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五百円玉の話。

作者: yoshina

 小学校低学年くらいの時、お小遣いは五百円でした。

そんで、毎月三日くらいにそのお金握りしめて「なかよし」買いに行ってました。

セーラームーンの全盛期ですね。あと怪盗セイントテール。夢中だった。

でも、そうすると五百円玉がその時点ですぐパーに。

まあ、他の要るものは全部親持ちだったので、今思えばお金を払ってモノを買うということを勉強させるためにお小遣いがあったのかもしれません。

それでも、自分のお金と言うものが五百円玉だったことには違いないです。


 中学になると、お小遣いは数千円になりました。

寄り道、買い食い禁止の学校だったんで、あまり使わなく、いや、それ以上に同人誌の費用がかかりました。

アンソロジー本が大体五百円玉二個なんで、それだけでも結構大きい出費でした。

高校もそんな感じで。

ちなみにお年玉はコミケに消えました。迷いなくつぎ込んだ、(腐的な)青春の日々。


そして大学。

バイト見つけるまでは一万円もらってました。(教材費含む)半年弱くらいでバイト始めたので、もらってる期間は短かったです。

バイト見つけてからはお小遣いも終了。

五百円は毎月のコミックスに消えてました。小学生のころから変わらぬ出費。


そんでもって今。

勤務先の食堂でもぐもぐ定食食べてます。

定食代はおよそ五百円。

小学生の頃、一か月のお小遣い且つ一回の出費でパーだったお金が、今の一回の昼ごはんだと思うと、もう少し味わって食べなあかんかなと、ふと思いました。


そんな五百円玉の話。



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― 新着の感想 ―
[一言]  『一円を笑う者は一円に泣く』って言いますよね。少し論点からはズレている気がしますが、幼少期の五百円は大金だったでしょう。  『一円を笑う者は一円に泣く。一円を笑うべからず。一円にも大金の価…
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