表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

明日の汽笛

作者: 煉瓦

列車は走る

夢を乗せて

心のレールが

脱線するのは待ってる


決まりきった夢に

決められた夢に

乗せられて

走らされて


辛い

痛い

だから

速度を上げた

脱線するために


だけどひかれたレールは

思いのほか

しっかりしていた

どんなに

加速しても

飛び出せない


脱線できないなら

どうする

止まるまでだった

エンジンを切った


乱れた時刻表

降りていく人たち

つっかえた路線


いいさ

吹き曝しにあって

壊れるのを待つだけさ


なぜあなたは降りないの

決まってるでしょ


列車の外のこと何も知らないから。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ