バッテリー補充液はほぼ純水なので、災害時に飲み水としても使えます
本田「ココがエンジンオイル、タオルで拭って差し込みなおして、ちゃんとオイルが付いていること確認します」
本田「こっちがバッテリー液で、上限と下限の間に水面があることを確認します」
本田「ちょっと明るくて見えないときは、こうやって車を揺らして!!」
ドスン、ドスン!
本田「どうです、織江さん。見えました?」
「ん? まだ良く見えぬが」 (見えてる)
本田「もうちょっと揺らしてみますね。どうです?」 ドスン、ドスン!
「あ、見えた。問題ない」 (見えてる)
本田「不足していた時はバッテリー補充液を入れます。バッテリー補充液はほぼ純水なので、災害時に飲み水としても使えます」
「ほう、良いことを聞いた。ゾンビに追われてホームセンターに逃げ込んだら、水分確保できるな」
本田「そうですね」
本田「こちらがブレーキオイル、こちらがウィンドウウォッシャー液、こちらが冷却水です」
本田「だいたい2年に1回、交換する感じです」
一通りのエンジンルームの説明が終わったら、支えを外してボンネットを閉じた。
本田「では次にライトの確認をします。私が運転席で各種ランプつけるので、織江さんは前でチェックしてください」
カッチ、カッチ…
本田「右ウィンカー、見えてますか? フロントとサイドの2つがあるので、どちらも確認してください」
「問題ない」
その後、フロントとリアの各種ライトの確認をした。
本田「はい。問題ありませんね、では運転席に乗って準備していてください」
「この点検は毎回やるのか?」
本田「ライト確認は必ずやります。確認せずに路上に出て不備が出てはいけないので」
本田「今回はCでオイル確認をしましたが、次はトランク、その次はタイヤの確認をします」
「承知した」
本田「では発進しましょうか。ちょっとバックして、そのまま右に出て降りちゃってください」
「かなり段差があるがよいのか?」
本田「やっちゃいましょう。はいドスン」
本田「では外周回って、出口を左折して出ましょうか」
合宿免許卒業まで、あと6日