表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

NHK大河ドラマ 次は誰が主役がいい?

作者: エンゲブラ

1963年に始まり、今年で65作品目を迎えるNHK大河ドラマ。1993~1994年にかけて、実験的に三作品放送されたことがあるようだが、基本的には1年丸ごとなので、50話ほどのボリューム。あまり歴史的資料の少ない人物を描くには、なかなかなサイズであるが、ここで「いい加減にしろ!」ということがひとつ。


それは「戦国時代モノ多すぎやろがえ!」問題である。戦国時代モノは数多く放送されているので、視聴者側の基礎知識も豊富。また『信長の野望』といったゲームなどの影響も踏まえ、「共通認識」の多さからくる「描きやすさ」もある。これは「なろう小説」とも似たアドバンテージを戦国時代モノが有していることを意味する。


筆者は、基本的に大河ドラマを見ない。というか、まともに一本も完走していない。しかし、チラ見することはある。そして、すぐに見るのをやめる。筆者がまともにしばらく追いかけた作品といえば、松ケンの『平清盛』くらいだろうか。


どうせ見るなら、歴史的に知識の薄いところを知りたい。しかし、今年も性懲りもなく、なろう戦国。秀吉の弟、秀長だという。おそらくこれは一話も見ない。


1960年代

1963 『花の生涯』 井伊直弼

1964 『赤穂浪士』 大石内蔵助

1965 『太閤記』 豊臣秀吉

1966 『源義経』 源義経

1967 『三姉妹』 栗山菊・むら・るい(架空の三姉妹)

1968 『竜馬がゆく』 坂本竜馬

1969 『天と地と』 上杉謙信


1970年代

1970 『樅ノ木は残った』 原田甲斐

1971 『春の坂道』 柳生宗矩

1972 『新・平家物語』 平清盛

1973 『国盗り物語』 斎藤道三・織田信長

1974 『勝海舟』 勝海舟

1975 『元禄太平記』 柳沢吉保・大石内蔵助

1976 『風と雲と虹と』 平将門・藤原純友

1977 『花神』 大村益次郎

1978 『黄金の日日』 呂宋助左衛門

1979 『草燃える』 源頼朝・北条政子


1980年代

1980 『獅子の時代』 菅野平九郎・刈谷嘉顕(架空の人物)

1981 『おんな太閤記』 ねね

1982 『峠の群像』 大石内蔵助

1983 『徳川家康』 徳川家康

1984 『山河燃ゆ』 天羽賢治・天羽忠(架空の人物)

1985 『春の波涛』 川上貞奴

1986 『いのち』 岩田亜希(架空の人物)

1987 『独眼竜政宗』 伊達政宗

1988 『武田信玄』 武田信玄

1989 『春日局』 春日局


1990年代

1990 『翔ぶが如く』 西郷隆盛・大久保利通

1991 『太平記』 足利尊氏

1992 『信長 KING OF ZIPANGU』 織田信長

1993 『琉球の風』 啓泰(架空の人物)

1993- 94 『炎立つ』 藤原経清・藤原清衡・藤原泰衡

1994 『花の乱』 日野富子

1995 『八代将軍吉宗』 徳川吉宗

1996 『秀吉』 豊臣秀吉

1997 『毛利元就』 毛利元就

1998 『徳川慶喜』 徳川慶喜

1999 『元禄繚乱』 大石内蔵助


2000年代

2000 『葵 徳川三代』 徳川家康・徳川秀忠・徳川家光

2001 『北条時宗』 北条時宗

2002 『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』 前田利家・まつ

2003 『武蔵 MUSASHI』 宮本武蔵

2004 『新選組!』 近藤勇

2005 『義経』 源義経

2006 『功名が辻』 千代・山内一豊

2007 『風林火山』 山本勘助

2008 『篤姫』 篤姫(天璋院)

2009 『天地人』 直江兼続


2010年代

2010 『龍馬伝』 坂本龍馬

2011 『江〜姫たちの戦国〜』 江

2012 『平清盛』 平清盛

2013 『八重の桜』 新島八重

2014 『軍師官兵衛』 黒田官兵衛

2015 『花燃ゆ』 杉文

2016 『真田丸』 真田信繁(幸村)

2017 『おんな城主 直虎』 井伊直虎

2018 『西郷どん』 西郷隆盛

2019 『いだてん〜東京オリムピック噺〜』 金栗四三・田畑政治


2020年代

2020 『麒麟がくる』 明智光秀

2021 『青天を衝け』 渋沢栄一

2022 『鎌倉殿の13人』 北条義時

2023 『どうする家康』 徳川家康

2024 『光る君へ』 紫式部まひろ

2025 『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 蔦屋重三郎

2026 『豊臣兄弟!』 豊臣秀長


―― 歴史的に一番古い人物で、1976年 『風と雲と虹と』の平将門。新しいもので、2019年 『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の金栗、田畑。


ここまでを振り返り、未登場だが、大河ボリュームで語れそうな資料や異聞の残っている歴史上の人物といえば、誰が残っているだろうか。もちろん、戦国時代以外で。


卑弥呼は、畿内説や九州説などがあり、触れない。

聖徳太子は、ドラマティックだが、真偽の怪しい部分が多い。木曽義仲は、巴御前も出て来て、題材としていけそうだが、義経に討たれる敵役なので、なろう戦国好きの視聴者ウケが心配。伊能忠敬は、十二分に資料もあるだろうが、測量ネタで50話は少々しんどい。


こういった面もあり、1993~1994年には、丸一年使わないという戦術がとられたのかもしれないが、やめたのは定着する前に、視聴率でNHKが諦めたからか。一発目に陳舜臣原作の『琉球の風』を持ってくるとか、攻め過ぎたからやろがえ(実はこれが個人的には一番見てみたい過去作品。原作は読んだので)。


年間ボリュームで考えないのでいいのであれば、戦国時代なら、筆者は『松永久秀』を推す。ミスター・エキセントリック。フィクション要素を過分に含むが、周辺設定は共通認識なので、脚本家次第で化ける可能性もある。果心居士なんて、ヤバめなキャラも放り込める。


蘇我氏視点の大化の改新(……不穏)。

役小角や空海、鑑真、世阿弥なんかも捨てがたい。

アテルイ……は、やりすぎか。


あ、いちばん見たいキャラを忘れてた。―― 「葛飾北斎」これだわ!


読者のみなさんは、誰の大河が見たいだろうか。

感想などで聞かせてくれるとありがたい。


あと、大河はもう4K画質では撮影するな。


「幽霊の正体見たり枯れ尾花」

画面が鮮明になったせいで、演技をサボっている人間や、装置のハリボテ感がひと目で見破られてしまう(AI動画よりも安っぽい)。全部ソフトフォーカスで、見る側の想像力の脳内リソースを刺激するような、古い画質の方が、結果として迫力があるのだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
伊藤博文の大河が見たい。 幕末から近代日本を、初代内閣総理大臣、国営TVなのでやる義務があるんじゃないかと。 昭和天皇も、もう歴史上の方になったから。
大河ドラマ、確かに今回『豊臣兄弟!』で「また豊臣かー」という気持ちで見ています。 が、せっかくの大河ドラマなので長編でしっかりしたものが見たい、ファストドラマが見たいわけではないので、今年の評価はまだ…
伝説の力士「雷電 爲右エ門」とか見てみたいですね。役者が用意できなそうですが…。 あとは「楠木正成」なんかは、なろう小説の戦国時代の話では名前だけよく出てくるイメージで南北朝時代の話って全然詳しくな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ