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フィニスエアル ――少女が明日を生きるためだけの最終決戦――  作者: (仮説)
王女が明日を生きるためだけの国家戦争
38/170

6.コンサートホール

 

 ◎


 


 ――休日。


 フィニスさんの我儘ならぬお願いを叶えるため、私達はコンサートホールに行く準備をしていた。〈ロイヤルブルーム・ホール〉は貴族しか使うことができないことからドレスコードがある。なので、エリに手伝ってもらってドレスを着ているところだ。


 しばらくしたらフィニスさんがここに来ることになっており、それまでに準備を終わらせる予定だ。


「ありがと、あなたも着替えなさい」


「はい」


 私の部屋から出ていくと彼女は彼女の部屋に戻る。彼女に私の手伝いなんて必要もない。


 中央エントランスに出て腰を落ち着かせる。ここ一年はずっと制服姿だったので不思議な気分だった。留学前は毎日のように来ていたというのに。


「それだけ時間が経ったってことか……」


 いつの間にかあの頃とは別人になっているのかもしれない。味方のいない孤立無援な世界に立たされて大人にはなったのかな。今思えば、〈インぺリア〉でも私は相当やんちゃだった。今更ながら両親に申し訳ない。


 着替えたエリもすぐにエントランスに出てきた。そのまま調理場にいったのでお茶を淹れるのだろう。後はフィニスさんを待つだけだったが、一〇分しない内にやって来た。


「お待たせしましたー」


 フィニスさんは制服姿で現れた。


「そんな気はしてたわ……」


「すごく綺麗なドレスだね、何かあるの?」


 ため息を吐いてから、コンサートホールにドレスコードがあることを説明した。


 彼女はいつか見たように、大袈裟に肩を落とす。


「そ、そんな……ここまで来て!?」


「ドレスくらい貸すわよ」


「な、何!? 本当?」


「どうして嘘吐くのよ」


「レリミア優しい!」


 言ってフィニスさんは覆うように抱き締めてきた。スキンシップがすごい。それを無邪気に行うのがもっとすごい。


 彼女は、無意識に他人を誘惑するところがある。男女のトラブルとかに巻き込まれやすそうだ。


「ナンパとかに気をつけてよ……」


「よく言われるけどそれは私のせいじゃないんだけどな」


「……ちなみにだけど、そういうのよくある?」


「んっと、一五回くらいかな……?」


「一五……」


「その辺は〈インぺリア〉の方がマシだったね」


 ほとんど寮で過ごしているはずなのに。


 一体何人に声を掛けられたというのだ。一緒にコンサートホールに行くのがちょっと怖くなってきた。


 彼女が自身の魅力にどれくらい自覚的なのか是非とも気になるところだが、訊きにくい話題なので止めておく。


「まぁ、来てよ。好みのがあるかはわからないけど」


 ドレスの掛けてある部屋に案内する。〈フレイザー〉に来てからは使う機会があまりなかったので種類はあまりない。ただ心配なのはそこじゃなかった。


「うっわ……どんだけあんの……」


「五〇くらいよ。使ったのは数えるほどだけどね」


「セレブは違うね、やっぱり。私は田舎から来たから」


「ちょっと意外ね」


「そう?」


「何か垢抜けてるっていうか、慣れてる感じがする。マナーだけは習ってないみたいな感じだけど」


「……痛いところを突いてくる」


 教師と話す時はちゃんと敬語を使っているので気を遣えない、という訳でもなさそうだが王女である私には一切の敬意がない。尊敬できる相手じゃないとかだったらショックだ。


 でも、対等な感じがして嬉しいという思いもなくはない。


 


 ここにあるドレスは庶民には到底手に入れることのできない物品ばかりの高級品だが、フィニスさんに似合うかと問われればわからない。このドレスさえ、彼女の美しさと比べれば霞むのだ。


 いや、もしかしたら普通にサイズも合わないかもしれない。特に胸囲が。


 掛けてあるドレスに視線を巡らせて練り歩く彼女の足が止まった。


「これがいいかな」


「お、おう……」


 最終的に彼女が選んだのはここにある中で最も露出が多いであろうものだった。どうしてこれを選んだ。完全に見せている、誘っているとしか思えない。


 胸元がV字に開いた青いドレス。私が来たならばまだ良かった、しかし、フィニスさんだと問題がある。特に胸囲が。


「……馬車が来てくれるのよね?」


 思わずエリに確認するくらいまずかった。隣で歩きたくない、比べられるのも嫌だが普通にこっちが恥ずかしい。


「はい」


「それなら良かったわ」


「じゃあ、着替えるね」


 言うと、ポイポイ、と制服を脱ぎ捨てた。


 肌を見せることに躊躇がない。視線の引き寄せられるきめ細やかな肌が露わになる。艶に煌めきが眩しい。私は思わず背中に触れてしまった。


「どうしたの?」


「い、いや、綺麗だなって……」全く苦しい言い訳である。気づいた時にはもう触っていたのだ。「すべすべだから……ごめんなさい」


「別にいいよ。そういうこともたまにあるから」


 あるんだ……というか私もその一人になってしまった。


 長い金髪が絶妙に身体のラインを隠している、それが逆に煽情的だった。


 フィニスさんを前にすると醜態ばかりさらしてしまう。理性で止められないのがヤバい。見ないようにしよう。


「……よし、着替えたよ」


「大丈夫よね?」


「何が?」


 最悪のケースを考えて細目で振り向く。しかし、杞憂ではあった。ちゃんと収まるところには収まっている。


 良かった。似合っている。変に着飾らないシンプルなタイプが一番映える。


「一応何か羽織らない?」


「え、いいよ」


「そう……」


 提案はすげなく拒否された。


 準備を終えたので私達は寮を出る。コンサートホールまでは玄関先に待っている馬車に乗って向かう。紐に繋がれた白馬二頭が金色に装飾された馬車を引いていた。


 エリが御者に指示を出している間に私とフィニスさんは乗り込んだ。


「お金持ちになった気分」


「あの任務が終わればそれなりの報酬が出るんじゃない?」


 復興中の〈インぺリア〉では弾んだ金額という訳にはいかないと思うが、王女の護衛ならば相当の金額が発生するはずだ。


「そうもいかないんだよね。この義手と義眼、国に借金してるんだよ」


「そうなの!? あなた国を救った英雄じゃないの!?」


「死にかけたからね、治療だけで使い果たしちゃったんだよね。それに義手に爆弾と発信機付けられてるから」


「そんな……」


 国家級戦力を放置できないとはいえ、年頃の少女にここまでするか。


 それを指示したのは恐らく父か兄だ。憎悪に似た気持ちが私の心の中に渦巻いた。だけど、フィニスさんは悲観した様子もない。


「いいんだけどね。学校に通いたかった、っていう望みも叶ったし」


「学校なんて……」


「こんなこと言うと気を遣わせちゃいそうだけど、寿命が短いんだよね。だから我儘聞いてくれてこっちが感謝だよ」


「……っ」


 突然のカミングアウトに言葉が出なかった。


 それでも何か絞り出そうと息巻いた瞬間、扉が開いてエリが乗り込んでくる。フィニスさんはエリに向けても笑顔を見せた。


「ありがとうね、エリ」


「あなたに感謝される謂れはありません」


「そんなこと言わないでよー」


 彼女は何でもない風に言ったけど、私にはどうしようもなく悲しいものに思えてならなかった。フィニスさんの宿命は一人で背負うには重過ぎる。


 命懸けの戦いを生き延びて、それでも残された時間は少なくて、護衛でも何でも楽しむしかなくて――そんな無邪気で美しい姿を見ても、私は可哀そうだとしか思えなくなった。


 


 


 ◎


 


 巨大な煉瓦造りのドーム。


 一際奇抜な建築こそが国家最大級のコンサートホール〈ロイヤルブルーム・ホール〉である。


 中央にアーチを為す入口があり、警備の人間が常に見張っている。貴族が利用するので警備体制は相当なものだ。


 馬車は正面入口前に停められた。御者が扉を開き、エリ、フィニスさん、私の順に外に出ていく。その瞬間、空気が変わった。ホールを利用する貴族がこぞってフィニスさんに振り向いたからだ。


「声掛けられる前に入りましょう」


 ホールに入館し、中央エントランスに出る。入口で待機していた案内員の後ろを着いて行き、観客席に向かった。隣国の王女である私にあてがわれたのは二階中央の席だった。ステージを一望できる眺めの良い貴賓席。


 護衛達に挟まれるように中央の座席に腰を下ろす。


「なんだかんだ三〇分くらい時間ありそうね。飲み物でも頼んでおこうかしら」


 メニュー表を適当に見、私は入口に立つメイドに紅茶を持ってこさせる。


「フィニスさんはどうする?」


「後でいいかな。ちょっと探検するから」


「…………」


 子供か。それも結構手に余る系の。


「まぁ、いいんじゃないの……ナンパには気をつけて」


「いってきまーす」


 フィニスさんはてけてけ、と危なげな足取りで消えていった。


 見送って、背凭れに体重を預けるとため息が漏れる。正直、フィニスさんとどう接すれば良いのかわからなくなっていたので都合は良かった。


 すると、エリも座席から立つ。


「どうしたの?」


「この施設の構造を頭に入れておこうと」


「そう」


 私は最近までエリは嘘を吐かない、と思っていたがあくまでも私に弊害がない場合に限ることを知った。最もなことを言う時こそ、怪しむべきだ。とはいえ、邪魔をする訳ではない。心に留めておくだけだ。


「あなたもナンパには気をつけるのよ」


「お気遣い感謝します」


 一礼し、彼女も客席から離れていた。


 聞こえるのは自分の呼吸の音だけだった。限りない静寂。こうして一人になるのも久し振りだ。特にここ数日はエリだけでなく、フィニスさんとも行動を共にしていた。


「一体いつまで続くのかしら」


 私の暗殺。決行されるのは一体いつなのだろう。死ぬにしても心構えくらいはさせて欲しい。


 


 


 ◎


 


「待ちなさい〈傾国〉」


「どうしたの、エリ?」


「〈傾国〉」


「何?」


「〈傾国〉」


「ん? あ、あぁ、〈剣士〉さん」


 自由気ままにホールの探索をしていたフィニスを引き留めたのはエリだった。その際使われたのはコードネーム。つまり、護衛任務に関する行動が行われることを示している。


 フィニスの相変わらずの軽々な態度に怒気を隠し切れないエリだったが、沈めて切り出す。


「開演五分前、密偵と落ち合うことになっています」


「密偵って……情報が入ったの?」


「そういうことになります」


「了解だけど……私は何をすれば良いの? レリミアについてれば良いの?」


 意外にも正しい判断を下していることに感心しつつ、エリは頷く。


「もしかしたら……可能性としては低いですが暗殺者の雇い主から接触があるかもしれません。警戒を緩めずに」


 感心はしてもしっかり釘を刺していく。


 二人は行き掛かり上、一緒に行動した。エリは館内の構造把握、フィニスは文字通りの探検。緊急避難出口から窓枠の強度、他の座席へ行くための通路の確認、最上階の展望エリアまで足を運んだ。


「今のところ罠の類はありませんね」


「魔法が使われた形跡もないから場所に問題はなさそうかな」


 しっかり見ただけにあっという間に時間は過ぎていた。開演五分前は目前だ。


「集合場所はどこかの座席から指示が来るので一旦戻りましょう」


「暗号的な? すごいことするね」


「あなたほどではありません」


「んー?」


 二階中央の貴賓積に戻ると、レリミアがやや不機嫌気味に彼女らを見詰める。


 心当たりのないフィニスはどうしたんだろう、と思った。エリは鋼のハートでガン無視を決め込んだ。あちらから言及されない限りはなかったことにするつもりらしい。


 二者二様の反応にレリミアはため息を吐いた。


「で、どうだった? 探検できた?」


「できたよ。罠もなかったし」


「罠……」


 バシッ、という音がした。何事かと見てみるとエリがフィニスの頭を叩いた音だった。レネルスはいつの間にか仲良くなったんだ、と的外れなことを考えた。


「痛い。言っちゃダメなの?」


「何故言うのかの方がわかりかねます」


「そんなこと言われても……」


「次からは止めてください」


「は、はい……」


 エリは自由放任少女のフィニスを圧倒していた。


「次からは気をつけるね」


「それを私に言われても……逆に困るわ……」


 レリミアからすれば、隠し事をされる訳で。そうであっても自分の前でやるな、という話だ。内緒話は内緒でしなければ意味がない。


「もうすぐ始まるわよ」


 斜め下には幾多の楽器を並べても十分な広さを確保できるステージがあり、その背後のパイプオルガンは世界最大級の規模を誇る。観客席は貴族達で埋まっており、今か今かと開演を待っていた。


 後方から徐々に照明が薄まり、静寂が包む――。


 不意に何かが揺らいだ。


「「!?」」


「どうしたの二人とも?」


 突然、席を立ったエリとフィニスに怪訝な顔を向けるレリミア。心なしか両者とも沈痛な面持ちである。違和感に気づいたのは彼女らだけらしい。


 今にも飛び出そうとうするエリを止めたのはフィニス。視線だけでここは任せた、と言っていた。


「誠に申し訳ないんだけどちょっとお手洗いに」


「今? もうすぐ始まるわよ」


「すぐ戻って来るから大丈夫」


 ひらひら、と手を振って客席を後にする。放たれた扉が閉じる寸前、フィニスの身体はロケット砲弾のように廊下を突き抜けた。二階奥の座席に繋がる角を曲がったのその先は出口に繋がっている。


 角から顔を出した瞬間、黒い影が僅かに視界に映り込んだ。地面を蹴って方向転換し、出口前のエントランスに飛んでいったが着いた時には誰もいなかった。


「逃がしたか……」


 無理矢理追うこともできたが、それより先に確認しなければならないことがある。


 道を引き返し、廊下の半ばで足を止めた。客席で感じた違和感は丁度そこが起点となっている。


 フィニスは両手の掌を壁面に押し当て、魔法を行使する。


 ボロボロ、と壁が崩れていくと構造物以外の何かが出てきた。赤い布。さらに抉り出すと人の半身が露わになる。


 同い年くらいのドレス姿の少女が壁に埋まって死んでいた。むしろ壁に埋められて殺された、と言うべきかもしれない。


「だから、殺されたんだ……」


 壁から屍を取り出して床に寝かせた。心臓を鋭利な刃物で一突きされて亡くなっている。最短効率を極めた手際の良さは、犯人が殺人のプロであることを示していた。《物理循環ブラスト・サークル》で血流を止める。その際にべっとりと手が濡れたので、お手洗いで赤色を流してから観客席に戻った。


 演奏が丁度始まる寸前だった。


 レリミアも何も言わずにフィニスを迎えた。


 エリの視線には首を横に振って返事する。


〈何が起きたのですか?〉


 すると、脳内に問い掛けられた。生憎フィニスは《通信》の魔法は使えない。但し、義眼には込められている。左眼に力を流せば、思考がそのままのエリへと伝わっていく。


 彼女の見た光景が続々と脳内に流れ込んだ。


〈これは……!?〉


〈この子が情報提供者なんだよね?〉


〈はい、以前から〈フレイザー〉に潜入していたスパイです……この人影……既に勘づかれていた?〉


〈今も見られてるかもね〉


 一階席、二階席の左右に貴族達はいる。もしかすれば、この中に暗殺者がいて、現在進行形で我々を見て殺害方法を考えているかもしれない。人間を壁に埋めて殺そう、という醜悪な殺人方法を考える奴だ。おぞましい何かが蠢いてもおかしくない。


〈まぁ、流石に大丈夫だと思うけどね。今回の目的はあくまでも密偵の始末ってとこだと思うし〉


〈そう……ですか……〉


 流石のエリも相当沈んでいるようで、深刻そうな声を漏らすがそれは意識だけの話。肉体はステージに注がれて至って普通の反応をしていた。


 先手を取られた以上、対策が必要になる。


 だが、それをエリとフィニスだけで考えるのは至難である。


〈――今日にでもお嬢様を暗殺しに来るかもしれません〉


〈私も寮に泊まった方が良いかな?〉


〈そうですね……お嬢様に気づかれないように、ですが〉


〈そこまで隠す必要ある? というかそろそろ言わないと危なくない?〉


〈私達は護衛です、決して心配させるためにいるのではありません。それは最悪の状況を意味します〉


〈それがエリの戦う理由なのね〉


 フィニスが完全に納得できる理由ではなかった。


 だが、心配させたくない気持ちはわかる。なのでフィニスは拘泥せずに受け入れた。護衛だけで解決できるのならそれに越したことはない。


〈わかった、ちょっと本気出して警戒するよ〉


〈いつもそうしてください〉


 脇から出てきた三〇人ほどの楽団の準備が終わったようで指揮者がこちらを一礼してから、指揮を始めた。ゆっくりと鳴った音だったが急転、打楽器、弦楽器、木管楽器、金管楽器のうねるような混成がホールを支配する。


 耳を媒介とした脳内に入力される情報が他の感覚器官を吹っ飛ばし、思考が強制停止した。内臓まで揺らされる大音響が観客に届けられた。


 


 ――今ほど、暗殺に向いている瞬間はない。


 観客の視線はステージに吸い寄せられている。


 大音量により掻き消されるあらゆる音。


 喩え、ライフルが発射されようとも誰も気づくことはないだろう。


 銀色をした指程の大きさの流線形の物体は真っ直ぐにレリミアの脳天に向かって、斜め上方から飛んで来る。本人も含め、警戒している者すらいない。完全と言っても良い暗殺である。


 暗殺完了――誰もがそう思う一撃。


 


 しかし、どんなものにも例外はある。


 例えば人間という枠組みを超えんばかりの、戦争を終わらせた英雄の場合――。


 弾丸の軌道上に現れた彼女の左手には魔法陣が描かれていた。《物理循環ブラスト・サークル》、エネルギーの流れを操作する魔法。


 その手で触れた刹那、弾丸のエネルギーを操作。力の向きを完全に反転、さらに空間に鳴り響く音からもエネルギーを吸い取り、来る際よりも速く弾丸を撃ち返した。


 結果はここからじゃわからなかったが、少なくとも犯人は追撃を加えられる状況ではなくなったことだけは確定した。


 ――私の眼は誤魔化せない。


 フィニスは右眼に着けているモノクルを外していた。桃色の瞳に浮かぶ紋様は五枚の花弁だった。


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