第十一話 死者の面を守るもの
切り裂きジャックは殺しません!
な・・・・・・なんと!待望の映画化!
切り裂きジャックは殺しません!
眞石版海上舞闘会
STORY
夏のバカンスとして日本海に来ていた竜太達。海では負けない悶太が深くまでもぐって拾ったのは謎の石版。それは月を引き寄せる眞石版と呼ばれるものだった・・・。それを再び沈めようとする竜太達をおそう海底の猛者!竜太達は月が落ちてくる影響がでるまでに眞石版を封印できるのか!
NEW
海底の猛者という組織名の五人組の情報が入った!
究極剣使い 眞幻想 《まげんそう》
魅惑の接吻 阿蘇雨竜
破滅の怪力 源流駄有
鎌の申し子 半微志 《はんびし》
木偶使い 親鸞霧 《しんらんぎり》
の五人だ。果たしてどのような展開になるのか!
こうご期待!新しい情報が入り次第、この小説のはじめで連絡するぞ!小説の書き終わりにもさらに重要な情報があるぞ!
第十一話 死者の面を守るもの
竜太は、歩いて歩いて一つの大きな部屋に来た。声が教えてくれた。
「ここはモンスターハウス。いや、モンスターじゃないな。アンデットルーム?よし。そうしよう。とりあえず君の龍魂剣なら斬れると思うよ。ゴルビェーの体内でも倒したでしょ。」
「豪火龍。助けて。」
しーん。・・・・・・・・・・。
「あ、言っておくけど君の力以外使えないからね。」
「龍魂奥義従事火柱。」
「ヴァアアアアアアアヴァヴァヴァヴァヴァヴァヴァヴァッッヴァヴァヴァヴァ!」
かなり大量のアンデットが死んでいく。
「龍魂流儀聖火大乱。」
きらきらと光る波がどんどん流れ出て、アンデット達を消し去っていく。しかし、真で数は減ったように見えない。それほど多い数だからだ。
「龍魂真義那波龍砂。」
「龍魂流儀聖火大乱。」
全てのアンデットを倒したとき、大きな門があったことに気が付いた。その門はすでに開け放たれており、竜太が次の部屋に入ったとたんに門は閉まってしまった。
「よくきた。生人竜太。貴様は吾のこの死者の面を奪おうというのだろう。くれてやる。ただし。つけは大きいからな・・・。くくくくくく。」
巨人ほどの大きさの烏帽子をかぶった何者かが竜太に死者の面を投げつけた。その仮面で竜太は最初前が見えなかったが、次第に見えるようになってきた。
「これで貴様は、契約を破ることは出来まい。」
瞬きをした。
そこはガルガンティアの目の前だった。
「覇道使いよ・・・貴様・・・また覇道を強靱化したというのか。戦いの最中に進化したとでも言うのか・・・。ふふふふ。みとめてやろう。しかし、吾の覇道が一番だと言うことを、思い知るが良い。エヴァーニェン・サージェ!」
ガルガンティアの手のひらに目に見えるほど大量の覇道が集まってきた。
「これで、吾こそが、真の覇道の王となる。貴様のことは語り継いでやる。伝説のこの吾が好敵手としたからな・・・。」
覇道は、手から離れ、竜太の方に投げられた。
「吾が真の覇道の王者だっ!」
戻ってきた俺は、やるべき事を見つけた。
それをやったら、午後のお茶だ。
ごめんなさい。映画化だなんて嘘です。ちょこーっとハイテンションなだけだったんです。すいません。本当に申し訳ありません。でも、この話は小説にしていつかお届けしたいと思っています。