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第二十五話 封印されていた平行

もう、この星は終わりだ・・・・。

第二十五話 封印されていた平行


切り裂きジャックが、各地にいることによって、怪物の平行は、守られていた。

けれども、もう、期限は切れかけている。


暗黒守護者ダークガーディアンは、七百年の眠りから、ゆっくりと眼を開けた。

「コノ世界ノ封印ハ解ケヨウトシテイル。私ガ、コノ世界ヲ真ノ平行ヘ導ク時ガキタノカ。」

暗黒守護者ダークガーディアンは、眼に力を入れ、腕を動かした。

「マダ動カナイカ。フフ。モウジキダ。」

再び、目をつぶった。

暗黒守護者ダークガーディアンは、手の鎖を心眼でみつつ、再び眠りについた。

「モウスグ、私ガコノ世ヲ劫火ノ世界ニ帰ラレル。フフフ・・ファッファファファファ。」


その日、本部には暗い空気が漂っていた。

「ねえ亮祐。そのだあくがあでぃあんって、なんなの。」

悶太が口に手を当てて幼い口調で聞く。

亮祐は、八迫がのぞき込んでいた本を持って答えた。

「暗黒守護者・・・ダークガーディアンは、本来俺等が日本各地にいることによって封印されていた化け物だ。初代ジャックが封印した代物だ。そして、この地に闇の炎で焼き尽くすものだ。うっかりしていた。そろそろ、封印が解ける頃だ。」

亮祐は、壁を思いっきり叩いた。

「くう・・・・・。」

八迫は苦虫をつぶしたかのような顔で歴史の授業をまともに聞いていなかったことに後悔していた。

「歴史の授業を・・・聞いていればよかった。」

理緒と竜太と悶太はいまいちじっくり来ない。

「それってさ・・・・・・」

ゴゴゴゴーーーン


本部がひどい地震で揺れた。

「し・・震度は。」

理緒は、机の下から亮祐に聞いた。

亮祐は地震測定器をみて、答えた。

「これは、震度四で、・・・・・くそぉぉぉぉぉう・・・。」

亮祐は、その覇道を感じ取って叫んだ。

そしてしばらく立って、亮祐は顔を上げてつぶやいた。

「暗黒守護者が復活した。この・・・真上だ。」




ダークガーディアンがやってきた。これからの平和はどうなるか分からない。

けれど、俺達だけしか、この平和は守れないんじゃないのか。

でも、それはもう限界まできているんじゃないだろうか。




俺は、まともなことを考えられなかった。

それは今でも、変わらないよ。





謎の短編 切り裂きジャックと各自の部屋


ジャック本部、深夜

「はい、今回は、特別にジャック本部の中の各自の部屋を案内します。」

リポーターの竜太が張り切っていった。

亮祐の部屋

「うひゃああああ。ここ、本がいっぱいある。・・・・。あっちの方にはちょこっと、戦隊物のロボットと・・・・え?ピポちゃん?ええっと・・・縫いぐるみが在ります。近づいてみます。・・・・・。も・・・悶太がお昼寝しています。しかもその横には亮祐が、お昼寝して忌ますねー。いつでも仲がいい二人です。うらやましいです。僕もこんな風に仲良くできる彼女がほしいです。うう・・・。」


理緒の部屋

「ぎゃああああああああ・・・・・・・。ここ、武器だらけですぅぅ。ひい、理緒の拳に掴まれたぁ痛い痛い痛い痛い痛い痛い・・・・ギブゥ・・・・・。」

「五月蠅いわねえ・・・・・・人が寝ているのにねぇ。」

「理緒がおきちゃいました。あは・・・あはああああ。」

「死ねぇぇぇぇぇ!」

X竜太は死んだX

O竜太の変わりに理緒がレポーターになったO

「ハイ、ここは私の超美しい部屋です。武器だらけで、いつでも侵入者を殺せます。」


竜太の部屋

「うわ何ここ、かび臭くて・・・汚いいぃ。」

竜太の部屋では、なんときちんとした文章で、表しましょう。

理緒は一歩部屋に足を入れた。

滑った。

「うひゃあ。」

理緒がふんだのは、竜太のよれよれの汚い、・・・・・そう、一週間履き古したパンツだった。しかも、くしゃい。

「いやあああああぁぁぁぁあああぁぁぁあん。」

理緒は号泣して、部屋から出た。


八迫の部屋

「失礼します。あ・・・・・。」

「おおう。理緒、何してる。夜中だぞ。もう寝ろ。」

「はい・・・。」


「結局、部屋みれませんでした。」


悶太の部屋

「まあ。絵本と、おもちゃがいっぱいあるわ。かわいらしい・・熊ちゃんで統一されています。まあ。下着も何もかも熊ちゃんで統一。可愛い。そう言えば、悶太っていつも熊ちゃんの服しか着ていないようなきもするわね。」




極小コンマ短編その一 悶太の夜明け

「う・・・うにゅ・・・ん。」

悶太は亮祐の部屋に持ってきた布団で寝返りを打った。

「にゅふ・・・・・。」

悶太は眠い目をこすった。

「あれ・・・・。」

部屋には誰もいない。

「・・・・ふえ・・・・ん・・・・。」

悶太は誰もいない部屋でないた。

そんなとき、四人が入ってきた。

「悶太、お誕生日、おめでとう。」

悶太は泣いていた顔を上げて、にっこりとほほえんだ。

「ありがとう!」

今日は、悶太にとって初めての、四人で祝ってもらった誕生日だった。




この危機を抜けることは出来ない。














吃驚しました。もう、おまけのぞいて、五十話、こえてるんですね?やっほうい。

楽しいな阿阿阿阿阿。

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