怪物の方からだった。時間帯は不定期ながらも、毎晩、時に朝っぱらから行われる営みに、僕はいつも翻弄されていた。

 首筋を蹂躙する、刹那の痛みと酩酊感。そして何より、僕と怪物の体液が混じり合う、どうしようもない快楽と背徳感――。怪物の吸血行為。

 まさかそれを、僕の方から促す日が来るなんて、これっぽっちも思わなかった。


「……今夜だけだぞ」


 怪物をそっと抱き寄せ、その唇を僕の首筋に近づける。

 以前も推測したが、怪物の能力の源は、恐らく僕の血だ。同時にそれは、生命を維持する食糧でもある。なら、僕の血を吸えば、こいつはオリーブオイルの力を打ち消して、少なからず能力が回復するのではないか? 

「ほら、構わないから吸うんだ」

 ぽんぽんと怪物の肩を叩き、吸血を促す。怪物の唇が何度も首筋を掠めてこそばゆい。早くしてくれ。

 やがて、怪物の歯が、カプリ。と、弱々しく僕に突き立てられた。しかし……。

「お、おい……」

 僕は思わず、乾いた声を漏らす。予想していた痛みは訪れず、再び怪物はぐったりと僕に身体を預けてしまったのだ。

 身体中の血の気が、ゆっくりと引いていくのを感じた。

 怪物にはもう、血を吸う力すら残されていないのか?

「ほ、ほら。僕からだなんて……こんな機会は多分もうないぞ?」

 いつも僕の方から何らかの接触をすれば、決まって嬉しそうな顔をするじゃないか。

 京子の前ですらお前は自分の欲求に素直だったではないか。

 そんな思いで、僕は怪物を静かに揺さぶる。怪物は、何の反応も示さなかった。

「そんな……」

 僕の視界が、急速に歪んでいく。お前は、死ぬのか? 僕はまた、誰かの亡骸を目に焼き付けるのか? やり場のない感情が渦巻き、僕は歯を食いしばる。

 もう、無いのか? 何でもいい。何か、この場を変えられるものは……。

 周りを見渡す。小さな川と、鬱蒼と茂る木々。こんなの役に立たない。僕だって何もない。有るのは財布と携帯と、何故かルイに持たされていたショルダーバッグが……。ショルダーバッグ?

 そこで初めて、僕はその存在を思い出した。来る途中も。そしてここに辿り着いてからも、僕はひたすらルイの話ばかりを聞いていた。怪物の能力や秘密の話を聞くのに集中し過ぎていた事もある。何より、欠片ほどの重量すら感じさせないこのバッグなど、気にもとめていなかったというのが本音だ。

 だが、この局面において、そのショルダーバッグが放つ謎の重量感は凄まじかった。勿論、直接的な意味ではなく、精神的な意味でだ。

 僕はゆっくりと、その上蓋に手をかける。ボタンが外れ、慎重にファスナーを開けていく。

 あのルイが、何の意味もなく僕にバッグを持たせるだろうか? 答えは……。


「否だ」


 バッグの中身を見た僕は、ついそんな呟きを漏らしていた。

 中に入っていたものが、何だか酷く懐かしいものに見えた。

 純白の。しかしながら、所々赤黒い染みが付いた、握り拳より少し小さなそれ。僕の血で作られたもの。

 怪物が捕食し、時に精製する、血染めの繭だった。


 それは、絶望の中に射し込んだ、一筋の光だった。だが、まだ問題は残っている。

 口元に繭を持っていっても、怪物はそれに噛みつけない。吸い出す力がないのだ。

 潤んだ瞳が、僕を捉える。まさか、さっきからこいつが求めていたのは……。

 それに考えが至った時、僕は夜空を仰ぎ見た。木々の間から漏れる月明かりと、そこから覗く星の数々。思わず溜め息が出るくらいの幻想的な風景だ。……現実逃避は止めよう。

 何度か深呼吸する。つまるところ、いつかこいつが僕にやった事を、そっくりそのままこいつにすればいいのだろう。

 勿論、言うのは簡単だ。だが、実際に行動に移すとなると……。

「躊躇してる暇は……ないよな」

 今は一分一秒が惜しい。こうしている今も、汐里がこっちに近づいているかも知れないのだ。


 僕は覚悟を決め、目を閉じたまま、その繭にかぶりついた。

 

 口の中にねっとりしたものが広がった。何で口に含めないサイズにしてくれないんだ。それだったら、錠剤みたいにこいつの口の中に放り込めばそれで済むというのに! そんな文句も込めながら、僕は怪物に唇を重ねた。


 その時感じた戦慄というか、背筋が凍る感触は、簡単には忘れられないだろう。

 口内を満たしていた、吐き気を伴う鉄の味。それを怪物に口移しで流し込んだ瞬間、信じられないことに、僕の身体に電流を流したかのような快感を生んでいた。

 唇が触れ合った時、弱々しく開かれた怪物の口。そこに口の中のモノを流し込む。僕の舌が開かれた怪物の歯に触れた瞬間、怪物の身体がビクン! と跳ね上がり、僕の心臓が一際早く鼓動を刻む。

 これは……不味いかもしれない。

 僕の中で、警笛が鳴る。いつもの数倍は粘性を含んだキスは、まるで麻薬のように僕に浸透していく。いつの間にか怪物の腕は僕に回され、待ちわびたかのように僕を受け入れていた。時折身体が弱々しく痙攣しながらも、怪物の喉はこくん、こくん。と 、それを嚥下していく。

 まるで……僕の魂まで飲み込まれているようだ……。

 そう思った瞬間、ゾワリと鳥肌が立ったが、どういうわけか、怪物を離すという選択肢は浮かんでこなかった。

 結局。口の中の鉄っぽい味が完全に無くなるまで、僕と怪物はそのままだった。

 唇をゆっくり離すと、銀色の雫が糸を引き、僕と怪物を繋いでいた。月の光がそれを照らし、ますます淫靡で退廃的な雰囲気を作り出す。何処か熱を持った怪物の視線が僕に絡み付く。その表情からは、さっきまでの苦しげな様子は成りを潜め、何処と無く切ない香りを漂わせていた。

「な、なんだよ」

 思わず声が上擦る。正直、やってしまった感はある。僕の方からするのは、これで二度目だ。どんどん深みに嵌まっていくようで落ち着かない。落ち着かないのに、心の何処かでは、もういいだろうという誘惑の声が聞こえてくる。

 不意に、パキッという、何かが折れるような音がした。ボーッとする思考の中で、心が折れた音でなければいいと感じながら、僕は改めて怪物を見る。

 少し上気した白い肌。柔らかそうな唇は、今は血で紅を引いたかのよう。更に、口移しで受け止め切れなかった血は、口の横を伝い、白い喉を通って胸元の方へと赤い軌跡を残している。酷く現実離れした光景だった。思わず反則だ。と、呟きそうになる位に。


 何故なら、沈んでいくのも構わないと思えてしまう程、怪物は――。月下の彼女は妖艶で美しかった。


 そして――。その美しい怪物は、まるでお菓子でもねだるかのように僕の袖を掴み、弱々しく引っ張っている。

「いや、何か……少し元気出たんじゃないか? 後は自分で飲もうよ」

 僕の提案など、意に介さないかのごとく、怪物はバッグの中身と僕を交互に見つめる。心なしか、血色はさっきよりいいように見える。

 これは……もしかしたら正解だったのか?

「ああ、もう! わかったよ! くそっ、今回だけだよ?」

 ひたすら袖を引っ張り続ける怪物に根負けし、僕は再びバッグに手を突っ込む。

 なんてこった。こいつのせいで僕の中でキスは血の味。という認識が、今更ながらどんどん広がっていく。誰だキスは甘いとかレモン味とか言った奴。所詮現実なんて……。


「今回? 残念。もうおしまいよ。それ以上キスなんて許さないんだから」


 すぐ背後で、よく通るソプラノの声がした。

 その瞬間、ピリッとした痛みが頬を走り、生暖かいものがそこから流れていく。


 切られた。と、すぐに認識出来た。あまりにも聞き覚えがある女の声と、身体にトラウマと言っても過言ではないレベルで刻まれ、覚えている冷たいメスの感触。

「あ……え?」

 大量の冷や汗が噴出し、身体が有り得ないくらいガタガタと震えていた。

 いつか、また対峙するのではないかと危惧していた。それはまさに、最悪な形で実現した。


「ねぇ、そんな化け物なんかよりも、こっち見て。会いたかったよ? 触れたかった。引き裂いてやりたかった。犯して、壊して、ぐちゃぐちゃにしてやりたかった。だからあたしは、あの地獄の中で生き延びたんだよ?」


 甘い猫撫で声が、徐々に早口な禍々しい声に変貌する。いつの間にか僕の首に掛けられた小さな手は、彼女の欲求を一言一言告げる度に、ギリギリと僕の喉を締め上げる。


「今日のために、とっておきなおめかしもしたの。ずっと待ってたの。だから、ねぇ……」


 再びか細い声に戻った女は、もう一度なぞるように、メスを滑らせる。さっきと寸分たがわぬ位置を切りつけられた僕は、悲鳴すら上げることも叶わず、掠れた声を絞り出す事しか出来なかった。


「こっちを見て。レイくん……見て」


 助けなど望めそうもない、暗い森の中。現実は、いとも簡単に絶望で塗りつぶされた。

 山城京子。あの夏、僕の身も心も蹂躙した殺人者にの手によって。再び……。

 



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