第四十六話 開戦
今週は休みでした。なぜなら学校でパソコンないとこに左遷されてたからでしょうねー。
ちなみに今週もおそらく今日以外は出来ません。
ども、すいません。
「仲間を返せぇー!!」
ドアの破壊とともに現れたのは理緒と竜太だった。
そして同時に天井から光とともに現れたのは幻柳駄由だった。
「会場はここでよろしかったでしょうか?眞幻想様」
最後に部屋に現れたのは親鸞霧、だった。
「眞幻想様、世界完全木偶化完了しました」
それからチラリと招いたかもしれない客を見て息を呑む。
「その少女が、あの、少女です!」
その目には明らかな恐怖が浮かんでいた。
まぁ、当然か・・・。
「お前らまとめて、かかってこいやぁ!!!!」
理緒が眞幻想達を指差して叫んだ。
眞幻想が動いた。
手には三つの石版。
「さぁ、リ・イマジネーションが今我等の手によって行われる。世界の再構築の前の前菜に我等の血を注ごう」
眞幻想が言った。
親鸞霧はひそかに狙っていた。
二人の背後ががら空きになる瞬間を。
「いけ、木偶亮祐、木偶悶太。そして木偶八迫」
思ったとおり反応が遅れた。
そして元々の仲間ならいくらなんでも攻撃が出来ない。
そこを全員でハメればいい。
と、思ったのに。
「お前らいい加減にしろぉぉぉ」
ここに来て竜太が一撃で木偶を倒した。
本体を木偶化しているのでダメージは蓄積されるというのに。
一瞬の出来事で竜太が木偶三人を倒し、理緒が親鸞霧の頭を床に高速で叩きつけた。
「お前ら、覚悟しろ。血ぃ吐くのはてめぇーらだぁぁぁ!」
理緒が吠えた。
そのすぐあとに竜太が木偶化した三人を倒したあとにまっすぐ眞幻想に突っ込んだ。
「再構築すんのはお前らの頭ん中だけでいいんだよ!」
久々に使う『想像』で太刀を出し眞幻想の前で振り下ろす。
「眞幻想様に手を出すな」
阿蘇雨竜が竜太の前に立ちふさがる。
眞幻想が剣で阿蘇雨竜を斬り倒した。
「男の真剣勝負に邪魔はいけない。そういうのは物語できちんと読んでおかなくちゃいけないよ」
一瞬のことで阿蘇雨竜は絶命させられた。
自らの手で仲間の命を捨てた眞幻想。
地球の再構築を止めることは出来るか!
そして木偶化した仲間、世界人類は一体・・・。
ちなみに私もすでに木偶化しております。
後ろで親鸞霧に操られております。
お恥ずかしながら。
次回第四十七話 仲間