第八話 世界救世主壱 竜魂剣爆炎
前回までのあらすじ
ー戦国時代ー
突如切り裂きジャックへと変身する能力を奪われ戦国の地へ送られた竜太は何とか平成の時代へと戻るために、戦国時代を支配する将軍達を討伐するための戦いに竜魂剣とともに旅に出るのであった。そしてもう一度、切り裂きジャックの能力を取り戻すためにも・・・。
第八話 世界救世主 壱 爆炎竜魂剣
「須藤ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
竜魂剣の刃を須藤に向かって突進していく竜太。
「・・・・・霊守壁」
竜太の一撃は霊の壁に吸収された。
「竜魂剣基本技長刀爆炎撃!《りゅうごんけんきほんわざなぎなたばくえんげき》」
壁に向かってがんがんと竜魂剣をたたきつける。
そしてその剣は炎に包まれて壁を突き破って須藤の頬に切り傷を作った。
「このばかめが。」
竜太は一撃一撃に意味を持たせ、攻撃していた。
「お前みたいなのを悪党と呼ぶんだ。人間みんなが悪い訳じゃない。お前みたいなわからづやの馬鹿が悪者なんだ。」
須藤はこらえきれずに叫んだ。
「貴様に何が分かる。この俺のついて何を知っているつもりだ・・・。お前こそ、人の気持ちも知らずに・・・お前こそが悪党なんだ。悪党は消えて無くなれ。クロイ・デス」
結構シリアスなので、竜太の台詞のひとつは省略させてもらいます。「え?何が黒いの?」
全ての墓という墓から霊が呼び寄せられた。そしてその霊は一つの場所へ集められた。
「貴様なんて・・・。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね。」
そして来た霊は一つの玉になり、須藤の手の中に収まった。
「竜魂奥義竜撃手。これで終わらせてやる。」
竜太は剣を人振りするとその剣は空を切った。そして切った空からは竜撃手が出てきた。
「アロロロロ。イガラシャ。」
竜撃手は竜太に向かっていった。
殺してもいいのか。
「アロ。エルアルアハシャカ。」
良いぞ。こんな奴。
「アヒャロシャ」
了解。
須藤は手に収まった霊たちを竜太に向かって全て投げつけた。
「これで終わりなんだ。切り裂きジャック平田竜太。バッド・エンドデス・カレン」
竜太は竜魂剣をかまえた。
「アロロロロロロロロロウ。」
竜撃手、行くぞ。
竜太はそう告げると須藤の元へともう一度つっこんでいった。
理緒はにせものに向かって剣を振るった。
「あんたが本物の偽物よ。消えなさい。」
八迫が偽物に向かって拳を思いっきり振り下ろした。
「お前が偽物じゃないなら誰なんだ。お前しかいないだろいが。」
三人そろって、それぞれの元へ、つっこんで攻撃を始めた。
「消えろ。平田竜太。霊超長剣。」
竜太はバッド・エンドデス・カレンに向かって斬りつけた。
「うあああああああああああああああああああああああああああああああああ。」
竜太はバッド・エンドデス・カレンを斬りつけ、剣に取り巻かせ、須藤に向かって剣を思いっきり振るった。
そして三人そろって叫んだ。
「消えろ!」
と一言。
三人の顔は勝利を確信した、傷だらけながらの精一杯の笑い顔を無理していた。
また、敵側も叫んだ。
「お前がな!」
自分が負けるものかと、必死になっていた。
この結果がどんな物であろうとも、俺は出来ることをした。
だから、慢心感で、いっぱいだよ。
「須藤おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。」
力いっぱい、竜魂剣を振り下ろし、間合いを取り、構えた。
竜太はこの世界を守るために復活した。三人でそれぞれの敵を敵を倒すために戦いを始めた。そして竜太と須藤、それぞれの仲間を呼びだし、決着をつけ始めた。
しかし戦いが終わるまでこの地球は耐えられるのか?
今、激闘編はクライマックスに入る・・・。
そしてその先にある本当の物語の序章とは・・・。
なんてかっこつけてすごい面白い話書きたいなぁー。
はふぅー。