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第五十話  男女

ど・・どうも。

一ヶ月ぶりでございます。

最初に申すべきことは謝罪でしょうけれども、毎度毎度のことですので、聞き飽きたかと思いまして真に勝手ながらこちらの方で省略させていただきたいと思います。



さて、本編の方でございますが、そろそろ終了させていただこうかと思っておりますゆえ、もうしばらくお付き合いいただけるとうれしいです。

ちなみに終わると言うのは一端の区切りをつけると言うことでございまして、今回の眞石版編を持っていったん完結とさせてもらい、これまでの話の方を加筆修正的なことを行ないまして分散させてからの続編と言う形をとろうかと考えております。

なお、これは現段階での考えですのでこの話が終わってもまだまだお付き合いさせてしまうなんて事になるかもしれませんがどうぞよろしくお願いいたします。



ちなみにやめるとは一言も言ってませんからね?≧A≦


剣の嵐は止まることなく、竜太をひたすらに切り続けている。

すでに感覚は無く、それゆえに命の危機もあるだろうが、これが終わってから心配すればよいだけの話だ。

目の前にあいつはいるのに。手を伸ばせばつかめるほど近くに居るのに。


こんなときに豪火竜が居たらどうしてくれるかと他愛のないことを考える。

きっと奴なら俺に力を貸してくれるはずだ。

いや、奴ならどこででも助けてくれるはずだ。力を貸してくれているはずだ。

だから、俺はこいつを倒して奴を迎えに行くんだ。

「眞幻想ぉぉぉ!!!!!!」

竜太は思いっきり眞幻想の腹部に拳をたたきいれた。





空から地面に瓦礫が降り注いだ。

「やっぱり男女の力の差はあるんだね」

幻柳駄由は理緒の全力のこぶしを捕まえて理尾自身を持ち上げた。

「わぁ、やっぱり女の子って軽いんだね」

すでに気を失っている理緒を上げ下げしながら、幻柳駄由はつぶやいた。

それから思い切り力を入れて理緒を叩き落した。

「でも女の子だからって言って手加減は出来ないんだ。なんていったって僕の大切な友達を気絶させちゃったんだから」

物言わぬ理緒に一人ではなし続ける幻柳駄由。すでに其処には私闘が混じっていた。友の敵ではなく娯楽へと変貌していた。

それから数分の一方的な会話の後に幻柳駄由は理緒の頭を踏みつけた。

「たぶんそろそろ眞幻想が待ってると思うんだ。だからきちんと動けなくしてから行くね」

理緒の意識を奪った技をもう一度構えてはなった。

「さてと、じゃね」

幻柳駄由は確実にしばらく意識を取り戻さぬようにしてから眞幻想の元へと走っていった。




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no.51 fact

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