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第十三話 光球の力自爆宣言

ガルガンティア編、完結!ガルガンティアの中からあらわれたウイルスはいったい・・・・。

そして、棺に放たれたエヴァーンニェン・サージェは!切り裂きジャックは殺しません!

第十三話 光球ホーリーパワー自爆宣言!


棺に向かって覇道弾が飛んでいく。竜太は、何とか体を動かすと、棺の前に竜魂剣をかまえた。

「竜魂奥義、赤猫守護レッドキャットガーディアン

竜魂剣から赤い光がでてきた。

ガルガンティアは不気味に笑うと

「最大出力。光球ホーリー発動。」

赤猫守護レッドキャットガーディアンは脆く崩れて、竜太は地面にたたきつけられた。

と言っても地上六メートルぐらいなので、大した怪我はしないのだが。

「覇道弾によって散るが良い。」

竜太に向かって覇道弾が放たれた。

「ぐっ。」

竜太は目をつぶった・・・・・。

バキバキバキバキッ!

竜太は目を開けた。

「大丈夫ですか、主よ。」

豪火龍がでてきて、龍魂剣を操っていた。

「そして、早く安全なところに待避して下さい。」

ガルガンティアは会話中の隙を逃さなかった。

限界超越アルティメットチャーター!」

竜太の目の前で、龍魂剣は豪火龍とともに、折れた。辺りには、龍魂剣の欠片が行く片にも重なって、輝きながら、音を立てて、落ちた。

「・・・・・・。」

ガルガンティアは竜太の目の前にきた。つまり、龍魂剣の欠片を踏みつぶした。

「これは資源ゴミかな?ぎぎいぎぎぎぎいぎぎぎぎ。」

竜太は下を向いた。龍魂剣の鞘だけが、手元にある。でも、入れるものは何もない。役に立たない。竜太は怪我のことを忘れると鞘を持ってガルガンティアに向かって、鞘をたたき込んだ。

「でりゃああああああああああああ」

ガルガンティアの頭脳回路にメシメシッと言う音が響いた。それと同時にガルガンティアは、一瞬ショートした。その隙を竜太は見逃さなかった。ガルガンティアと同じ行為をしてやろうという淺知恵からだった。しかし、そのショートは本当に一瞬だけで、ガルガンティアは動き出した。しかし、鞘がたたき込まれたところは、ちょうど理性の部分だった。

「これより、自爆します。棺とともに。」

ガルガンティアはそう言うと地上六メートルの所にある八迫、、理緒、亮祐、悶太の棺を、自分を中心として、東西南北に並べた。

「カウントダウン開始。これより、切り裂きジャック殲滅にかかる。」

竜太は何とかしようと辺りを見回したが、何もない。鞘しか・・・。竜太は突然、ひらめいた。今まではガルガンティアの怪電波によって切り裂きジャックになれなかったが、今ならなれる・・・。竜太はもう一度変身しようとした。死者の面がはずれたときに変身も解けてしまったためだった。

後五秒

「へんしーーーーーん。」

竜太の私服が消える。上着が、ズボンが・・・靴下が、靴が、下着が・・・。

「想像の切り裂きジャック、平田竜太参上!」

後一秒

「デカ黒子ビーーーーーム、金剛柱三日月!」

デカ黒子ビームをガルガンティアに、金剛柱三日月を棺に向けて発射した。


ガルガンティアはさらに空中に。

棺は地上に。





大爆発で、辺りは見えなくなった。






竜太の頭上から一枚の異文明のディスクが落ちてきた。そのディスクから、映像がでてきた。

ガルガンティアを製造した博士だった。

「このガルガンティアは本当は銀河の平和を救うために作られたものだ。シカシと中でウイルスが入ってしまった。それに私は気が付いてはいたのだが、大丈夫だろうとふんで、放置して作ってしまった。その結果がこれだ。ガルガンティアを壊してくれてありがとう。・・・」

博士からのメッセージは途中で終わってしまった。

空中で爆発してしまったガルガンティアの体内にあったものなどが降り注いだためだった。

それと、人型の何か。これが博士の言っていたウイルスなのか・・・・。竜太は目を疑った。ウイルスがしゃべりかけてきたからだった。


「お前が俺の寄生物を殺したのか?じゃあ、お前もまた、殺してくれる。」

ウイルスが、触手を伸ばして竜太の手足の自由を奪った。

「これで終わりだ。」

竜太の周りでは、理緒、八迫、悶太が寝ている。亮祐は。

「おい。ウイルス。お前の方が終わりだぞ?」

亮祐がウイルスの頭にアドベンチャラーを突きつけていた。

「くぐっ。お前、いつのまに・・・。」

「ウィーアーアドベンチャラーズ.」

ウイルスの頭をアドベンチャラーが貫通していた。

「これが本当のウイルスバスター。」

ガルガンティアと、それに寄生していたウイルスは、退治されたと知って、竜太は安心した。

「ふふううううう・・・」

はっと疑問に気づいたりゅうたが亮祐に質問した。

「はいっ。先生!」

びしっと指さし亮祐は答えた。

「はい、竜太君・・・・・・って、俺先生?」

「先生は何で起きてるんですか?」

「あの中にいるとき、ずっと寝ていたからです。」

・・・・・・・・・。

竜太は返す言葉もなかった。


ガルガンティア編完


助けられた喜びは大きい。

その後の、みんなでのことを考えるともっと嬉しいよ。


次回、切り裂きジャックは殺しません!音音長邪の魔笛編突入!

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