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Dungeon Fantasy  作者: 串本 梟
1/1

-ホントの事言うと迷った。by主人公-

小説を書くなんてこれで二回目、三回目くらいですが、まだまだ全然なれていなくて。上達していきたいので、是非読んで、その上で感想とかもらえたらうれしいです!

「うぅぅ…」

森の中の洞窟の前を一人の女の子がうろうろしていた。

歳は10代後半ぐらいで白いローブとマナオーブのついた杖を身につけている事から、恐らく魔法使いだろう。

「なんで私がこんなクエスト受けなきゃなのよぉ」

どうやら、クエストでここにやってきたようだ。

それからしばらくの間、その場でぐだぐだと文句を言っていたものの、遂に行く事を決意したらしい。

「ずっとここに居ても仕方ないわ。よし、行こう。言ってさっさと終わらせてこよう」

そういうと、自分の身ほどある杖を両手に握りしめ、薄暗い洞窟へと足を踏み出した。


洞窟に入ってまず彼女はクエスト内容の再確認を始めた。

「えーっと…『上位薬草20個の採取』ね…めんどくさい」

その後も時折愚痴を言いながら対象を回収していくが、さすがは上位薬草。入り口付近にそれほど生えているはずも無く、仕方なく奥 へ行くはめになる。すると当然モンスターが少なからず出てくるはずだ。そう、出てくるはずだった。しかし、いくら奥へ行ってもモ ンスターは出てこず、彼女自身も不思議に感じ始めた、その時だった。

 ドゴァアアアアアァン!

「キャッ!」

大きな崩落音と共に、洞窟の一部が崩れた。洞窟に空いたその大きな穴から出てきたのは…

体長5m程ある巨大なゴーレムだった。


      ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


「よっし。毛皮はこんなもんか。あとは黒鋼石(こくこうせき)だけだな」

そう言った俺は、手に入れた羽鹿(うじか)の毛皮を鞄に入れながら黒鋼石を手に入れる為、森の洞窟へと向かった。

ここはガレウス王国の西北西方面に位置する「トールの大森林」。モンスター発生条件である、「モンスターコア」が存在し、どんな に地図を作ろうとしても無意味な程に広く迷いやすいその地形から世界認定ダンジョンに認定された森だ。ちなみに、コアレベルはLv.1で、基本的に初心者や旅商人向けの易しいダンジョンである。

少しここで自己紹介をしよう。俺の名前はグラジオス・オラトノン。一応、旅商人をやっている。歳は16歳だが、この世界での成人 年齢は15歳だから、この歳で商人などやっていても、ちょっと若いだけでそこまで珍しくもないだろう。っと、いつの間にか洞窟前 着いてたからここまでにしておこうか。


洞窟前に着いた俺は黒鋼石を採りにいく為、軽い腹ごしらえ+その他諸々な準備をしていた。

おおよそ準備も終え、さぁ行こうかと思って立ち上がった直後だった。

「うおっ!?」

洞窟内から何かが崩れる音が聞こえてきた。

「ど、どうしたんだ?」

見た限りじゃ洞窟の手前側ではない事は明白だ。ってことは、奥側からしかない。なのにこんなにでかいってこたぁ、結構おっきい音だな。

さっき言った通り、この森は、初心者向けとはいえダンジョン。基本ダンジョン内にあるものは通常のものに比べてだいぶ強固になっている。

これは、森の中にある洞窟も例外ではない。しかし、どんなに強固になるとはいえ、強いモンスターなどなら壊せてしまう時だってある。それでもここは初級ダンジョン。主に、有名なもので言えば「スライム」などの弱いモンスターしか出てこない=通常の場合、モンスターたちには壊せない。冒険者等が戦闘の際に壊す事もある。だが、それを繰り出すという事はそれなりに強いモンスターである事が多い=冒険者による破壊であったとしてもそれはそれで異常事態。

とにかく危険を察知した俺は急いで音のした方へと向かっていった。


しばらく薄暗がりの中を走っていると「誰かぁああああああ!」という声が聞こえてきた。

「お、さっきよりも近い。もうすぐか」

さっきの…女の子の声、だよな…?そんな事を考えていると、目的地と思われる場所へと着いた。

「大丈夫か!?」

そう大声を出しながら、薄暗い洞窟内を見渡す。少し広めの部屋のようになっているその場所には、氷の壁とその前に立つ何かがあった。

その何かが、先ほどの俺の大声に呼応したのか、ゆっくりと、コチラを振り向いた。

「ハハ…マジかよ。」

そこに立っていたのは、体長5mほどの敵意だだ漏れゴーレムだった。

更新スピードはものすんごくおっそいですが、頑張るのでこれからもよろしくです!やっぱり、学校があるとあんまり出来ませんね。もういっその事休んでしまおうか…?なーんて考えたりもしますが、そんな度胸自分には無いので出来ませんね。えっと。では、また第二話(?)で。

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