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ホテルをチェックアウトし、JR高松駅を目指す。文学フリマ香川2にお客さんとして来場するためだった。時間があるので、めりけんやでざるうどんとさつまいもの天ぷらを食べる。わたしの前にはすでに長蛇の列ができていたけれど、順番が来るのもあっという間だった。長蛇の列ができる理由がわかるほどのおいしさだ。また香川に来たら立ち寄りたいと思う。松下製麺所は営業時間外だったので次回に持ち越しとなった。
先にスーツケースを預け、文学フリマ香川2の会場まで歩いた。開場30分前に並んだけれど、わたしの前には家族1組が待っている。それからどんどんお客さんが並び出し、会場外まで長蛇の列ができていた。文学フリマの人気恐るべしと考える。
開場後は真っ先に気になっていた本を買いに行く。それからXの相互フォロワーさんの元に挨拶に行き、ブースで本を買った。通りかかって気になった絵本たちも買い、気づけば10冊も買っていたのだ。即売会に行くと常に爆買いしている気がするけれど、それも醍醐味だった。
近くのカフェで時間を潰し、スーツケースを受け取り、高松駅からバスで高松港まで行く。フェリーで神戸まで向かった。行きはブランケットなしで乗り切ったけれど、さすがに帰りはワンピースを着ていたのでブランケットを購入する。
売店でご飯を食べたり、文学フリマで買った本を読んだりしていたらあっという間に神戸に着いた。神戸からはJRで京都駅に行き、タクシーに乗って帰宅する。翌日は仕事なので荷解きだけして早めに眠りにつく。今年は文学フリマ香川の抽選に漏れたので一般参加したけれど、お客さんとして行ってみて参考になる部分もたくさんあった。文学フリマには出店者としてしか参加したことがなかったわたしにとって、一般参加は新鮮だったのだ。来年は抽選なしで文学フリマ香川に出店できるよう、寝落ちせずに0時に起きていたいと思う。