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フィニスエアル ――少女が明日を生きるためだけの最終決戦――  作者: (仮説)
少女が明日を生きるためだけの最終決戦
9/170

8.今は遠き神の声

 

 ◎


 


「――許サナイ……我ヲ封印シタあの男ッ!」


 


 〈王国都市〉近郊、〈南赤都市〉と〈東紫都市〉を線で結んだその中心の荒野に石造りの神殿〈メガスファエラ〉は存在している。


 


 数日前から、神殿周辺地域で地震が確認されており、周辺都市から調査団が派遣された。しかし、理由は判明せず調査続行、わかり次第対応という形に落ち着いた。


 


 神殿の造られた頃――神話時代から続く、あらゆる干渉を打ち消す高位の結界により、現在の人類には認識ができないようになっている。


 故に、惨憺たる怨嗟の声を聴く者はいない。


 だが、その知覚不可能の声は確かに発されていた。


 


「――封印はもうじき解けるッ……我は世界ヲ……罪悪二塗レタ世界ヲ破壊し尽くすッ」


 


 間もなく封印が解ける。


 封印されし神々が地上に復活する。


 数千年振りに世界は蹂躙への道を辿る。


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