表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
切り裂きジャックは殺しません!!!  作者: 和呼之巳夜己
切り裂き殺し決着編
43/163

第十八話 龍魂之反乱

あいつのパーティーの準備は、全てそろった。

第十八話 龍魂之反乱



「でええええいっぃ」

竜太が龍魂剣を振りかざしてバルバキスを倒した。

「これでミッション完了です。主。」

豪火龍が言う。

「じゃあ、本部にきかん。」

竜太が龍魂剣を鞘に入れようとしたときだった。

ガタガタガタガチャ・・・・・

「ぐぐぅ・・・・ぐ・・・・・・・・」

龍魂剣から豪火龍の声が聞こえた。

「豪火龍?」

竜太は急にだったので、龍魂剣から手を離した。その次の瞬間、龍魂剣は鞘から・・・竜太の元から離れ、宙に浮いた。

「主・・・離れて・・・・。」

龍魂剣の中から豪火龍の声が聞こえた。

「龍魂基本技長刀払い」

龍魂剣は竜太の足下に、一撃を繰り出した。

「払い、払い、払い、払い、突きぃ」

最後の一撃で竜太は倒れた。

「ぐえぇっ。」

倒れた竜太の目線の先に黒い円状の闇があらわれた。

「やあ。竜太君。」

そう言って須藤は、竜太の胸に突きをした。

「うぐぐ・・・。桐原、須藤。」

須藤は龍魂剣に近づくと、龍魂剣を握った。

「僕の所に帰ってきてくれるかな。龍魂剣。」

「桐原・・・須藤・・・。」

苦しげな声で、豪火龍は答えた。

「僕はフルネームじゃなくて須藤って呼んでっていったじゃないか。えいぃ。」

須藤が手を拳にした。

「ぐあああああああああああああああああああああああああああ」

豪火龍の苦しげな声が、いっそう大きくなった。

「じゃあ竜太君。この子は元持ち主の僕がもらって行くからね。・・・・剣もあるべき所になきゃ。八迫が僕から持っていったのは泥棒だからね。」

「主、竜太・・・・。」

須藤が、また手を拳にしていった。

「君の主は僕一人だよ。」


そう言い残して桐原須藤は、龍魂剣を片手に、闇に消えていった。


「龍・・龍魂剣!」


竜太は呼吸が苦しくなって、気絶してしまった。



「おい、ここにいたぞ、八迫。」

「この馬鹿め・・・・あんな低級ランクに・・。」

「おい八迫。龍魂剣がないぞ。後、招待状が。」

「まさか、・・・・・。」

「あいつが、きたんだな。」

「とうとう、決着をつけなければいけないンだっ。」




「桐原須藤。」






龍魂剣は、操られた。



竜太の横に置かれていた物は、呪いのパーティー招待状だった。

そこには、呪いのパーティー開催。八迫達もおいでよ。待ってるからね。そうそう。僕の剣を返してもらったよ。龍魂剣は。






パーティーは始まろうとしていた。

俺は、呼ばれているのだろうか。


次回より、桐原須藤決着編。呪いのパーティーへ、いざゆかん!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ