第五話 二階アルティメットインビンシブル暴力女
竜太 夏休みキャンペーン計画中!どんな計画かというと・・。
八迫 この存在しない世界編終了次第始まる物語のことだ。
理緒 終業式から始まって、始業式までの竜太の無惨さを描くスペシャルストーリー!
悶太 違います。テストで無惨な姿をあらわにするところまでです。
亮祐 その後、超侵略兵降臨【仮】編に移行。七部構成の予定。
竜太 ・・・そんなところまで書いちゃうんすか。
一同 もっちろーん。
とりあえず、お楽しみに。後、あくまで計画なので変更の可能性もありデス。
第五話 二階アルティメットインビンシブル暴力女
二階アルティメットインビンシブル暴力女の階
乙女チックな部屋に理緒はいた。ウエディングケーキよりもはるかに大きいサイズのケーキを口いっぱいにほおばりながら・・・・・・・。
「あんた本当に食べ過ぎじゃない?でぶるわよ。まじで。」
黒コートに身を包んだリオははるかに小さいケーキを食べていた。
「うっさいわねえ。どれをドンだけ食べてどのようになろうとも私のかってでしょう。」
BGMで鴉のかってでしょう。と流れた。有名な歌だ。
しかしそれでもリオは理緒に小言を言う。理緒の短気な正確があらわになった瞬間だった。
「うっさいわね。もう怒った。あんたなんか・・・・。」
汀をかまえ、リオに突進する。
「ティータイム、もう終わりなのね。ちょっと残念。地獄の食魔人アンディス。貴方のお力を我が手に衣として宿られん。」
リオは口をこれでもかというように開けるとその口からは、半透明の液状のものがでてきていた。それは、地獄の酸だった。すんでの所で避けた理緒だったが、靴のつま先は溶けてしまっていた。
「ちょっと!お気に入りの靴、どうしてくれるおつもりなのよおう。弁償よ、弁償。」
「地獄に誓って。知るか。この糞デブりん。」
理緒の頭に血が上ったのが、理緒自信にもよく分かった。
「地獄に誓って。死ぬのだから意味はない。死ね。」
「汀奥義 天之怒天【あまのどてん】」
酸を中性の何かでうち消した。
「地獄の肉包丁。」
BGMは、三分クッキングへと変わっていたのには、誰も気づかなかった。二人は、それほど集中していたのだった。
八迫、竜太組
「ねえ。八迫。この階段って、無駄に長くない・・・?」
「長くない・・・。」
がーーーーーーーーん!
竜太はひどく落ち込んだ。
「おい。馬鹿。入り口発見。」
先ほど奪われたエンブレムコーヒーを片手に、八迫は空を見た。
「暗い・・・・な。」
理緒は、地獄の肉包丁により、生傷だらけだった。
「地獄の蜂の毒を塗ってあるから、消毒不可能なの・・。」
肉包丁をうまいことかまえると、
「短気な私は時間が待てないの。ひと思いにばっさりと・・・。」
「死ねっ!!!!!!!!破阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿《はあああああああああああああああああああああ》!!!!!!!」
『糞竜太・・。龍馬さん・・・・。師匠・・・・・・長官・・・・・』
心の中で、その言葉の羅列と顔が浮かんでくる。
アルティメットインビンシブル暴力女・・・・・。
アルティメットインビンシブル暴力女・・・・・。
アルティメットインビンシブル暴力女・・・・・。
誰なの?私の名前を呼ぶのは・・。・・・・・・・・・・・・。コードネームか。でも誰なの・・・。その姿だけで良い。見せてよ・・・。アルティメットインビンシブル暴力女。それが私に与えられてコードネーム。アルイン暴女。スパイとして、人間としての人生はここで終わるのね。こんな事になるんだったら進入しないで、助けなきゃよかったかな・・・。こんな事なら・・。
「アルティメットインビンシブル暴力女〜〜〜!」
かすんだ目には、肩を上下させ、息を切らしている竜太がいた。
「通行途中にあったから・・・。来てやったぞ。」
竜太。でも私もう・・だめ・・。
「黒崎理緒・・・・・。」
初めて、竜太にフルネームで呼ばれたよ・・・。
平田竜太・・・。
栗柄八迫・・・・・。
一文字悶太・・・・・・・。
中片亮祐・・・・・・・・・・・。
そして、長官。私は貴方の最後のミッション、クリアーできました。これが自信を持って答えられる、仲間です・・・。親友です。・・・・・・・。長官も、もちろんその中に入っています・・。
これで一人前のスパイになれました。
理緒の意識は、永遠とも言える狭間へと、途絶えた。
空に見えるは、無限の星・・・・・を見立てた天井。
目の前に見えるは、接吻直前の竜太の顔。
「だっはあああああああああああああああああ!」
理緒は、とっさに飛び跳ねた。
竜太のほおを思いっきりたたいて。
「おい・・・八迫。お前の行ったこと嘘じゃねえかよ・・・・・。」
八迫は棚によっかかり、
「どの情報だ。手の甲にキスで目覚めるか?とか、頬ずりで目覚めるか?の他に、唇と唇をあわせて接吻で目覚めるか?ってやつか?」
もしかしてと冷や汗をかきつつ私は聞いた。
「全部・・・やったの?」
八迫は真顔で
「全部やったの。」
くるりと綺麗なターンを決め竜太の方を向くと、
「死ねええええええええええええええい!」
汀でおそってやった。
「八迫の馬鹿阿阿阿!」
「次の階に行かなくて良いのか・・・?」
八迫は口にたこ焼きに付属していて、女子の間では嫌われている、青海苔とソースを付けてつぶやいた。眼はしっかりと、夫婦漫才をみていた。
「夫婦漫才ぃー。」
その言葉に、理緒の首はこちらに向いた。
「ちょ、待て、お前俺の心が読めるのかデブラブヒョーン。」
最後のほうは、殴られている。
俺はやっと気が付いた。
この仲間がいるから、安心できるんだって。
伝説のタッグが三肌脱ぐ・・・。
中片亮祐、一文字悶太
VS
中片亮祐、一文字悶太
竜太、八迫、理緒の活躍の場はあるのか・・。