表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

作者: 物語のあるリボン/いろいと

物語のあるリボン作家『いろいと』です

私の作るリボンには、1つずつ名前と物語があります

手にとって下さった方が、楽しく笑顔で物語の続きを作っていってもらえるような、わくわくするリボンを作っています


関西を中心に、百貨店や各地マルシェイベントへ出店しております



小説は毎朝6時に投稿いたします

ぜひ、ご覧下さい♡



Instagramで、リボンの紹介や出店情報を載せておりますので、ご覧下さい

hhtps://www.instagram.com/iroit0

舞台は、昭和初期頃の日本の田舎

田んぼの香りと、夏の匂いと、木々のざわめきが心地よい

空は大きく広がり、入道雲が大きな伸びをしている



せわしなく聞こえるセミの喋り声を聞きながら

汲み上げてきた冷たい井戸水の入った桶を足元に置く

私はそのまま縁側に腰をかけ、おもむろに桶へと足をつっこんだ

ドキリをする冷たさにも慣れれば、庭の草木に目掛けて足で水をかけてみる

縁側で団扇を扇ぐ姿は、どこか溶けそうなアイスクリームのようだった



昨日、縁日で釣ってきた金魚たちは、私の隣に置いてある桶の中で優雅に泳いでいる

そろそろ金魚鉢に入れ替えても良い頃かな?

金魚たちの様子をみようと上から覗いてみた



私の顔を見て驚いたのか、少し顔を水面から出していのに急いで翻し水中へと潜る

パッ揺らめきながら広がる波紋を静かに見つめる



『今日も暑いな~』



そう言って目の前にある入道雲に目をうつす

セミの喋り声が、いつもより楽しそうに聞こえる気がした

最後まで読んで下さり、ありがとうございます


色々なお話を書いておりますので、どうぞごゆっくりとしていってもらえると嬉しいです


また明日、6時にお会いしましょう♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ