第三話前編 謎の暗躍!裏教育委員会から来た長谷川律子、現る!
前回までのあらすじ?
平和を願う少年竜太は戦争で親兄弟、友達、そしてプライドを亡くした。竜太は怒りにまかせて暴れたところを取り押さえられ、つれて行かれた病院で恋をした。彼女もまた、戦争で孤独になった一人だったからであった。二人は出会うべくして、出会った二人であったのだ。しかし過激な戦争は、やっと出来た愛のつながりをもつ彼らをも引き裂く。
2008年最初にして最後の感動物語、 切り裂きジャックは殺しません!
戦争をするのは愚かなこと。しかしその愚かなことを乗り越えてこそ、人間は進歩するのだ。少年竜太が訴える、真実を越えた尼憩いの物語。本当の平和は、僕等の心にこそあるんだ。
これを読まずして、平和は語れない。語ってはいけない。彼らが示した、純愛の和平ストーリー、ここに最速ノベルス化。
第三話前編 謎の暗躍!裏教育委員会から来た教師長谷川律子現る!
朝の朝礼
「エー本日付けで天部中学校に派遣された長谷川律子さんです。」
「担当教科は英語です。Heiio.みんなに英語をできっちり教えちゃいます。」
さすがの不良たちもやはり青少年。パンチラぎりぎりの服に釘付けで、元気に「ハーイ」とまで返事をする物もいた。竜太は眠そうに焦点が合わない目で長谷川を見ていた。
昨日の萌え系アニメをリアルタイムで見ていたのだ。
やっぱり、その場で見て、掲示板で意見をぶつけ合うのがオタッキー【現在進行形】ってもんでしょ。
朝礼が終わり竜太がトイレで立ちながら用を足していると突然ジャックに通信が入った。
通信できるなんて知らなくてびっくりして、ズボンにかけたなんて、誰にもいうまい。
「刺客は長谷川律子。気をつけろ。」
八迫はジャックでそう告げた。その声は、震えていた。ありえない。八迫は絶対に。
「なんか、あったのか?」
聞き返したが、帰ってきたのは、
「ガサゴソ・・・・ビビリッシャクシャクシャク。」
「ああ、俺のポテチ君食べるなあああああ。」
竜太は聞き取れなかった。
「アイツは、俺の・・・・・。」
そういったのを。それが聞こえていれば、これからのことが変わったかもしれないのに・・・。
通信はきれた。
あろう事か気にくわない教師長谷川律子は竜太の英語担当だった。もう一人の物静かな後藤先生が良かったのだが・・・。それ以前に竜太は未だこの不良だらけの場所になじめずにいた。そこに話しかけてくる一昔前のガングロの少女がいた。西村秋鹿であった。
「ねえあんた。あんた、本当は切り裂きジャックなんでしょう。」
竜太かちん。と体が凍った。もうはや秘密がばれたなんて。
「放課後、屋上で待ってるから来てね。」
軽い投げキッスを食らってしまった。
軽くストライクゾーンにストライクしてたのに。
秘密が・・・ばれた。
放課後まだ部活にも入部していない竜太は屋上へと急いだ。
竜太は屋上に着くやいなや叫び声をあげた。
そこにいたのは異形の怪物とかした秋鹿だったからだ。
「うふふっふふふふふふふふふふふふふふふふううふふうっふ。ヒーローさん。」
竜太は八迫に言われたことを思い出し叫んだ。
「へんしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。」
竜太は光り輝きだした。そして学生服も消えた。下着も全て。
竜太は股間がスウスウするので見てみると全裸だった。
「ちょっと・・・嫌・・見るな・・・。」
秋鹿はじーっと一点を集中してみた。
「可愛い。」
舌なめずりをして待っている。しまいにはそーっと手を伸ばしている。そんなとき竜太はまだ全裸でヒーローになっていた。
「もうイヤー。」
年頃の竜太が全裸を見られたのだから当然の感想だろう。怪物であっても。
とりあえず竜太は切り裂きジャックに変身したのだから問題ない。と作者は思う。この変身の仕方はどうかと思うけど。
思いっきりはじかいてもらいたいし。え?恥かくの・・・俺?
そして後半へ続く
もしもこの小説に出たいという方がおりましたら、どうか出してほしい名前と、性格、どのような人物かという人物像、感想をお書きの上で、お送りください。感想とか、もらったこと無いんで、お願いします。
裏話
ここに気づいたあなたは幸せです。ここでは作者による読者のための人物紹介を行いたいと思います。でも、この一回だけですんで、毎回楽しみにスルーなんてこと内容に。
第一回目の人はやはりこのかた
主人公、平田竜太さんです。
彼は僕の今の同級生で、左頬に大きな黒子を持っています。これがまた背も高くて・・。
勉強は全くと言っていいほど出来ません。
そういう僕も社会科以外は普通の成績なんですが。体育なんかは問題外。今ニュースでもしている体力減少の一人なんです。
竜太は、とても天体観察なんてしませんよ。現実には。将来の夢は工事の人【おじさん】が良いとか言ってました。
果たして彼の夢は叶うのでしょうか。まあ、どっちでも良いデスよねぇーどうでも。